ある企業がWebサーバの置き換えを検討しています。既存のSun Enterprise 250サーバは導入からすでに4〜5年がたち、リース期間の終了も間近になった今では、そろそろ現状に対応できなくなっているからです。現有資産としてのWebアプリケーションや、Oracleマスターをはじめとした技術者のスキルのことを考えると、引き続きSunの新しいサーバを導入するのが最も無難な選択ですが、今回はパフォーマンスやセキュリティのさらなる向上を目指して、別のアーキテクチャを採用することにしました。新たに導入を予定しているのは、Intel
Itaniumプロセッサー搭載のHP Integrityサーバrx2600です。
今回の実験では、既存のSunサーバのSolaris7上で稼動している2種類のWebアプリケーションを、IntegrityサーバのHP-UX上にポーティングします。
実験の担当者Sは、ここ数年、Solaris7を担当していた技術者で、Solaris7以外のことはほとんど知りません。そこで、HP-UXに詳しい同僚Hの手を借りつつ実験を進めることになります。HP-UXへのポーティングを完了させるまでにはいくつかの問題にぶつかりましたが、同僚Hのアドバイスのおかげで、既存のWebアプリケーションをほとんど修正することなくHP-UXにポーティングすることができました。今回から数回に分けて、このポーティング作業の一部始終をご紹介します。
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