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| HP-UXのネットワーク・インストール・ツールIgnite-UXを利用することで、Integrity VMのVMゲストに対するOSインストール作業を簡素化できます。今回は、このIgnite-UXを用いて、HP-UXのOSイメージをネットワーク経由でVMゲストにインストールする基本的な手順を説明します。 |
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| Integrity VMでやさしく学ぶサーバー仮想化 第8回 |
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2006年11月
テクニカルライター 小林聡史 |
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まずはIntegrity VMからIgnite-UXを利用する前提条件として、VMゲストがネットワーク上のIgnite-UXサーバーに接続可能であるか確認します。つまり、VMゲストに仮想スイッチが設定済みであり、さらにその仮想スイッチに関連づけられた物理NICがIgnite-UXサーバーと同じサブネットに接続されている状態です。
例えば、Ignite-UXサーバーがVMホストのlan0と同じサブネットに属しているとします。hpvmnetコマンドを利用することで、このlan0に割り当てられている仮想スイッチの有無と同スイッチの情報を確認できます。 |
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| 仮想スイッチのネットワーク接続状態の確認 |
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| この出力例は、仮想スイッチvswAがlan0に割り当てられていることを示しています。よってvswAに接続されているVMゲストであれば、Ignite-UXサーバーに接続可能です。一方、VMゲストがvswAに接続されていることを確認するには、hpvmstatusコマンドを以下のように実行します。 |
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| VMゲストの仮想スイッチ接続状態の確認 |
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この出力例では、VMゲストmyvm02がvswAに接続されていることを示しています。この例のように、VMゲストと仮想スイッチの接続が確認できない場合は、仮想スイッチとの接続を新たに定義する必要があります。例えば、hpvmmodifyコマンドを実行します。
| # hpvmmodify -P myvm02 -a network:lan::vswitch:vswA |
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Ignite-UXサーバーのインストール |
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つづいて、Ignite-UXサーバーのインストール手順を説明します。HPでは、Integrity VMのOSインストール作業に用いるIgnite-UXサーバーについて、HP-UX 11i v2を搭載したHP Integrityサーバーの利用を推奨しています。HP 9000サーバーや旧バージョンのIgnite-UXサーバーでは、VMゲストとの通信が行えない場合があるので注意してください。なお、以下に説明するインストール手順は、Ignite-UXバンドルB5725AAに基づいています。Ignite-UXのインストールに関する最新情報は、HP-UXドキュメント『Ignite-UX管理ガイド』を参照してください。
Ignite-UX サーバーのインストールや初期化の作業は、Ignite-UXに備わるユーザーインタフェース上で実行できます。ただし、このユーザーインタフェースをHP Integrityサーバー上で使用するには、次に説明する2種類のネットワーク設定のいずれかをあらかじめ実施しておく必要があります。 |
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固定IPアドレスの場合 |
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| Ignite-UXクライアント(つまり今回の場合はVMゲスト)にIPアドレスを固定で割り当てる場合は、Ignite-UXサーバーとなるHP Integrityサーバーの設定ファイル/etc/bootptabを編集します。同ファイルでは、デフォルト・エントリを参照するかたちでクライアント・エントリ(VMゲスト向けのエントリ)を追加します。以下に、2つのクライアント・エントリを追加した例を示します。 |
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| /etc/bootptabの設定例 |
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この例は、1つのデフォルト・エントリ(IADEF)と2つのクライアント・エントリ(myvm01およびmyvm02)が定義されています。デフォルト・エントリでは、次の4つの値を変更する必要があります。
- bp ―― クライアントに返答するIgnite-UX サーバーのIPアドレス
- sm ―― クライアントが使用しているサブネット・マスク
- gw ―― ネットワーク・ゲートウェイのアドレス
- ds ―― DNSサーバーのアドレス
一方、クライアント・エントリでは、クライアントのホスト名から始まり、残りの3つの属性を次のように定義します。
- tc ―― このクライアントが使用するデフォルト・エントリ(上記例ではIADEF)
- ip ―― クライアントのIP アドレス(固定)
- ha ―― クライアントのMACアドレス
なお、VMゲストのMAC アドレスは、hpvmstatusコマンドまたはVMコンソールで確認できます。 |
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