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では、図3の設定により、WLMは具体的にどのような振る舞いを見せるのだろうか。WLMを導入したWebLogic Serverに対して、前編と同様の負荷パターンによるテストを実施する。図4は、その場合のCPU使用率の変化を示したグラフである。 |
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| 図4:「pset + WLMを設定」した場合のCPU使用率 |
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図4の縦軸はCPUリソースの大きさを表しており、1CPU = 100に相当する。薄い灰色の線がプレミアユーザに割り当てられたCPUリソースの大きさを示し、赤色の線はプレミアユーザによるCPU消費量を示す。このように、CPU消費量の上昇に応じてプレミアユーザに分配されるCPU数も増え、消費量が下降するとCPU数も減少するという自動調節が実現している。ちなみに、濃い灰色の線が示す一般ユーザのCPU消費量を見ると、プレミアユーザを優先した分だけCPUリソースの配分が減少していることがわかる。
では、肝心のレスポンス時間についてはどのような結果が得られているだろうか。
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| 図5:「pset + WLMを設定」の場合のレスポンス時間 |
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図5が示すとおり、プレミアユーザが高負荷状態にある時間帯でも、プレミアユーザのレスポンス時間は一定に維持されている。つまり、WLMによる自動配分によって、プレミアユーザ用のWebLogic Serverインスタンスはつねに十分なCPUリソースをできていることが確認された。また、負荷の低下にともないリソース配分は元に戻り、一般ユーザのレスポンスも改善していることがわかる。
図6は、WLMの導入によるパフォーマンスの変化をまとめたものだ。 |
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この表が示すとおり、仮想化技術のWLMを導入する前と比べて、プレミアユーザ用WebLogic Serverのスループットは約1.4倍に改善し、レスポンスタイムも1/2に減少した。オンラインショッピングという典型的なWebアプリケーションにおいて、WebLogic
Serverと仮想化技術の組み合わせがサービスレベル保証に有効なことが示されたと言えるだろう。 |