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SMHでらくらくHP-UXシステム管理

第3回:kcwebによるカーネル・パラメータ管理

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Developer Edge

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SMHでらくらくHP-UXシステム管理 第3回:kcwebによるカーネル・パラメータ管理
HP SMH(System Management Homepage)では、HP-UXのカーネル・パラメータを設定管理するためのツール「HP-UX カーネル構成(kcweb)ツール」を提供しています。カーネル・パラメータとは、HP-UXカーネルの動作をこまかく制御するための設定値です。例えば、オープン可能なファイル数の最大値や、プロセスのメモリサイズの最大値など、さまざまなシステム・リソースの割り当てを制御できます。今回は、kcwebによるカーネル・パラメータ管理の方法を紹介します。
SMHでらくらくHP-UXシステム管理 第3回
kcwebとは何か
アラーム機能の使い方
関連ホワイトペーパー
(PDF、2.40MB)
2007年4月
著:日本ヒューレットパッカード
株式会社

kcwebとは何か

HP SMH(System Management Homepage)では、HP-UXのカーネル・パラメータを設定管理するためのツール「HP-UX カーネル構成(kcweb)ツール」を提供しています。カーネル・パラメータとは、HP-UXカーネルの動作をこまかく制御するための設定値です。例えば、オープン可能なファイル数の最大値や、プロセスのメモリサイズの最大値など、さまざまなシステム・リソースの割り当てを制御できます。そのほか、セキュリティ・ポリシーの設定や、オプション機能の有効化など、HP-UXでは150〜200種類のカーネル・パラメータが利用されています。

kcwebでは、以下の作業が可能です。
  • カーネル・パラメータの変更――HP-UXのカーネル・パラメータを変更できます。システムをリブートせずに変更できるパラメータも数多くあります。
  • カーネル・パラメータのリソース使用量のモニター――カーネル・パラメータのリソース使用量をグラフ表示により監視できます。
  • カーネル・モジュールのロード/アンロード――カーネル・モジュールを動的にロード/アンロードできます。システムのリブートは不要です。
  • カーネル・パラメータのアラーム設定――特定のカーネル・パラメータのリソース使用量がしきい値を超えた時に、通知を受け取るようアラームを設定できます。複数のパラメータにアラームを設定したり、1つのパラメータに複数のアラームを設定したりできます。
  • システムのリブート―― kcwebからシステムをリブートできます。
ちなみにkcwebは、HP-UX System Administration Manager(SAM) やHP Systems Insight Manager(SIM) から起動することもできます。

kcwebの使い方

まずは、kcwebを起動します。SMHのトップページにて、[System Configuration]−[Kernel Configuration]をクリックすることで、kcwebを開けます。

図1:kcwebのトップページ
図1:kcwebのトップページ

kcwebのトップページを開くと、調整パラメータタブが表示されます。このタブでは、HP-UXの各種カーネル・パラメータの表示や設定が可能です。以下の表は、調整パラメータタブに表示される各カラムの意味を表します。

表1:調整パラメータタブのカラム内容
カラム名 説明
調整パラメータ カーネル・パラメータの名前
調整機能 カーネル・パラメータの種別。次のいずれかの値です。
  • Static――変更後にシステムのリブートが必要なカーネル・パラメータ
  • Dynamic――変更後にシステムをリブートする必要のないカーネル・パラメータ
  • Auto――変更後にシステムをリブートする必要のないカーネル・パラメータ。ただしカーネル調整パラメータをデフォルト値に設定し、カーネルが実行時に適切な値に設定する場合には、リブートが必要です。
現在値 アクティブなカーネル、または現在実行中のカーネルでのカーネル・パラメータ値
次回ブート時の値 システムのリブート後に、カーネル・パラメータに設定される値
デフォルト値 カーネル・パラメータのデフォルト値
現在の使用率(%) モニター可能なカーネル・パラメータの使用率
モジュール パラメータに対応するモジュール(存在する場合)の名前

調整パラメータタブでいずれかのカーネル・パラメータを選択すると、画面下にはパラメータの詳細情報が表示されます。

図2:カーネル・パラメータmaxdsizの詳細情報
図2:カーネル・パラメータmaxdsizの詳細情報

カーネル・パラメータの使用量を表示するには、次の手順を実行します。
  • 調整パラメータタブを選択すると、カーネル・パラメータの一覧が表示されます。
  • 必要なカーネル・パラメータを選択します。
  • 画面下にカーネル・パラメータの詳細情報が表示されます。
カーネル・パラメータに対するモニター機能を有効にしておくと、同パラメータの最近のリソース使用率と、現在の上位利用者が表示されます。

また、[調整パラメータを変更]をクリックすることで、指定したカーネル・パラメータの値を変更できます。

図3:カーネル・パラメータmaxdsizの変更
図3:カーネル・パラメータmaxdsizの変更

ここで、[マンページ]をクリックすると、選択したカーネル・パラメータについての詳細な説明を記載したmanページを参照できます。

図4:カーネル・パラメータmaxdsizのmanページ
図4:カーネル・パラメータmaxdsizのmanページ

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