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Open System Service Release 2

NonStop Kernel

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HP NonStop サーバに対するオープン ソリューション

今日、グローバル企業はオープンシステム、 すなわち共通のシステム管理とプログラミングのスキルに加えてアプリケーションのポータビリティを提供する標準に基づく環境へと動いています。オープンシステムはまた異なるベンダーのアプリケーションやコンピュータとの相互接続性を提供します。
概要
仕様/製品ID
HP NonStop サーバに対するオープン ソリューションイメージ
Tandem のオープン システム戦略のキー コンポーネントである NonStop Kernel Open System Services (OSS) はオープンなアプリケーションを HP NonStop サーバに配備するための基礎を提供し、 Tandem の並列アーキテクチャの利点である 信頼性、拡張性、および高い性能をもたらします。 OSS は標準に準拠しているため、オープンなアプリケーションを開発するためにポピュラーな開発ツールやミドルウェアを使用することができます。

OSS 環境は X/Open® XPG4 仕様、ポータブル アプリケーション プログラム インタフェース (APIs) のための POSIX.1 仕様、および 共通 UNIX システム ユーティリティのための POSIX.2 仕様など UNIX® システムおよびオープン システム環境のための業界標準と仕様に準拠しています。 OSS ファイル システムおよびユーティリティは UNIX オペレーティング システムに基づいたシステムに共通のセキュリティとファイル アクセス権を提供します。

オープンな国際化モデルのサポートにより、 OSS は言語に独立な HP NonStop サーバ上のアプリケーションの開発を可能とします。ひとつのバージョンのソースコードにより、複数の言語やロケールで世界中にオープン アプリケーションを配備することができます。

OSS は標準 API、コマンド、ユーティリティ、およびファイル システムを含み、 HP NonStop サーバ上でオープンなアプリケーションを開発したりポーティングするための完全なオペレーティングシステム環境を提供します。 OSS と UNIX システム環境は極めて類似しているので、既存のプログラミングやオペレータのスキルが有効に活用でき、開発やトレーニングのコストを削減できます。

アプリケーション ポータビリティのための標準に基づく
オペレーティング システム インターフェース


OSS API はHP NonStop サーバ上で簡単にオープン アプリケーションを開発しポーティングすることを可能とし開発コストを削減します。 OSS は X/Open シングル UNIX 仕様に準拠するよう設計されており、現在以下のようなポータブル システム コールを定義している POSIX.1 標準および XPG4 BASE プロファイル 仕様に準拠しています:

  • プロセスの生成と管理
  • 読み込み、書き込み、移動、データのコピーなどのファイル システム アクセスの機能
  • ディスク装置、テープ装置、端末装置などに対する I/O 機能
  • パイプを通したプロセス間通信機能;ファーストイン ファーストアウト(FIFO) のキュー; ソケット; および共有メモリ
  • 非同期のユーザレベルのソフトウェア割り込み
  • 国際化アプリケーションのためのロケール(マルチ言語) のサポート

POSIX.1 仕様のサポートに加えて、 OSS はより完全なアプリケーションのポータビリティのために他の XPG4 UNIX システム API の大部分に準拠しています。豊富な標準 API のサポートにより UNIX システムアプリケーションの OSS 環境へのポーティングが容易になっています。

OSS Release 2.1 は Berkeley Software Distribution (BSD) のソケット ライブラリを含み、 TCP/IP プロトコルを使ってシステム間やインターネット上でプロセス間通信を実現できます。 Berkeley ソケットは UNIX システムと互換性があります。


プログラマおよびシステム管理者のスキルに対する
ポータビリティのための標準に基づくユーティリティ


プログラマおよびシステム管理者のスキルに対するポータビリティのための標準に基づくユーティリティイメージ
POSIX.2 仕様に基づき、OSS ユーテイリティは UNIX システムと類似の環境を提供するため、既存のプログラマーやシステム管理者のスキルを有効に利用することができます。

OSS は POSIX-準拠の Korn シェル、フル機能のテキスト エディタ、およびその他の強力なユティリティを提供し、オペレーティングシステムのサービス (たとえばファイルの参照) にアクセスすることができます。

OSS シェルは、UNIX システムの Korn シェルの実装であり、 OSS ユティリティをアクセスするための親しみやすい環境を提供します。また、OSS シェルは特殊なタスクを実行したり、大規模あるいは複雑なシーケンスのコマンドを実行したり、定型的な機能を実行したりする新しいコマンドを作るためのプログラミング言語としても使うことができます。

OSS vi テキスト エディタは次のような主要な機能を提供します:速い処理、特にスタートアップとグローバル処理;フルスクリーンの編集とスクロール;テキスト入力と編集モードの分離;グローバルな置換;高度な編集コマンド。 OSS の vi テキストエディタは世界中で多数の人々によって使用されている UNXI システムの vi エディタと同じです。

OSS ユーティリティはシステムのバックアップ、印刷、およびその他の運用機能を提供し、他のオープンシステム プラットフォームと同じ既存のスキルを有効活用することができます。可能な場合は、OSS ユーティリティは下位の NonStop Kernel 環境に頼り、頑健で信頼性の高い実装を保証します。

Network File System(NFS)サーバ機能を含む OSSファイルシステム


OSS ファイル システムは UNIX システムを元にモデル化されており、 POSIX 標準を参考にしています。 POSIX ファイル システムの経験があれば、 OSS ファイル システムを使用して簡単に HP NonStop サーバのファイルを見つける、ディレクトリ間を移動するといった作業をすることができます。

POSIX ファイルシステムと同じように、OSS ファイル システムでは無制限のサブディレクトリを作成できます。また任意の長いファイル名を使うこともできます。また、 UNIX と同じセキュリティの権限を実装することもできます。

OSS Release 2 は POSIX ファイル システムの概念であるシンボリック リンクをサポートし、ひとつのファイルをファイル システムの複数のポイントからアクセスすることができます。 XPG4 仕様の シンボリック リンク API がアプリケーションプログラムからも利用できます。

OSS ファイルのネーミングとディレクトリ シンタックスを通して、 OSS ファイル システムはアプリケーションやプログラマーが NonStop および OSS の両方のファイルを一貫した方法でアクセスする方法を提供します。

OSS Release 2 は OSS ファイルを UNIX システムやPC-NFS を実行する PC などの NFS クライアントへ透過的に分散させる NFS 機能を提供します。 NFS は OSS 開発バージョン(製品 ID SA02) のみに含まれます。 NFS クライアントは含まれません。


NonStop Kernel 環境との相互接続


OSS は NonStop Kernel 環境との相互接続機能を提供し、ポーティングコストの削減と、設備やトレーニングへの投資を保護します。

OSS は標準に基づいているため、 HP NonStop サーバやその他のオープン システムで実行されるオープン アプリケーションを設計するためのポピュラーなミドルウェアや UNIX システムに基づく開発ツールを使用することができます (図 参照) 。 OSS を使用して、File Transfer Protocol (FTP) や NFS などにより HP NonStop サーバを異機種のアプリケーション開発環境のメンバーとすることができます。

OSS はその他のオプションも提供します。たとえば、UNIX システムでアプリケーションを開発し、それを HP NonStop サーバに持ってきて、 Tandem のツールを使用してデバッグやパフォーマンス改善などの作業を行うこともできます。

OSS の相互接続機能を通して、OSS ユーティリティだけでなく、 OSS シェルは NonStop Kernel コマンドへのアクセス機能を提供します。そして、いずれの環境からも一行のコマンドラインで実行することができます。

NonStop SQL/MP データベースにアクセスするためには、単にオープン アプリケーションに SQL 文を埋め込むだけです。必要なことは SQL 標準を理解することであり、 Tandem のデータベースの実装に関する詳細を理解する必要はありません。標準の SQL 文の使用を通して、他のリレーショナル データベース管理システムからオープンアプリケーションをポーティングすることができます。すでに SQL 文が埋め込まれた HP NonStop サーバ アプリケーションは SQL コールを書き直すことなく、 OSS 環境にポーティングすることができます。

最大の柔軟性を実現するために、 NonStop Kernel および OSS のアプリケーションを同じ環境に置くことができます。

OSS 環境では、オープン アプリケーションをリモートの HP NonStop サーバに簡単に分散させることができます。 OSS Release 2 は Berkeley ソケットをサポートするため、アプリケーションは TCP/IP 上で、 ポータブルでオープンな API を使用して、通信することができます。


OSS ソフトウェアレイヤ

OSS はオープン アプリケーションを HP NonStop サーバへ配備するための基礎を提供し、Tandem の並列アーキテクチャの利点を提供します。

オープンなアプリケーションに対するNonStop Serverの並列アーキテクチャの優位性


OSS を使用して、クリティカルなオープン アプリケーションは次のような HP NonStop サーバの並列アーキテクチャの利点を利用することができます:

  • 無停止の可用性とデータの一貫性
  • 並列処理による高いパフォーマンス
  • 分散データ処理機能
  • リニアなパフォーマンス向上を伴ったオンラインでの成長

UNIX システム環境と異なり、OSS は NonStop Kernel 上に構築されているため、単一のシステム ソフトウェア エラーや障害はクリティカルなビジネス アプリケーションのダウンにはつながりません。

並列化は HP NonStop サーバのハードウェアとソフトウェアを通して設計され、 プロセッサ、通信制御装置、I/O チャネル、 記憶装置、NonStop Kernel、 および アプリケーションプロセスの中に実現されています。 トランザクションや問い合わせを複数のプロセッサに透過的に分散させることによってパフォーマンスを改善します。

並列化はまたすべての単一のそしてほとんどの複数のハードウェアやソフトウェアの誤動作がアプリケーションを混乱させることを防ぎます。

並列アーキテクチャの HP NonStop サーバとメッセージに基づく NonStop Kernel は単一サーバ内 あるいは Tandem サーバのネットワークにまたがって容易に拡張性を提供します。

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