Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス サポート & ドライバー ソリューション ご購入方法
≫ お問い合わせ
日本HPホーム
製品 & サービス > HP Storage

高性能と操作性を両立したストレージで、
次なる成長に備える

クリック証券株式会社
HP StoreOnce Catalyst HPでSANをはじめてみませんか? SANソリューションガイド INTEROP
コンテンツに進む

ストレージ統合とパフォーマンス強化を実現するためHP XP20000への移行を決断


24時間365日、昼夜を問わず繰り広げられる為替取引。その値動きに投資するFXサービスの提供で人気の高いクリック証券では、急増する取引トランザクションに対応し、ストレージ統合とパフォーマンス強化を実現するためHP XP20000への移行を決断。 わずか1ヶ月半ほどの短い移行期間で、今後の口座数拡大に向けた余裕が生まれ、運用負荷の軽減を達成した。さらに、システム増強にあわせ最上位モデルXP24000の導入も決定。
Florida Municipal Power Agency

目的

アプローチ


ストレージ性能不足の不安を解消
I/Oボトルネックの発生を解決
時間がかかるバックアップを短縮
ストレージの運用負荷の軽減

高性能なストレージへリプレース
操作性にも優れるHP XPを採用
複数ストレージを1筐体内に統合
サポートサービスや管理ツールを積極活用

システムの効果

ビジネス上のメリット


可用性の高いストレージインフラを獲得
トランザクションの急増にも不安なし
バックアップ時間は従来の1/10に
ストレージ統合効果で運用負担が大幅減

ビジネス競争力とサービス品質がアップ
今後の口座数、取引量増大にも余裕が
新ビジネス、新サービスへの挑戦が可能に
低料金という強みをこれからも維持

お客様背景

低料金と便利なサービスとを武器にクリック証券は総合金融サービス業を目指す

クリック証券株式会社 取締役 田島利充氏
クリック証券株式会社
取締役
田島利充 氏

株式をはじめREIT(不動産投資信託)やETF(上場投資信託)、FX(外国為替証拠金取引)、先物・オプション取引、eワラントなど、金融商品の数は近年、大幅に増えている。こうした流れの中で、資金をそれほど持っていない多くの個人投資家であっても様々な金融商品に気軽にアクセスできるのは、オンライン証券会社の存在に負うところが大きい。

クリック証券株式会社もそうした個人投資家に人気のオンライン証券会社のひとつである。2006年のサービス開始以来、「顧客利便性の高い金融サービスを低料金で提供し続ける」という経営理念の下、確実に業績を伸ばしてきた。2008年10月には、オンラインでの保険の取り扱いを開始。「株式やFXだけでなく、広範な金融サービスを提供できる総合金融サービス会社を目指すという取り組みを前進させることができた」と、同社取締役でIT部門の責任者でもある田島利充氏は語る。

社内エンジニアたちの高い技術力が低料金戦略を可能にした

クリック証券の特長といえるのは、経営理念でもうたっているように、品質の高いサービスを提供しながら、手数料などを業界でもトップクラスの低料金に抑えていることだ。たとえば、FXで通貨を売買する時に必要となる手数料の一種「スプレッド」。これを業界に先駆け、ドル/円では最低で0銭を実現した。こうした攻めの戦略により、同社は2009年7月に、FXの月間売買代金でトップの地位を獲得した。

こうした低料金戦略が可能である秘密を、田島氏は技術力の高さにあるという。「技術者集団で始めた会社ということもあり、システムの構築や運用、そしてお客様の利便性アップに欠かせない取引ツールの開発などを、すべて自社内で行っているため」(田島氏)だと解説する。社内の優秀なエンジニアを使って開発コストを抑えることができるため、お客様のニーズを取り込んだ質の高いサービスやツールを絶好のタイミングで迅速に提供すると同時に、低料金も実現できるというわけなのだ。

ストレージのI/Oがボトルネックになり取引集中時のサービス低下が表面化

クリック証券株式会社 システム部マネージャー 箱崎和男氏
クリック証券株式会社
システム部マネージャー
箱崎和男 氏

前述したように、クリック証券は業界で初めて、ドル/円のスプレッドを最低0銭にした。この料金体系をスタートさせたのは2008年7月のこと。このスプレッド改定をきっかけに、同社のFXの口座数と取引量は急激に伸びていった。しかし、同年11月になると、FX取引を司る「FXシステム」が悲鳴を上げ始める。取引のトランザクションをさばききれないようになり、取引が非常に集中した場合、システム障害も発生するような事態に陥ったのである。

トランザクションをさばききれない最大の原因は、ストレージのI/O処理がボトルネックになっていたことだった。「既存ストレージではI/O処理のパフォーマンスが不足し、一連のトランザクション処理を途中で待たせてしまうことが増えてしまったのです」(田島氏)。問題解消に向け、同社では急きょI/Oパフォーマンスのより高いストレージへ更新することを決めた。

ストレージ更新にはもう1つの狙いもあった。ITインフラチームのチーフを務める同社システム部の箱崎和男マネージャーはこう説明する。「ストレージが複数存在し、しかも複数のベンダーが混在していたのです。これらを1つに統合することで、運用の手間を軽減したいと考えていました」。複数のストレージがあれば、もし障害が発生した場合に、特定するための作業が必要となる。しかも、ベンダーごとに障害対応の方法が異なる上、問い合わせ窓口も複数。運用を担当する同社エンジニアたちには大きな負担がかかっていた。


ソリューション

可用性の高さ、動的拡張性、バックアップ性能という3条件をすべて満たすXPを選択

新ストレージの選定にあたっては、「まず可用性。これに加えて動的な拡張性、そしてバックアップ時の解題解消という3つがクリアできることを条件としました」と箱崎氏。

オンライン証券会社の同社にとって、システムはビジネスに不可欠の基盤。しかも、24時間動き続ける為替取引でお客様の大切な資金を扱うため、どんな場合にもサービスが止まることは許されない。最速のI/Oパフォーマンスを備えていることはもちろん、高い可用性についても絶対条件だった。

そして拡張性。FXでは、経済指標の発表、政府要人の発言など世界中の様々な出来事が為替相場を大きく動かし、取引量も予想を超えて急増することがままある。こうした場合に、増えた取引量をカバーできるだけのディスク容量を随時、動的に拡張できれば、システムやサービスの安定性は高まる。

3つ目のバックアップ時の課題を解消したいという思いも切実だった。同社では、取引量が拡大を続ける中で、ストレージ内のデータを日々バックアップしていた。その際に課題となったのは、バックアップに時間がかかってしまうこと、さらにその間はストレージのパフォーマンスが落ちてしまい、サービスのレスポンスが下がってしまうことだった。「バックアップをもっと短時間で完了でき、バックアップ作業中もレスポンスが落ちない高パフォーマンスのストレージにしたかった」(箱崎氏)。

こうしたすべての条件を満たしたのが、HP XP20000だった。さらに、この高性能ストレージのデモンストレーションを見て、設定変更などの操作が簡単であることにも箱崎は驚いたという。「GUIで簡単に変更操作が行えるところは気に入りました」。既存システムで採用済みだったHPHP Storage EVAが、併用していた他社製ストレージと比べ、故障率の点でも、使いやすさの点でもズバ抜けていたこともHP製ストレージの信頼感につながった、と付け加える。

24時間止められない運用を実現する上で専任担当者によるHPからのサポートは心強い

HP XP20000の採用が決まった2008年12月、ストレージの更新プロジェクトは慌ただしくスタートする。現行FXシステムが厳しい状況にある中で、早急に移行を完了しなく てはならない。クリック証券サイドではさっそく設計作業を開始するとともに、移行のための検証作業やHP XP20000の構築に必要な技術的知識の収集にも着手。一方、HPサイドから送り込んだエンジニアたちは、箱崎氏たちのチームとタッグを組み、搬入したHP XP20000の物理フォーマットなどを開始した。

基幹業務を守るXP20000(システム構成図)
「プロジェクト完了の目標は1ヶ月半ほどという非常に厳しいスケジュール。1つの場所に集まって一緒に作業を進められたことが、これだけ短期間でできた大きな要因といえるでしょう」と、箱崎氏はHPの対応を評価する。仕様の変更や記述間違いなどがあればすぐにHPのエンジニアに伝え、その場で調整・解決するという、密接な連携の下で作業は順調に進んだ。

翌2009年1月には無事移行を完了し、新ストレージが本格的な稼動に入った。運用フェーズに入ったところで、クリック証券では新たにHPの提供するサポートサービス「プロアクティブ24」の契約を締結。24時間体制のリモート監視、トラブルの発生を未然に回避する事前保守といった万全のサポートをHPが提供することで、運用を担うクリック証券のエンジニアたちの業務負荷は大きく低減。「プロアクティブ24のサービスでは、当社専任のサポートエンジニアを置いてくれます。この存在が非常に心強い。設定変更などを行っても、常に最新のシステム情報を共有してくれているし、万が一、障害が発生してもすぐに対応してもらえるという安心感があります」と、箱崎氏も満足げだ。

自社運用の負荷軽減を図るため、こうしたサポートサービス活用に加え、ユニークな取り組みも行っている。それがスマートフォンの活用だ。スマートフォンに載る簡易版の管理ツールを独自に用意し、いつでも、どこからでもシステムの稼動状況チェック。障害発生の際には初動対応もとれるような体制を作り上げているのだ。もちろん、HP XP20000の評価を実施した際に箱崎氏が驚いたという、HP製の定評ある管理ツールも十分に活用している。サーバーやストレージをはじめとするハードウェア全般の監視や障害検出にはHPSystems Insight Manager(HP SIM)を、頻繁に実施しているというディスクの構成変更の際にはHP Remote WebConsoleを、と状況に応じてツールを上手に使い分け。「便利だし、非常に役に立っています」(箱崎氏)。


効果と今後の展望

持てる技術力を総動員しビジネス競争力のさらなる強化を図る

新ストレージへの移行完了からすでに8ヶ月ほどが経過した。2008年11月、ストレージのパフォーマンス不足懸念が持ち上がった時に約30,000だったFX口座数は、現在、2倍以上の72,000を超えるところまで順調に数を増やしている(2009年8月末)。こうした状況の中でも、「HP XP20000はまったく問題なく、稼動し続けてくれている」と箱崎氏の評価は高い。

具体的な導入効果も様々な面で得られているようだ。たとえば懸案だったバックアップ。HP XP20000が備える極めて高速なデータコピー機能「HP XPBusiness Copy」を利用することで、バックアップ時間は従来の1/10以下にまで飛躍的に短縮できたという。バックアップ作業中にサービスのレスポンス低下という課題を解消できた。また箱崎氏は、複数あったストレージを1つの筐体内に統合できたことで「以前のような運用上の煩わしさがなくたったことがうれしい」と語る。ストレージのパフォーマンスが飛躍的にアップしたことで、トランザクションや口座数急増にも不安がなくなった。

さらに新しい動きとして、システム増強の決定から導入までのリードタイムを考慮し、現状以上の性能・可用性・拡張性に優れたサーバー、HP Integrity Superdomeと、HP社製ストレージでは最上位モデルであるXP24000の導入を決定した。これにより、口座数の急激な増加とそれに伴って発生するインフラ構築、データ移管等のリスクを予め低減させることが可能になる。クリック証券では、これまで培ってきた高い技術力を、厳しさを増してきた業界内での競争力強化に投入しようと考えている。新しいビジネスアイディアの具現化、新サービスの投入、独自取引ツールのブラッシュアップや新規開発……。そうした様々な取り組みを確実に実行していくための良きパートナーとして、HPが協力する機会は今後ますます増えていきそうだ。



コラム


業界最高レベルの性能を実現するHP XP

HP XPファミリは、従来のモデルから定評のあるクロスバー・スイッチ・アーキテクチャーを継承しつつ、各部の設計を全面的に改良し、大幅な性能アップを実現しました。最上位モデルHP XP24000は、業界団体「Storage Performance Council」(SPC)により認定された、ディスクアレイシステムとして世界最高のシーケンシャルI/O性能 8,724.67 SPC-2 MBPS™を記録しています。(2009年12月1日現在)
※2009年12月1日現在 ディスクアレイシステムとしてSPC-2世界最高値。MBPS™は、1秒あたりのデータ転送量(MB)。

SPC-2™は、ストレージの業界団体「Storage Performance Council」が提供する公開ベンチマークテストです。SPC-2™は、大規模なデータを連続的に扱うビジネスアプリケーションにおいて、ストレージシステムの性能を測定するプログラムであり、その測定値はシーケンシャルI/Oを中心とした性能を評価するために用いられます。
HP XP24000は、ランダムI/Oを中心とした標準的ベンチマーク SPC-1™においても、業界最高レベルの200,245.73 SPC-1 IOPS™を記録しています。
HP XP24000のベンチマークレポートは、「Storage Performance Council」のホームページで確認できます。
http://www.storageperformance.org/resultsこのリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

XPディスクアレイの遠隔監視とプロアクティブ24保守

HP XPディスクアレイは、高いサービスレベルを保証できるよう、アレイシステムがリモートのセンターに自動的に動作状況を通知する機能を持っています。遠隔監視機能とともに提供されるプロアクティブ24サポートは、システム障害を未然に防ぐ予防保守や定期的なヘルスチェックにより、お客様に安心して運用いただけます。

HP StorageWorks XPディスクアレイ イメージ画像
ストレージ・テクノロジー・センターによる常時監視
米国HPのストレージ・テクノロジー・センターが、24時間体制でXPディスクアレイの稼動状況を監視しています。システムから送られた構成情報をストレージ・テクノロジー・センターがチェックします。
システム異常の自動通知
XPファミリに内蔵されているSVP(サービスプロセッサー)がシステム異常を検知すると、ストレージ・テクノロジー・センターに異常内容を自動的に通知します。
リモート保守システム
遠隔監視システムと連携し、日本HPのストレージ専任サポート部隊が、ファームウェアのアップグレードや障害の復旧作業など、XPシステム毎に必要な保守内容を判断し迅速に対応します。


会社概要

クリック証券株式会社
所在地: 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷野村ビル
代表取締役社長: 高島 秀行
資本金: 30億3,066万3,925円
従業員数: 約170名(連結)
設立: 2005年10月
事業内容: 金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業
URL: https://www.click-sec.com/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 金融
  HP XP20000

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡