| JK2 のインストール
次は、Apache とTomcatを連携させるためのコネクタをインストールします。今回は、jakarta-tom-cat-connectors-4.1.30-srcではなく、別途JK2
2.0.4 (jakarta-tomcat-connectors-jk2-src-current.tar .gz)のソースアーカイブをJakartaのWebサイトからダウンロードしました。しかし、configureがItanium用のHP-UX 11i v2(11.23)には対応していなかったので( PA-RISC用のHP-UXには対応済み)、TomcatのWebサイトからパッチを入手してビルドしました。
Apacheのapxsにより、mod_jk2.soファイルはmodulesディレクトリにコピーされるため、あとはhttpd.confに「LoadModule
jk2_module mod-ules/mod_jk2.so」を追加してJK2 のインストールを終えました。
Oracleのインストール
Oracle9i Release2のインストールの前に、ソフトウェアとデータベースのマウントポイント用論理ボリュームを追加しなければなりません。
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HP-UXではディスクスペースを論理ボリュームという単位で分けて、論理ボリュームマネージャが管理するんだよ。 |
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それでいったい、どうやって論理ボリュームを使えばいいんだ。 |
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論理ボリュームは、ソフトRAIDに似てるんだ。こんなふうに使えばいいんだよ。 |
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Tips5 HP-UXの論理ボリュームの設定方法
論理ボリュームを使うためには、物理ボリュームデバイス上にあるパーティション(/dev/dsk/c0t0d0など)をボリュームグループにアサインします。このボリュームグループ内の合計スペースを1つまたは複数の論理ボリュームとして分割することにより、OSがこれらの領域をパーティションのように利用できるようになります。
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サーバ構築時にすでに43GBを使っています。残りのディスク領域を10GBずつに分け、ソフトウェアマウントポイントとデータベースマウントポイント用に割り当てます。論理ボリュームの用意ができたら、Oracleのインストールに進みます。
Oracleのインストーラを起動する前に、次の作業を済ませておきます。
- UNIX グループとアカウントの追加
UNIXグループにoinstall とdbaを追加し、追加したグループのUNIXアカウントとしてoracleユーザを追加します。技術資料『HP-UX
11i v2(11.23) +Oracle9i DB構築手順』には、グループ属性を設定するようにという記述があります。グループ属性を設定することにより、Oracl9iのパフォーマンスが向上します。
- カーネルパラメータの変更
カーネルパラメータを変更するには、SAMからKernel Config(kcweb)というツールを起動します。kcwebではパラメータどうしの関連性もチェックされており、関連する項目の値を先に変更しておかなければ変更できない値もあります。
- CD-ROM デバイスのマウント
『Oracle9i for UNIX Systems インストレーションガイドリリース2(9.2.0.1.0)』には、CD-ROMのマウントにはpfs_mount
コマンドを使うと書かれていますが、マウントポイントを/SD_CDROM/ とすると、アンマウントに失敗することがあります。『HP-UX
11i v2(11.23)+Oracle9i DB 構築手順』では、mount コマンドを使うように指示されているため、mount
コマンドを使ってCD-ROM をマウントします。
あとは、Oracleのインストーラを起動してOracle のドキュメントどおりに行えば、インストールは完了です(ログ-2)。
・ログ-2 Oracle9i 起動時のログ
SQL*Plus: Release 9.2.0.2.0 - Production on 月Jul 12 15:41:14
2004
Copyright (c) 1982, 2002, Oracle
Corporation. All rights reserved.
SQL> アイドル・インスタンスに接続しました。
SQL> ORACLEインスタンスが起動しました。
Total System Global Area 320356472 bytes
Fixed Size 753784 bytes
Variable Size 285212672 bytes
Database Buffers 33554432 bytes
Redo Buffers 835584 bytes
データベースがマウントされました。
データベースがオープンされました。
SQL> Oracle9i Enterprise Edition Release
9.2.0.2.0 - 64bit Production
Database "ora" warm started.
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「Web セミナー受付システム」のミドルウェアのインストールは、これですべて完了しました。
Linuxへのポーティング
ミドルウェアインストール編「Webセミナー受付システム」
- Cコンパイラについて
ミドルウェアのソースのコンパイルをする際に、RedHat Linuxに同梱されていたCコンパイラのGCC2.96ではなく、GCC
3.4.0をあらためてインストールして利用した。このGCC 3.4.0は、Itanium上での高速化が期待されている。
- Oracle9iのインストール
Oracle9iのインストール時に注意しなければならないのは次の点だ。このサーバは、RedHat Linuxのインストールの際に、ハードディスクの容量一杯にパーティションが切ってあったため、HP-UXの時とは異なり2台目のハードディスクにOracleのソフトウェアマウントポイントとデータベースマウントポイントを作成しようと考えた。2台目のハードディスクはまだ未使用だったため、fdiskを実行し2台目のハードディスクを参照すると、全体が1つのGPT
パーティションに見えた。GPTとは、GUIDパーティションテーブルの略で、MBRなどのパーティションスタイルの一種なのだが、現時点ではfdiskでGPT上のパーティションテーブルを見ることはできない。そのため、これを削除してMBRでパーティションを切り直してしまった。本来は、partedというコマンドを使って、GPT上のパーティションを操作することが推奨される。
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