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| 今回は、このメカニズムの上に実装されている障害管理ツール「Event Viewer(evweb)」について説明します。HP-UXでは、システムの内部で発生する多種多様なイベント情報を「HP WBEM Provider」を通じてWBEMのイベントとして取得できます。evwebは、これらのうち管理対象としたいイベントに対して「サブスクリプション」を登録しておくことで、特定のイベントが発生したときのみ通知を受けることができるツールです。 |
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2007年9月
テクニカルライター 小林聡史 |
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前回は、HP-UXに新たに導入されたWBEMベースの障害管理のメカニズムについて紹介しました。今回は、このメカニズムの上に実装されている障害管理ツール「Event Viewer(evweb)」について説明します。
evwebは、おもに以下のコンポーネントから構成されます。
- Event Subscription Administration(イベント・サブスクリプション管理)
イベント通知を受ける設定(サブスクリプション)の管理
- Event Archive(イベント・アーカイブ)
発生したイベント情報を保存するデータベース
- Event Viewer(イベント・ビュアー)
Event Archiveに保存されたイベント情報を表示するビュアー
なお、evwebに備わるこれらのコンポーネントの機能はSMH上のGUIにて利用可能なほか、コマンドライン・インタフェースを通じて利用することができます。
さて、evwebを起動するには、SMHのトップページにて「Tools」メニューを選択し、「evweb」→「Select Subscription Administration」をクリックします。これにより、「Event Subscription Administration」ページが表示されます。
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図1:Event Subscription Administrationページの表示例 |
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前回紹介したとおり、HP-UXシステムの内部で発生する多種多様なイベント情報は、「HP WBEM Provider」を通じてWBEMのイベントとして取得できます。evwebでは、これらのうち管理対象としたいイベントに対して「サブスクリプション」を登録しておくことで、特定のイベントが発生したときのみ通知を受けることができます。上図のEvent Subscription Administrationページでは、このサブスクリプションの一覧が表示されます。
新規のサブスクリプションを登録するには、この画面右側の「Create subscription」をクリックします。
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図2:Create Subscriptionページ |
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このページでは、サブスクリプションの名称をはじめ、対象となるイベントの重要度(Severity)、監視するデバイス種類、イベントIDなどの条件を指定します。また、収集したイベントの送信先(Destination)として、evwebのEvent Archiveをはじめ、syslog、メールを指定可能です。ここでメールアドレスを設定すれば、特定のイベントが発生した段階でメールによる通知を受けることができます。
これらのサブスクリプション内容を指定し、ページ下の「Create」ボタンをクリックすることで、新規のサブスクリプションが登録されます。登録したサブスクリプションは、Event Subscription Administrationページの一覧に追加されます。
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