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| GMOリサーチ株式会社 |
| リサーチ事業本部 |
| ソリューション |
ディベロップメント部 |
| システムチーム |
| マネジャー |
| 安藤健一郎 氏 |
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インターネットが幅広く社会に普及したことで、企業などが市場調査を行うときに新たな選択肢となっているのがインターネット調査だ。郵送や電話といった従来からある調査方法に比べ、調査にかかるコストやスピード、大量調査への対応力などの点で大きなアドバンテージがある。
インターネット調査では、「パネル」と呼ばれる調査対象者からウェブなどを介して回答を寄せてもらうわけだが、調査結果の信頼性を上げるうえでポイントとなるのが、パネルの数と質である。性別や年齢層、地域など調査したい内容にマッチした属性を持つパネルを、どれだけ数多く集められるかによって調査の価値は左右されるのだ。このため調査主のリサーチ意図に応じて、独自にストックしたパネルの中から最適なパネルをまとまった数で提供する「パネル提供会社」が存在し、インターネット調査における裏方として重要な役割を果たしている。
GMOリサーチはこうしたパネル提供ビジネスで大手の一角を占めている。同社リサーチ事業本部ソリューションディベロップメント部システムチームの安藤健一郎マネジャーが「事業コンセプトはリサーチのインフラを提供すること」だと解説するように、企業としてのミッションは調査会社のリサーチ・ソリューション・プラットフォームの提供であり、日本中の調査会社の活動を支える公共の「インターネット部」としてシステムに対する要求レベルも非常に高い。同社では、「みんなの声で、社会を変えよう!」が合言葉のアンケートリサーチサイト「infoQ」の運営をとおして、日本在住の独自パネルの募集を積極的に行っている。2009年6月30
日現在、提携先も含めた提供可能なパネル数は、国内約257万人、海外では34カ国約460万人という圧倒的な数を誇る。
パネル提供ビジネスでは「調査ニーズにフィットしたパネルを、同一人物の重複を排除しながら、いかに短時間で抽出できるかが勝負」と安藤氏はいう。このため、膨大な数のパネル情報を登録しているデータベースの検索用アプリケーションを継続的に改良し、検索時間を短縮する努力を続けてきた。データベースシステムは、IAサーバーにRAID構成したSAS(Serial AttachedSCSI)ディスクを接続し、この上でMySQLを稼動させるという構成をとっていた。しかし、2009年春、検索アプリケーションの機能強化を行ったころから、アプリケーション改良だけで検索のさらなる高速化を追求し続けることに、同社では限界を感じ始める。データベースのレコード数は、サイズこそ小さいものの、1億2000万レコードに達していた。
「検索キーとするパネル属性の数を制限したり、検索方法を制限したり、といった工夫で凌いできた面はあります。しかし、今後も増加し続けるパネル数を長期的に考えると、できるだけ早い時期に速いストレージに切り替えたかった」と同社リサーチ事業本部ソリューション ディベロップメント部システムチームの折田尚久リーダーは語る。そこで高速ストレージの検討に入ったものの、コストと性能のバランスのとれた候補がなかなか見つからない。「SANでは大規模過ぎるし、高価。I/O速度が速いと聞いていたSSDも、エンタープライズ向けの非常に高価なものか、信頼性が低いコンシューマ向けかに二極化。IAサーバー向けの選択肢がなく、困っていました」(折田氏)。
同年8月上旬、絶妙のタイミングでHPからHP IOアクセラレータ高速半導体ストレージの提案が舞い込む。「IOPSが数百倍速いというスペックにまず驚きました」と折田氏。だが、SSDは読み書き回数に上限があるなど信頼性の点で不安が残る。この点についても、独自のウェアレベリング・テクノロジーを採用しているという説明で納得。同月中旬には実データを使って実機テストを実施した。ここでも折田氏は目を見張る。「検索スピードは7倍に飛躍的にアップしました。さらに負荷テストも行ったのですが、いくら負荷をかけても性能限界に達しない。これなら使えると確信しました」(折田氏)。
同月末にはIOアクセラレータ高速半導体ストレージの採用を正式決定し、発注。翌9月の中旬には製品が納品された。
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| GMOリサーチ株式会社 |
| リサーチ事業本部 |
| ソリューション |
ディベロップメント部 |
| システムチーム |
| リーダー |
| 折田尚久 氏 |
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余裕の出たストレージパフォーマンスを活かすべく、納品後には新機能の追加など2010年に予定していたアプリケーションの改良を前倒しで実施。ストレージ交換に伴うデータのコンバートや移行も以前より短期間で完了できた。「パワーがあるなと実感しました。お陰で、移行後のデータチェックに充分な時間をとれました」と折田氏は満足げだ。稼動を開始してからも管理の手間がほとんどかからないという。
検索スピードが上がることで調査主へのレスポンスも上がること、属性数や検索方法の制約がなくなり調査主からのニーズに一層きめ細かく対応できること、検索ロジックの改良にかけていた時間をよりビジネスに直結した業務に投入できること、などIOアクセラレータ高速半導体ストレージに対する社内の期待も大きい。調査主のさらなる満足度アップと同社自身のグローバル化戦略を息長くサポートしていくため、HP BladeSystemとHP IOアクセラレータ高速半導体ストレージをはじめとするHP製品の果たす役割は、これまで以上に大きくなっている。
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