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SmartArray ソフトウェア RAID - B110i, B120i, B320i(除: ハードウェア RAID)

B110iはハードウェア RAIDなのか?
   違います。B110iの実態は Intel ICH10Rチップセット機能を利用した driver-RAID(fake RAID、firmware RAID等いくつかの呼び方があります)となります。RAIDのパリティ計算等は ProLiant本体の CPUパワーを利用します。
24-JUL-2009, revised 24-DEC-2010
B110iと従来の ICHxRとの違いは?
   従来の ICHxRとの違いとして、設定用の I/Fやドライバが Adaptec製から HP製に変更されています。この変更により既存の SmartArrayと同様に ORCAと ACU/-CLIでの設定、IMAでの監視が可能となっています。また、従来の SmartArrayから HDDの移動とその逆も可能となっています。従来の ICHxRと同様に、専用ドライバを利用する事で RAIDと認識されますが、ディストリビューションに標準搭載されている SATA用ドライバを利用しても HDD単体にアクセスする事ができると云う仕様を引き継いでいます。このため RAID-0構成で利用している環境の kernelをアップデートすると hpahcisrドライバが新しい kernelに適用されていない状態だと RAID-0のうちの片方の HDDにのみアクセスしつつシステムの起動を試みるため、起動に失敗します。
 [22-NOV-2010] B110iは第二世代から AMDにも対応しています。
19-AUG-2009, revised 22-NOV-2010
B110iの第二世代は何が違うのか?
   HDDのサポートドライブ数が 4から 6に、SSDのサポート、ホットプラグ(別途ライセンス要)等の違いがあります。また、DL165G7等の AMDハードウェアでのサポートも開始されており、従来の Intel ICH10R専用と云う枠を超えています。
22-NOV-2010
RHEL6での B110iの扱いはどうなのか?
   RHEL6のインストーラは `blacklist=`オプション(SLES系の `broken_modules=`相当)をサポートします。これにより RHEL5で必要だった non-RAIDドライバに対する共存排除が容易にできる様になりました。また、ドライバが KMOD/override対応した事により、errata kernelを適用してもオリジナルのドライバに自動でリンクを貼ります。これにより対応ドライバを待つ必要がなく kernel updateが行える様になりました。また、インストール時に必要な DUD/hpahisrも中味が RPM形式になっているため、RHEL6をインストールするだけで KMOD/overrideの恩恵を受ける事が可能です。また、RPM形式であるためパッケージ情報が rpm DBに登録されるため、管理がしやすくなっています。
 PSP8.62に同梱されている RPM/hpahcisrドライバには自己検出機能が付与されており、B110iが RAIDモードになっていない場合にはインストールを行ないません。この自己検出機能は RHEL6用の RPM/hpahcisrにのみ備わっている機能です。
21-FEB-2011, revised 25-MAY-2012
RHEL6で B110i利用時 blacklist=はインストール後にも必要か?
   インストール時の boot:プロンプトで引き渡した後には特に設定等は必要ありません。インストール後に #lsmod | grep ahciとしても non-RAIDドライバがロードされていない事が確認可能です。
22-FEB-2011
RHEL6で B110i用 DUDは KMODの動きをするのか?
   RHEL6用の SmartArray B110i向け DUD/hpahcisrの中味は KMOD/override形式の RPMとなっています。このため、errata kernelを後から適用しても自動的にドライバへのリンクが貼られますので、errata kernel上でも HP提供のドライバが利用されます。 詳細については、DUD/hpahcisrと同時リリースされている readmeをご覧ください。
01-MAR-2011, revised 25-MAY-2012
B110i用 RHEL6.0向け DUDを 6.1で使えるか?
   RHEL6向けの DUDの中味は実際には RPM形式となっています。この RPMは KMOD/override形式ですので errata kernelに追従する事が可能ですが、インストール時には prebuiltされた kernelでしか動作しません。つまり、RHEL6.0用の DUDは RHEL6.1では利用できない事を意味します。

 [23-OCT-2012] 一部 minor versionが異なる DUDがロードできるもの(RHEL6.3で RHEL6.2用 DUD/hpvsaはロードできないが、RHEL6.1用 DUD/hpvsaはロードできる等)がリリースされていますが、対応した minor version用の DUDをご利用ください。
28-JUL-2011, revised 23-OCT-2012
B110iのファームウェアバージョンは?
   SmartArray B110iはハードウェア RAIDではないため、他の SmartArrayコントローラの様なハードウェアとしてのバージョンは存在しません。POST時、ADU, ACU, ACU-CLI, SMH(IMA)等で表示されるものは hpahcisrドライバのバージョンとなります。また、SMH(IMA)では v8.70より Firmwareの表示を `N/A`とし、`RAID Stack`の表示だけを hpahcisrドライバのバージョンを表示する様に変更されました。
01-AUG-2011
B110iは Firmware RAIDとして認識できるのか?
   一般的な Intel ICH10R等をはじめとした RAID機能をもつ SATAコントローラで RAID機能を有効にした場合、Red Hat Enterprise Linux 6のインストーラでは、Firmware RAID(Fake RAID, Driver RAID等)として認識されます。但し、ProLiantに搭載されたそれらの SATAコントローラの場合で、DUD/hpahcisrドライバを利用している場合には、Firmware RAIDとしては認識されずに、ハードウェア RAIDである他の SmartArrayコントローラと同様の認識が行われます。Firmware RAIDに個別の HDDがリストされている場合には、インストーラに DUD/hpahcisrドライバをロードさせる手順(blacklist=ahciの引渡しと ddの指定)を再確認してください。
13-SEP-2011, revised 20-SEP-2011
RHEL5での B110iの扱いはどうなのか?
   RHEL5.7のインストーラから `blacklist=`オプションのサポートが行われています。RHEL5.7に対応した DUD/hpahcisr v1.2.6-9を利用してください。RHEL5.7未満で考慮が必要だった --preload=hpahcisrも不要となります。詳細はサイト内リンクSmartArray B110i製品情報をご覧ください。

 [25-MAY-2012] PSP v9.00に搭載されている RPM/hpahcisr v1.2.6-11より RHEL6以外のディストリビューション向けに pre-builtされたストレージドライバが KPM/override対応となり、errata kernelに追従可能となりました。
12-DEC-2011, revised 06-JUN-2012
Dynamic SmartArrayはハードウェア RAIDなのか?
   B120i, B320i共にハードウェア RAIDではありません。前モデルの SmartArray B110iと同様の driver-RAID/fake-RAID等と呼ばれる software-RAIDです。パリティ計算等の処理は driverを通じて ProLiant本体の CPUパワーを利用します。前モデルとは異なり hpvsaドライバ(PSP v9.10より同梱)を利用します。non-GPLドライバであるため HPからのみドライバが提供される形態ですが、KMOD/override対応のため、errata kernelへの追従が可能です。
01-AUG-2012
hpvsaの入手先は?
   hpvsaドライバは通常のダウンロードサイトからの単体入手、PSP(v9.10以降)からの入手、SDRサイトからの入手する従来の方法とは別に、ProLiant Gen8の Intelligent Provisioning(IP)と連携する VID(virtual install disk)から直接インストーラへ引き渡す事も可能となっています。VIDは通常は有効になっていませんが、IP経由で RHELもしくは SLESを導入する際には自動で有効となります。IPを利用しない場合には、RBSUの Advanced Options内の Advanced System ROM Optionsから有効にする事ができます。

 [20-DEC-2012] IP v1.3からは IP経由で RHELもしくは SLESを導入する際にも VIDは有効とならなくなりました。IP v1.3は VID内のドライバを予めフォーマットしたパーティション上にコピーし、そのパーティションからシステムを起動するため DUDのロード方法を指定する必要がなくなりました(boot:プロンプト自体が表示されません)。
08-AUG-2012, revised 20-DEC-2012
IP v1.3経由のインストで気をつける事は?
   Dynamic SmartArray B120i, B320iを搭載したシステムに x86版システムを導入する場合、bootパラメータとして vmalloc=384Mを引き渡す必要がありますが、Intelligent Provisioning(IP) v1.3経由で Linux(RHEL5/6, SLES10/11)をインストールした場合には、このパラメータが引き渡されません。インストール後に grub.confに記載し rebootしてください。
11-JAN-2013
FAQインデックス: ハードウェア
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