cpio は Copy Input to Output の略で、標準入力からファイル名のリストをよみ,
その内容を標準出力に出力します。これも古くから UNIX にそなわっているコマンドです。
$ find /etc -print | cpio -ocx >
/dev/rmt/0m
/etc ディレクトリの内容をテープへ保存します。
$ cpio -icdmuvx < /dev/rmt/0m
current </etc/mnttab> newer
current </etc/group> newer
current </etc/passwd> newer
current </etc/magic> newer
current </etc/ioconfig> newer
current </etc/services> newer
current </etc/fstab> newer
. . . . . . . .
保存した内容をリストアします。
# find /etc -depth -print | cpio -pd ./backup
/etc ディレクトリの内容を backup ディレクトリ以下にコピーします。これは次のようにしてもおなじです。
# find /etc -depth -print | cpio -ocv | (cd ./backup; cpio -icdmuvx)
cpio はスペシャルファイルのバックアップをとることが可能です。これにより、システムのバックアップをとることもできます。
# find / -print | cpio -icdmuvx > /dev/rmt/0m
システム全体 (/ 以下すべて) のバックアップをとっています。
ただ、cpio にはファイルシステム毎のバックアップをとるというような柔軟性がありません。たとえば上で、/ と /usr が別々のファイルシステムの場合、/
以下と /usr 以下のみのパックアップをとるということができません。ただし、一般に tar よりも高速であり, 手軽であるという点で、個人用のバックアップツールとしては適しているといえます。
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