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HP Tru64 UNIX

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ファイルシステム、ストレージ管理
Tru64 UNIXは非常に強力なファイルシステム、ストレージ管理ソフトウェアをサポートしています。また運用管理する上で、使いやすくそして容易に管理できるツールを標準で備えています。

Advanced File System (AdvFS)

Advanced File System (AdvFS) は、柔軟性、互換性、データ可用性、高性能、単純化されたシステム管理機能などを提供する、Tru64 UNIX の標準のファイル・システムです。このログ・ベース・ファイル・システムは、16 テラバイトに達する長さのファイルとファイルセットを処理することができます。 AdvFS の構成は従来の UNIX ファイル・システムとは異なり、ディレクトリ層とは独立して物理ストレージ層が管理されます。システム管理者は、ファイル・システムのアンマウントやオペレーティング・システムの停止を行わずにストレージの追加、および削除を実行することができます。このため、構成の計画が、より簡単かつ柔軟になります。

ユーザ側から見た場合、AdvFS は他の UNIX ファイル・システムと同じように動作します。エンド・ユーザは、mkdir コマンドを使用して新しいディレクトリを作成し、cd コマンドを使用してディレクトリを移動し、ls コマンドを使用してディレクトリの内容を一覧表示することができます。 AdvFS の論理構造、クォータ制御、バックアップ機能は、伝統的なファイル・システムの設計をベースにしています。

AdvFS には、mkfdmn、mkfset などのファイル作成コマンド、vdump、vrestore などのファイルセットのバックアップ/リストア・コマンドなど、いくつかの独自のシステム管理ユーティリティが用意されています。 AdvFS のコマンドおよびユーティリティについては、『AdvFS 管理ガイド』を参照してください。

システム管理者は、システムをオフライン状態にしなくても、バックアップ、ファイル・システムの再構成、ファイル・システムの調整を行うことができます。エンド・ユーザは、システム管理者の助けを受けなくても、不用意に削除してしまったファイルを、あらかじめ定義されたゴミ箱ディレクトリやクローン・ファイルセットから取り出すことができます。

Advanced File System Utilities

オペレーティング・システムとは別のライセンスのオプション・ソフトウェアである AdvFS Utilities により、Advanced File System のファイル管理機能と Web ベースの GUI が提供され、システム管理を単純化できます。 共通デスクトップ環境 (CDE) で実行されるこの GUI によって、メニュー、グラフィカル表示、およびオンライン・ヘルプが使用できるようになり、AdvFS の操作が容易になります。さらにこの GUI によって、システムの状態情報の表示が可能になります。

AdvFS Utilities は、マルチボリューム・ファイル・システムをサポートしており、ファイル・レベルのストライピング (データを複数のボリュームに分散させること) が可能で、入出力を多用するアプリケーションのファイル転送速度が改善されます。また、ボリューム・レベルのストライピングが可能な Logical Storage Manager (LSM) を、AdvFS 構成の中に組み込むこともできます。

Advanced File System Utilities により、AdvFS の可用性と柔軟性が向上します。このユーティリティを使用すると、次のような効果が期待できます。
  • ファイル・システム管理時間の簡略化
  • データ・オンライン状態での日常保守
  • ファイル容量の拡大
  • ボリューム間でのストレージ使用率の平均化
  • ホット・バックアップのためのファイルのリストア、ストライプ、クローン作成

Logical Storage Manager

Logical Storage Manager (LSM) は、Tru64 UNIX のオプション・ソフトウェアとして提供されている、ホスト・ベースの統合型ディスク・ストレージ管理アプリケーションです。 LSM は RAID 技術を採用しています。そのため、ストレージ・デバイスを構成して、データ損失からの保護、ディスク使用量の最大化、性能の改善、データ可用性の向上、およびストレージの管理を行うことができます。こららの処理を実行中も、ディスク上のデータにアクセスするユーザやアプリケーションの操作を妨げません。

LSM を使用すると、すべてのストレージ・デバイス (ディスク、パーティション、RAID セットなど) を、LSM ボリュームを作成する元となる柔軟性に富んだストレージ・プールとして管理できます。ファイル・システム、データベース、およびアプリケーションを構成して、ディスク・パーティションの代わりに LSM ボリュームを使用します。パーティションの代わりに LSM ボリュームを使用することにより、次のようなメリットがあります。
  • データ損失からの保護
  • ディスク使用量の最大化
  • 性能の改善
  • データの可用性

その他のシステム管理ツール


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