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HP Serviceguard クラスタ構築手順

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HP Serviceguardクラスタ構築手順
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5. Serviceguard クラスタの構築

Serviceguard の構成は、構成ノードと呼ばれる一つのノード上から行われます。そこで構成された設定のバイナリファイルが各ノードに送信され、全体に行き渡る仕組みになっています。

Serviceguardクラスタの構築自体は、Serviceguardコマンドか、HP SMH (System Management Homepage)によるGUI のいずれかから行うことができます。ここでは、コマンドを使用してクラスタを構築することにします。

以下の説明は、マニュアルの5章、6章を基に、記述を行っています。
HP Serviceguard クラスタ構築手順
はじめに
1.システム構成
2.OSのインストール
3.OSボリュームのミラー化
4.データディスクの設定
5.Serviceguard クラスタの構築
6.ネットワークタイムプロトコルの使用
7.共有ディスク上のファイルシステムの作成
8.クラスタの構成
9.パッケージの作成
10.クラスタの管理
11.リソースの場所

5.1. セキュリティファイルの編集

以下の作業は、クラスタを構成する全てのノードで行います。

クラスタを構成する各ノードにおいて、rootユーザは透過な権限を与えられなければなりません。これは後でクラスタ構成バイナリファイルをrcp(1)コマンドでクラスタの各ノードに配布するためです。そこで、両方のノードの/.rhostsファイルに以下の記述を行います。
# more /.rhosts
fred	root
ginger	root

5.2. /.rhosts を使用しない場合の設定

以下の作業は、クラスタを構成する全てのノードで行います。
主としてセキュリティ上の理由から/.rhostsの使用を避けたい場合があります。その場合、両方のノードで/etc/cmcluster/cmclnodelist ファイルを以下のように作成、編集します。

# more /etc/cmcluster/cmclnodelist
fred	root
ginger	root

5.3. 名前解決の設定

以下の作業は、クラスタを構成する全てのノードで行います。

上述のfredやgingerといったノード名はクラスタ内で名前解決されている必要があります。つまり、fredやgingerのIPアドレスが与えられたときに、それらのIPアドレスがfredやgingerに対応するものであることがわからなければなりません。もし、fredとそのIPアドレスの対応、およびgingerとそのIPアドレスの対応がネームサーバに登録されていればDNSを使用することができます。ネームサーバへの登録が行われておらず、DNSが使用できない場合には/etc/hostsファイルを使用することで名前解決が行えます。

ネームサービスへの登録がなされているものとして、以下に必要なファイルの設定を記述します。

  1. /etc/resolv.conf の編集

    もし、クラスタ内の各ノードに/etc/resolv.confが存在しない場合、/etc/resolv.confを次の内容で作成します。

    # more /etc/resolv.conf
    domain		jpn.hp.com
    nameserver	192.39.41.1	# nameserver
    

    ここで、jpn.hp.comはクラスタを構成するノードfred、gingerが属するドメイン名です。また 192.39.41.1 はネームサーバのIPアドレスです。これらの設定がわからない場合はシステム管理者に確認ください。

  2. /etc/nsswitch.conf ファイルの編集

    名前解決の際、最初に/etc/hostsファイルを参照し、もしこのファイル内に解決すべき名前が存在しない場合にはDNSを利用するように設定します。

    # more /etc/nsswitch.conf
    hosts:	files [NOTFOUND=continue] dns
    

  3. /etc/hosts ファイルの編集

    /etc/hostsファイルに次の2行を追加します。ここで192.39.51.91はノードfredの、192.39.51.92はノードgingerのIPアドレスです。

    192.39.51.91    fred
    192.39.51.92    ginger

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