|
米国アイオワ州ドゥビュークに本部を置くHeartland Financial USA社は、アメリカ中西部および西部の8つの州にわたる地域において銀行業務、不動産抵当貸付、投資、保険、資産管理、消費者金融サービスを提供する金融企業です。Heartland社は処理済みの小切手をはじめとする金融書類を、最大11年間保管する必要があります。Heartland社は、この法律で定められた義務ならびにその他のニーズを満たすため、拡大する要件に対応できるだけではなく、金融業界で競争力を維持する上で極めて重要な効率性を維持できる、堅牢なストレージソリューションを探していました。
「まず最初にVMwareに移行し、続いてHP P4000 SANを入手した主な理由の1つは、間違いなく、エネルギー節約の可能性でした。また、グリーン化による恩恵は、ブレードに移行する理由として重要でした。HP BladeSystemの利用により期待できるエネルギー節約、およびブレードの使用によるデータセンター内の省スペースに関して、感動的なデータがもたらされました。48枚のHP ProLiantサーバーブレードが、1つのラックにぴたりと収まるのです。少なくとも2つのラックが必要なラックマウント式のサーバーと比較すると、少なくとも50%の省スペースを実現できます」
- Heartland Financial USA社 統括責任者 情報サービス ネットワークサービスマネージャー、Shane Nicely氏
小切手の画像をすべて取り込み格納するという新しいニーズが生まれたことにより、必要なストレージ容量が跳ね上がりました。Heartland社は、すでに数多くのDAS (直接接続型ストレージ) を使用しています。このDASにより、金融アプリケーション用にカスタマイズされたデータベース用のMicrosoft® SQL Server10台、1,100のメールボックスを使用するMicrosoft Exchange Server、Oracle®データベースサーバー2台、そして1,000を超えるユーザーが利用するファイルサーバー数台をサポートしています。これらのストレージの増加に苦悩した末、Heartland社は新しいストレージソリューションの検討を始めました。
当初、Heartland社の技術チームはファイバーチャネルが唯一の選択肢であると考えていました。しかし、ファイバーチャネルの対費用効果を検討したところ、思わしい結果ではありませんでした。その後2005年始めに、技術チームが初めてHP LeftHand P4000 SANを目にしたとき、同社特有の環境に適切なプラットフォームを実装し、求めていた柔軟性を得られると直感しました。
「HP LeftHand P4000 SANの特徴は、私たちにとってまさに価値のあるものでした」Heartland社の情報システム部門の統括責任者であるShane Nicely氏は次のように述べました。「このソリューションは、われわれが求めていたデータ保護とパフォーマンスをもたらすものでした。そして、非常にスケーラブルであるという事実が重要でした。われわれは1ヶ月経たないうちに、HP LeftHand P4000 SANを購入したのです」
Heartland社のHP P4000 SANソリューションでは、2つのクラスターで6台のHP ProLiantストレージサーバーを利用しています。最初にSANを実装した際には、4TB (テラバイト) のストレージサーバークラスターが含まれていましたが、間もなく同社は、最初のクラスターをさらに2TB拡大しました。2つ目のクラスターをインストールすることにより、ストレージ容量の合計はSAN全体で18TB (ローストレージ容量32TB) になりました。Heartland社情報システム部門常務Marti Vandemore氏は次のように述べています。「現在の容量は、以前との比較で約50%拡大しています。」
仮想化環境、HP LeftHand P4000 SANおよびHP BladeSystemのすべてが一緒に機能しているため、Heartland社には、グリーン化の大きな恩恵がもたらされています。Nicely氏は次のようにも述べています。「まず最初にVMwareに移行し、続いてHP P4000 SANを入手した主な理由の1つは、間違いなく、エネルギー節約の可能性でした。また、グリーン化による恩恵は、ブレードに移行する理由として重要でした。HP BladeSystemの利用により期待できるエネルギー節約、およびブレードの使用によるデータセンター内の省スペースに関して、感動的なデータがもたらされています。48枚のHP ProLiantサーバーブレードが、1つのラックにぴたりと収まるのです。少なくとも2つのラックが必要なラックマウント式のサーバーと比較すると、少なくとも50%の省スペースを実現できます」
HP LeftHand P4000 SANを最初に実装して以来、 Heartland社は劇的なパフォーマンスの向上を体感しています。ストレージノードをHP P4000 SANに追加することにより、容量とパフォーマンスの両方が引き上げられ、ファイバーチャネルに匹敵するほどのスピードを実現しました。同時に、ストレージ管理の簡素化による恩恵も受けています。システムアドミニストレーターのAaron Seier氏は次のように述べています。「P4000 SANの導入によるプロセスの簡素化には実に満足しています。今までは1時間かかっていた作業が、今は15分でできるでしょう。また、サーバーの追加もずっと容易になりました。ほんの2、3回クリックするだけで、ボリュームのディスク容量を拡大できるのです。ネットワークRAID機能のストライプ化およびミラー化により、データの安全性を確保しながらアプリケーションをアップグレードできます。HP P4000 SANの実装以来、新規の配備にかかる時間が短縮されていることををはっきりと実感しています」
P4000 SANの導入によるプロセスの簡素化には、実に満足しています。今までは1時間かかっていた作業が、今は15分でできるでしょう。また、サーバーの追加もずっと容易になりました。ほんの2、3回クリックするだけで、ボリュームのディスク容量を拡大できるのです。ネットワークRAID機能のストライプ化およびミラー化により、データの安全性を確保しながらアプリケーションをアップグレードできます。HP P4000 SANの実装以来、新たな配備にかかる時間が短縮されていることをはっきりと実感しています」
- シニアシステムアドミニストレーター Aaron Seier氏
さらに、ネットワークRAIDにより冗長性が提供されるため、高可用性とデータ保護が強化されます。Nicely氏は次のようにも述べています。「今まで、サーバーを追加する際には、ストレージ要件の拡大を推測で見積もる必要がありました。HP P4000 SANのシンプロビジョニング機能により、ストレージ要件を気にすることなくサーバーを追加できます。すべてのストレージはSAN上にあるのですから」
P4000 SANの柔軟性により、Heartland社はSANを階層ストレージ用に構成できるようになりました。Serial ATA (SATA) ディスクを使用できるクラスターと、より高速なSerial Attached SCSI (SAS) ディスクを利用できるクラスターがあります。この2つのクラスターは、アプリケーションのスピード要件に合わせて、異なるアプリケーションをサポートします。Microsoft Exchange Serverやファイルサーバーなどは、より要件の厳しいアプリケーションは、より高速なSASディスクを使用します。ドキュメントイメージングなど、速度要件がゆるいアプリケーションでは、速度が遅くより安価なSATAディスクを使用します。これにより、1GBあたりのローストレージコストを65%節約できます (SATA ディスク対SASディスクの比較による)。この柔軟性により、Heartland社は、適切なリソースをそれぞれのアプリケーションに割り当てることができるため、リソースを最適化し、費用を削減できるのです。
HP LeftHand P4000 SANは、Heartland社のストレージインフラストラクチャにおけるプライマリコンポーネントです。会社のビジネスクリティカルな機能をサポートする、ストレージプールを提供します。1,100以上のメールボックスを使用するMicrosoft Exchange 2007データストアは、すべてSAN上にあります。Eメールアーカイブはストレージを多用するもう1つのアプリケーションですが、P4000 SANがサポートしています。
金融書類を格納する必要性から、Heartland社はドキュメントイメージングを多用しています。ドキュメントイメージングは、次から次へと膨大な量のストレージを必要とします。HP P4000 SANの必要性を決定づけたのは、画像を保存する要件の拡大でした。Heartland社では、すべての画像をP4000 SANに格納しています。Heartland社のVMware仮想環境には、数多くの部門別のサーバーを含む60台以上の仮想サーバーがあり、HP ProLiantサーバーにホストされ、保存にはHP P4000 SANを使用しています。
Heartland社は、完全なディザスタリカバリソリューションを実装する包括的な事業計画の一環として、P4000 SANのレプリケーション機能の使用を計画しています。本社では引き続き、より大規模なSANクラスターを拡大し、緊急時の一次データの複製に備えるため、小規模なクラスターをオフサイトに移転する予定です。
|