インストールフローの中で最も重要なポイントは「本構成での注意点」というセクションです。 インストールフローはハードウェアのシリーズ共通のものとして用意されており、このインストールフローにあてはまらない個々のハードウェア特有の制限は全てここに記載されています。CPU、Ethernetインターフェースなど対象マシンのスペックを確認の上、注意点が該当するかどうかを確認しておいてください。
たとえば、「ProLiant
DL360 G4/SA6i」で「Red Hat Enterprise Linux ES 4」をインストールする場合、「ProLiant
DL 300/500/700シリーズ汎用 Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4インストールフロー (x86, x86_64共通)」という情報にリンクされています。このフローには注意点として以下の記載があります。
- 「Xeon CPU利用時で RHEL4/U1未満の x86_64環境利用時には DBSが悪影響を及ぼすため対処が必要になります。詳細はCPUについての技術情報をご覧ください。
」
- 「Opteron CPU利用時で RHEL4/U2未満の x86_64環境利用時には PowerNow!が悪影響を及ぼすため対処が必要になります。詳細はCPUについての技術情報をご覧ください。
」
- 「Intel/AMD製 dual-core CPUを利用する際、RHEL4/U1環境以降が HPがサポートする kernel環境となります。」
http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/linux/mainstream/product/hardware/pl_all/rhel4_dl357.html
DL380 G4/SA6iにはシングルコアのXeonを搭載しているモデルとデュアルコアの Xeonを搭載しているモデルがあります。DL380G4/SA6iの性能をフルに発揮させるため
x86_64環境を利用するとすれば、上記の3つの制限のうち、最初と最後の2つの制限に気をつける必要がある事がわかります。Xeon CPUに搭載されている DBS問題を回避するためには
U1以上を利用した方がいい事、デュアルコアの Xeonを搭載している場合には少なくとも U1環境が必須である事です。U1とは「Update 1」の意味で、ディストリビューションのパッケージで提供されているインストールメディアよりも新しいものを指しています。この場合、お客様のお手元にはディストリビューションパッケージの箱が届きますが、そのメディアを使用したインストールは適していないので、ディストリビューションのサポートサービスを利用して、アップデートされた新しいインストールメディアを入手しておく必要があることになります。このようにインストールフローにあらかじめ目を通しておくことで、導入時のトラブルを未然に防ぐことができます。導入対象のマシン、Linuxディストリビューションが決まったら、一読しておくことをお勧めします。
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