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仮想サーバー環境の進展は、物理サーバーの台数削減という“目に見える効果”をもたらしてきた。
それに対してストレージ環境はどうだろう。サーバーの立ち上げが非常に簡単になった一方で、ストレージ領域を
用意する手間は従来通りではないだろうか。共有ストレージの“ムダな空き容量”の問題も解決されないままだ。
日本HPが新たに提供を始めた「HP LeftHand SANストレージ」は、こうした仮想サーバー環境ならではの課題を
一挙に解決する革新的なソリューションである。詳細をレポートしよう。
ノード障害を
解決した唯一の
クラスター
ストレージ製品 |
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仮想サーバー環境ならでは、と言ってもいいストレージに対する厳しい要求に“可用性”がある。その理由を瀧澤は次のように説明する。
「仮想サーバー環境では、ストレージの障害が仮想サーバーすべてに影響を及ぼすことになります。物理サーバーとストレージが1:1だった構成では考えられないほど、影響の範囲が大きいことに留意しなければなりません」
スケールアウト型のストレージ製品は、ノード障害に対して致命的な弱点を抱えていた。ひとつのノードが何らかの理由により停止すると、ストレージシステム全体が停止するというものだ。ノードが増えることにシステム停止の可能性が高まるのでは安心して導入できない。
「HP LeftHandはクラスター内でノードを横断した冗長構成を可能にすることで、ノード障害を克服しています。スケーラビリティというメリットはそのままに、“耐障害性”を手に入れた業界初のiSCSIクラスターストレージ製品なのです」(瀧澤)
HPでは、このテクノロジーを「Network RAID」と呼んでいる。HP LeftHandは仮想サーバー環境における、もっとも実績あるHAストレージソリューションとして支持されている。
「主要コンポーネントの二重化によるハードウェア障害への対応、Network RAIDによるノード障害への対応、スナップショット機能によるオペレーションミスへの対応、リモートコピーによる災害対策。HP LeftHandは、これらすべてのレイヤーで耐障害性を確保しています。その信頼は、世界3,000ユーザー、11,000システムの導入実績に裏づけてられています」(苫名)
「ライブマイグレーションやフェイルオーバー、ディザスタリカバリなど、仮想サーバー環境では付加価値の高い機能が驚くほど手軽に活用できます。こうした機能を存分に使いこなすためには、HP LeftHandに代表される“ストレージ仮想化”製品と組み合わせることが大前提になります」(瀧澤)
HP LeftHand SANストレージがもたらす価値は、コスト削減だけではない。中小規模のシステムに“仮想化によるイノベーション”をもたらすポテンシャルこそが、本質的な価値なのだ。
本稿では“仮想サーバー環境”におけるストレージ仮想化の価値をレポートしてきたが、物理サーバー環境の共有ストレージとしてもHP LeftHandは有効なことはご想像いただけるだろう。これまでハードルの高かったSANを手軽に導入するための選択肢にもなる。コスト削減の先を見通して、次の成長を支えるITインフラの実現へ。HPが提案する“ストレージ仮想化”に注目したい。