Security ContainmentのRBACにより、root権限の一部を一般ユーザに付与し、rootの利用を最小限にとどめられる。とはいえUNIXでは、たとえrootユーザとしてログインしていなくても、自覚のないままroot権限を行使しているケースが実は数多くある。それは、“setuidされたコマンド”の実行時である。
Fine-grained Privilegeは、root権限をおよそ40種類に細分化し、個々のプロセスに付与することでsetuid問題を解決する。これらの新機能をシステム提案にうまく取り入れれば、ITのセキュリティに対して広まりつつある不安も、SIerにとってはむしろ追い風となるはずだ。