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OpenVMS FAQ


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目次
第 1 章:概要
第 2 章:ドキュメント
第 3 章:時間の管理
第 4 章:ネットワークとクラスタ
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FAQ


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第 4 章
ネットワークとクラスタに関する情報

この章では,IP および DECnet による OpenVMS ネットワーキング,クラスタリングとボリューム・シャドウイング,Fibre Channel,および関連製品とコンフィギュレーションについて説明します。

4.1 OpenVMS をモデムに接続する方法を教えてください

Ask The Wizard の (81),(1839),(2177),(3605) などから始まるトピックを参照してください。

  • http://www.hp.com/go/openvms/wizard/

OpenVMS Ask The Wizard (ATW) についての情報,および提供されている ATW Wizard.zip アーカイブの URL については, 第 2.8 節 を参照してください。

4.2 OpenVMS と IP ネットワーキングについて教えてください

ここでは,OpenVMS と IP ネットワーキング,および IP プリントについて説明します。

4.2.1 OpenVMS をインターネットに接続する方法を教えてください

OpenVMS システムをインターネットに接続する方法を説明したチュートリアルおよびヒントは,以下のサイトで提供されています。

  • http://www.tmesis.com/internet/



4.2.2 IP プリンタに接続する方法を教えてください

IP telnet または lpr/lpd プロトコルを介してプリンタを接続するには,OpenVMS に IP スタックをインストールし,適切なプリント・キューを構成する必要があります。

現在の OpenVMS の IP の実装では, telnet または lpr/lpd の選択は,どちらのプロトコルの方が使用するプリンタに適しているかによって判断します。

ネットワーク・プリントをサポートするには,ネットワークとプリンタを接続するためのプリンタ内臓または外付けの NIC または JetDirect が必要です。

ホストで LPD または telnet デーモンがサポートされ, OpenVMS や他のオペレーティング・システムがローカルに接続されているプリンタをネットワーク上の他のホストにサービスする機能を備えている場合は,ホスト接続のプリンタを使用することが可能ですが,一般に,ネットワークに直接接続されているプリンタを使用する方がはるかに簡単で効果的です。プリンタに NIC または JetDirect が装備されていない場合は,内蔵型または外付けの NIC または JetDirect を調達してください。またはプリンタを交換してください。ローカル・プリンタのサーバとして動作できるほとんどのオペレーティング・システムは,通常,ネットワーク接続されているリモート・プリンタにアクセス可能なクライアントも提供します。

IP ベースのネットワーク・プリントの詳細については, Ask The Wizard の (1020) から始まるトピックを参照してください。

  • http://www.hp.com/go/openvms/wizard/

OpenVMS Ask The Wizard (ATW) についての情報,および提供されている ATW Wizard.zip アーカイブの URL については, 第 2.8 節 を参照してください。

Postscript プリントについては, 第 4.2.3 項 を参照してください。

4.2.3 TCP/IP 経由で PostScript プリンタを接続する方法を教えてください

TCP/IP スタックとしてTCP/IP Services (UCX) を使用すれば, UCX$TELNETSYM (V5.0 より前のバージョンの TCP/IP Services) または TCPIP$TELNETSYM (V5.0 以降) を使用して Postscript プリンタのためのキューを構成することができます。ただしこの方法では,プリンタ自体が,渡された情報を理解できる情報に変換できることを前提にしています。たとえば,プリンタの IP アドレスが 123.456.789.101 で,ジョブをポート 9100 に渡す必要がある場合は,以下のように指定します。


$ INITIALIZE/QUEUE/ON="123.456.789.101:9100" - 
    /PROCESSOR=UCX$TELNETSYM  - 
    my_ip_queue 


$ INITIALIZE/QUEUE/ON="123.456.789.101:9100" - 
    /PROCESSOR=TCPIP$TELNETSYM  - 
    my_ip_queue 

9100 というポート番号は HP JetDirect カードの典型的な番号ですが,他社のカードの場合は異なる番号になる可能性があります。

もっと便利な代替案として,DCPS V1.4 以降では, HP TCP/IP Services for OpenVMS ソフトウェアまたは Process Software Multinet for OpenVMS により IP キューをサポートしています。 この方法については, DCPS のドキュメントとリリース・ノート,および DCPS$STARTUP.TEMPLATE スタートアップ・テンプレート・ファイルを参照してください。

IP プリント (Postscript 以外) に関する全般的な情報および追加情報については,Ask The Wizard のトピック (1020),およびこのトピック内で参照されている他のトピックを参照してください。

  • http://www.hp.com/go/openvms/wizard/

OpenVMS Ask The Wizard (ATW) についての情報,および提供されている ATW Wizard.zip アーカイブの URL については, 第 2.8 節 を参照してください。 また,以下のサイトもご覧ください。

  • http://www.wotsit.org/

IP プリントの概要については, 第 4.2.2 項 を参照してください。

4.2.4 OpenVMS でデフォルトの IP ルートまたはゲートウェイを設定する方法を教えてください

TCP/IP Services を使用している場合は, TCP/IP Services V5.0 以降で以下のコマンドを使用してください。


$ TCPIP 
SET ROUTE/GATE=x.x.x.x/DEFAULT/PERMANENT 

V5.0 より前のバージョンの TCP/IP Services の場合は,以下のコマンドを使用します。


$ UCX 
SET ROUTE/GATE=x.x.x.x/DEFAULT/PERMANENT 



4.2.5 リバース telnet を設定する方法を教えてください (リバース LAT と同様)

言うまでもないことですが,telnet と LAT は機能と設計目標が大きく異なります。

TCP/IP Services for OpenVMS の TELNET コマンド CREATE_SESSION に関するドキュメントを参照してください。このコマンドは,LTLOAD.COM または LAT$SYSTARTUP.COM で実行される操作に相当します。 LTDRIVER の sys$qio[w] 制御インタフェースに相当する機能は TELNET にありませんが (『I/O User's Reference Manual』を参照),作成された TN デバイスを参照する標準の sys$qio[w] 呼び出しは,期待どおりに動作する可能性があります。

4.2.6 PPP および RAS を使用して OpenVMS Alpha に接続できない理由を教えてください

OpenVMS Alpha の IP PPP では現在,認証はサポートされておらず,RAS 接続時に認証を無効にするための Microsoft Windows NT のオプションも現在動作しません。その一方で RAS 接続では認証が要求されるため, RAS 接続を行うことができません。

将来のバージョンの OpenVMS および TCP/IP Services では,この機能が追加される可能性があり,将来のバージョンの Microsoft Windows では,認証を無効にして操作を実行できるようになる可能性があります。

4.3 OpenVMS と DECnet ネットワーキングについて教えてください

ここでは,OpenVMS と DECnet ネットワーキングについて説明します。

4.3.1 DECnet-Plus は IP 上で動作しますか

動作します。 IP トランスポートおよび IP バックボーン・ネットワーク上で動作するように DECnet-Plus を構成するには, DECnet-Plus をインストールして構成し,現在インストールされている IP スタック内で使用できる PWIP メカニズムをインストールして構成します。 TCP/IP Services の場合,これは UCX$CONFIG (V5.0 より前のバージョン) または TCPIP$CONFIG (V5.0 以降のバージョン) 構成ツール内の PWIPDRIVER 構成オプションです。

4.3.2 "failure on back translate address request" というメッセージの意味を教えてください


BCKTRNSFAIL, failure on the back translate address request 

上記のエラー・メッセージは,デスティネーション・ノードで DECnet-Plus が動作していることと,ネーム・サービス (DECnet-Plus DECdns, LOCAL ノード・データベースなど) がソース・ノードのアドレスに対応する名前を見つけることができないことを示します。つまり,デスティネーション・ノードは,着信を受けたソース・ノードのノード名を判断することができません。

ソース・ノードの名前とアドレスを登録または変更するには, (デスティネーション・ノードで) DECNET_REGISTER メカニズムを使用します。ソース・ノードのネームスペースも同様に確認してください。

通常,関係するノードは LOCAL ネームスペースを使用し,ノード名とアドレスの設定がすべてのノード間で一貫しているわけではありません。ノードが独自の LOCAL ネームスペースに登録されていることも確認してください。ただしこれは他の部分で問題となる場合があります。非常に稀ですが,キャッシュが壊れたために,このエラーが発生することが報告されています。キャッシュの内容を消去するには,以下のコマンドを使用します。


$ RUN SYS$SYSTEM:NCL 
flush session control naming cache entry "*" 

また,使用しているバージョンの DECnet-Plus 向けの最新の ECO を使用しているかどうかも確認してください。 DECnet-Plus では,以下のネームスペースを使用できます。

  • DECdns: DECnet-Plus 分散ネーム・サービス。

  • LocalFile: 名前とアドレスが格納されているローカル・ファイル。

  • DNS/BIND: TCP/IP 分散ネーム・サービス・メカニズム。

  • TCP/IP Services (UCX) ローカル・ホスト・ファイル。

上記のうち,DNS/BIND と LocalFile をそれぞれ検索することで,多くの場合,最適な構成を実現できます。

4.3.3 DECnet-Plus で SET HOST/MOP を実行する方法を教えてください

まず,NCL コマンド SHOW MOP CIRCUIT * を発行します。


$ RUN SYS$SYSTEM:NCL 
SHOW MOP CIRCUIT * 

FDDI-0 というサーキットが表示されたとします。以下の例は,このサーキットに対して使用する SET HOST/MOP コマンドの構文を示しています。


$ SET HOST/MOP/ADDRESS=08-00-2B-2C-5A-23/CIRCUIT=FDDI-0 

第 4.6.3 項 も参照してください。

4.3.4 DECnet-Plus セッションのキャッシュを消去する方法を教えてください


$ RUN SYS$SYSTEM:NCL 
FLUSH SESSION CONTROL NAMING CACHE ENTRY "*" 



4.4 ネットワーク・ハードウェア・アドレスを判断する方法を教えてください

ほとんどの Alpha および VAX システムでは,ネットワーク・ハードウェア・アドレスを表示するコマンドを使用できます。多くのシステムでは,アドレスを示すステッカーが筐体またはネットワーク・コントローラに貼付されています。

多くの VAX および Alpha システム (特に,イーサネット・ネットワーク・アダプタが内蔵されているシステム) では,システム・コンソールの電源投入メッセージにハードウェア・アドレスが表示されます。

システムでこのようなステッカーが見つからず,システムの電源投入メッセージが表示されないか,またはメッセージにアドレスが表示されず,システムにコンソール・プロンプトが表示されている場合は,まず,以下のコンソール・コマンドを入力してください。


HELP 

以下のいずれかのコンソール・コマンドを使用すると,通常,ハードウェア・アドレスが表示されます。


SHOW DEVICE 
SHOW ETHERNET 
SHOW CONFIG 

最も古い VAX Q-bus システムでは,以下のコンソール・コマンドを使用して,イーサネット・コントローラ (DELQA,DESQA,または V5.5 以降ではサポートされない DEQNA) から直接,アドレスを確認することができます。


E/P/W/N:5 20001920 

上記のコマンドで表示される 6 ワードの下位バイトを確認します。 MicroVAX II および VAXstation II シリーズで使用されている KA630 プロセッサ・モジュールなど,最も古い VAX Q-bus システムには,コンソール HELP コマンドがなく,これらのシステムでは通常,プライマリ・ネットワーク・コントローラは,ハードウェア・アドレス値がシステム物理アドレス 20001920 になるようにインストールされています。

VAX システムを使用していて,ネットワーク上の他の VAX システムが (DECnet Phase IV,DECnet-Plus,または LANCP を介して) MOP (Maintenance and Operations Protocol) ブートストラップ要求に応答するように構成されている場合は, MOM$SYSTEM:READ_ADDR.EXE ツールを要求できます。


B/R5:100 ddcu 
Bootfile: READ_ADDR 

上記のコマンドで,ddcu はイーサネット・コントローラの名前です。プライマリのローカル DELQA,DESQA, DEQNA Q-bus コントローラの名前は通常,XQA0 です。 MOP で READ_ADDR プログラムがダウンロードされ,ダウンロードが成功すると,READ_ADDR はハードウェア・アドレスを表示します。

システムが動作している場合は,DECnet または TCP/IP で以下のいずれかのコマンドを使用して,ハードウェア・アドレスを表示できます。


$! DECnet Phase IV 
$ RUN SYS$SYSTEM:NCP 
SHOW KNOWN LINE CHARACTERISTICS 


$! DECnet-Plus 
$ RUN SYS$SYSTEM:NCL 
SHOW CSMA-CD STATION * ALL STATUS 


$! TCP/IP V5.0 より前のバージョンの場合 
$ UCX 
SHOW INTERFACE/FULL 


$! TCP/IP V5.0 およびそれ以降のバージョン場合 
$ TCPIP 
SHOW INTERFACE/FULL 

ハードウェア・アドレスを表示するためのプログラムを作成し,ネットワーク・デバイス・ドライバから必要な情報を読み取ることができます。イーサネットまたは IEEE 802.3 ネットワーク・コントローラのハードウェア・アドレスを読み取るための C プログラムの例 (OpenVMS ネットワーク・デバイス・ドライバに対して sys$qio 呼び出しを使用) は,以下のサイトで提供されています。

  • http://www.hp.com/go/openvms/wizard/

DECnet Phase IV 構成ツールを使用して,ローカル・エリア・ネットワークで MOP SYSID の動作を監視するには,以下のコマンドを使用します。


$ RUN SYS$SYSTEM:NCP 
SET MODULE CONFIGURATOR KNOWN CIRCUIT SURVEILLANCE ENABLED 

DECnet Phase IV 構成ツールは,少なくとも 20 分,できればそれより長い時間実行してください。その後,以下のコマンドを発行します。


$ RUN SYS$SYSTEM:NCP 
SHOW MODULE CONFIGURATOR KNOWN CIRCUIT STATUS TO filename.txt 
SET MODULE CONFIGURATOR KNOWN CIRCUIT SURVEILLANCE DISABLED 

作成されたファイル (filename.txt という名前) から必要な情報を検索できます。大部分の DECnet システムでは,コントローラのハードウェア・アドレスとコントローラの種類などを示す MOP SYSID メッセージが生成されます。これらのメッセージは約 10 分ごとに生成され,マルチキャストされます。

DECnet MOP SYSID メッセージや,メンテナンス・プロトコルの他の部分の情報については, DECnet ネットワーク・アーキテクチャの仕様を参照してください。

4.4.1 LAN (DECnet-Plus NCL) のエラー・カウンタをリセットする方法を教えてください

最近の比較的新しいリリースの OpenVMS で,以下のコマンドを使用してください。


$ RUN SYS$SYSTEM:LANCP 
SET DEVICE/DEVICE_SPECIFIC=FUNCTION="CCOU" devname 



4.4.2 VMS 7.1 に DECnet Phase IV をインストールする方法を教えてください

OpenVMS V7.1 では,すべての DECnet バイナリが別のインストール・キットに移動されています。 DECnet-Plus (旧称は DECnet OSI),DECnet Phase IV, HP TCP/IP Services (UCX とも呼ばれます) の中から,適切なネットワークを選択してインストールできます。

V7.1 より前のバージョンの OpenVMS では, DECnet Phase IV が OS に統合されており,インストールに関する質問は表示されていませんでした。したがって,OpenVMS のアップグレードまたはインストールが完了した後, DECnet-Plus (DECnet/OSI) パッケージをシステムにインストールしなければなりませんでした。

OpenVMS V7.1 のインストールまたはアップグレードでは,インストール・プロシージャで DECnet-Plus をインストールするかどうか質問されます。以前のリリースから V7.1 にアップグレードする場合や,ディストリビューション・キットから V7.1 をインストールする場合は,DECnet-Plus をインストールするかどうかの質問に対して "NO" と応答します。 OpenVMS のインストールまたはアップグレードが終了した後,PCSI PRODUCT INSTALL コマンドを使用して, OpenVMS ソフトウェア・ディストリビューション・キットに含まれているキットから DECnet Phase IV のバイナリをインストールします。

すでに DECnet-Plus がインストールされていて,元に戻す場合は,OpenVMS を再構成する必要があります。動作中のシステムを再構成することはできないため,V7.1 のディストリビューション CD-ROM を使用してシステムをリブートする必要があります。その後,DCL ($$$ プロンプト) オプションを選択します。次に,以下のコマンドを指定します。


$$$ DEFINE/SYSTEM PCSI$SYSDEVICE DKA0: 
$$$ DEFINE/SYSTEM PCSI$SPECIFIC DKA0:[SYS0.] 
$$$ PRODUCT RECONFIGURE VMS /REMOTE/SOURCE=DKA0:[VMS$COMMON] 

上記のコマンドでは,ターゲット・システム・デバイスおよびシステム・ルートが "DKA0:[SYS0.]" であるものと仮定しています。必要に応じて,実際のターゲット・デバイスおよびルートを指定してください。その後,RECONFIGURE コマンドは一連のプロンプトを表示します。ここでは,システムから DECnet-Plus をアンインストールします。その後,PCSI コマンド PRODUCT INSTALL を使用して,OpenVMS ディストリビューション・メディアから DECnet Phase IV キットをインストールします。

DECnet のサポートおよびキット名については, OpenVMS V7.1 のインストールとアップグレードに関するドキュメントを参照してください。

V7.1 より後の OpenVMS アップグレードおよびインストール・プロシージャでは,DECnet Phase IV と DECnet-Plus の両方のインストール・プロンプトを表示します。


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