SMHでは、HP-UXにおけるディスク管理やファイルシステム管理のためのGUIツールとして、「Disks and File
Systemsツール(fsweb)」を提供します。fswebでは、物理ディスクや論理ボリューム、およびファイルシステムの管理を実施できます。HP-UXの標準ファイルシステムであるVxFS(Veritas
File System)およびHFS(Hierarchical File System)に加えて、CacheFS(Cache
File System)、CDFS (Compact Disc File System)、CIFS (Common Internet
File System)などの各ファイルシステムの管理が可能です。
2007年6月
テクニカルライター 小林聡史
SMHでは、HP-UXにおけるディスク管理やファイルシステム管理のためのGUIツールとして、「Disks
and File Systemsツール(fsweb)」を提供しています。fswebでは、物理ディスクや論理ボリューム、およびファイルシステムの管理を実施できます。
fswebを起動するには、SMHのトップページより「Disks and File Systems」を選択します。つづいて「ディスク」タブを選択します。
図1:fswebのディスクタブ
このディスクタブでは、HP-UXで使用する物理ディスクの管理が可能です。同タブの画面上部には、サーバーに接続された物理ディスクやDVDドライブの一覧が表示されます。この一覧にていずれかのディスクを選択すると、個々のディスクの詳細情報が画面下部に表示される仕組みです。図1は、2行目のディスクを選択し、その詳細情報を表示した例です。
また画面右側には、選択したディスクに対して実行できる各機能のリンクが表示されます。たとえば、ディスクの統計情報の表示をはじめ、ディスクの「使用中」マークの設定、デバイスID設定、LUN属性の設定が可能です。
複数の物理ディスクをまとめたボリュームグループ(VG)を管理するには、「ボリュームグループ」タブを開きます。
複数の物理ドライブをまとめたボリュームグループ(VG)を管理するには、「ボリュームグループ」タブを開きます。
図2:ボリュームグループタブ
このボリュームグループタブも、ディスクタブと同様に、画面上部にはVGの名称やタイプ、サイズ、空き容量などの一覧が表示されます。また、一覧にていずれかのVGを選択すると、画面下部にその詳細情報が表示されます。図2の例では、選択したVGに含まれる論理ボリュームの割り当て状況が円グラフで表示されています。
さらに画面右側には、VGの作成/変更/削除、使用開始/停止、縮小/拡張、エクスポート、配布/配布削除などの各機能のリンクが表示されます。
VGの作成手順は以下の通りです。
ボリュームグループタブにて「VG の作成」をクリックします。
「ボリュームグループの作成」ウィンドウで、ボリュームグループ名を入力します。
物理ボリュームの構成領域で、「未使用ディスクの選択」ボタンをクリックして、ボリュームグループに追加する物理ボリュームを選択します。
「未使用ディスクの選択」ウィンドウで、ボリュームグループに追加する物理ボリュームを選択します。選択した物理ボリュームに複数のパスが存在する場合、テーブルのチェックボックスをクリックすることでプライマリパスを選択できます。つづいて「選択」ボタンをクリックします。
「ボリュームグループの作成」ウィンドウで、物理ボリュームグループを作成して物理ボリュームを配置するために、物理ボリュームの物理ボリュームグループの必要な情報を入力します。ボックスを空白のままにすると、物理ボリュームは物理ボリュームグループに配置されません。
「オプション属性」にて、必要な情報を入力します。
「プレビュー」または「作成」をクリックします。
以上の手順により、新しいVGが作成されます。
つづいて、「論理ボリューム」タブを選択することで、論理ボリューム(LV)の管理が可能です。
図3:論理ボリュームタブ
論理ボリュームタブでは、画面上部にLVの一覧、画面下部にLVの詳細情報が表示されます。また選択したLVに対して、画面右側のリンクをクリックすることで、LVの変更/拡張/縮小/削除、使用状況の変更、マーク設定が可能です。また、LVのミラーリングに関する操作として、ミラーの追加/削除や、分割、マージが可能です。
たとえば、LVを作成するには以下の手順を実施します。
論理ボリュームタブにて「LV の作成」をクリックします。
「論理ボリュームの作成」ウィンドウで、使用するボリュームグループのラジオボタンをクリックします。
論理ボリュームの定義領域では、LV 名とサイズに論理ボリュームの情報を入力します。
ミラーリングを用いる場合は、ミラーの構成領域にて「ミラーリングを有効」にするをクリックします。なお、ミラーリングを利用するにはHP
MirrorDisk/UX ソフトウェアが別途必要です。
ストライピングを用いる場合は、ストライプオプションの構成領域にて、「ストライプを有効にする」をクリックします。
エクステント割り当てオプションで、必要な情報を入力します。
「プレビュー」または「作成」をクリックします。
以上の操作で、LVが新しく作成されます。
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