HP P9000 Array Manager Softwareは、P9500 Disk ArrayにWebベースのボリューム管理、リソース割り当て、アクセス制御、およびデータセキュリティを提供し、お使いのP9500を最も効率的に使用できるようにデータボリュームを構成および管理できます。アレイリソースをパーティション化してアプリケーションを隔離したり、最もアクセス頻度の高いデータのためのキャッシュメモリを予約したり、最も重要なアプリケーションで必要となるポート帯域幅が確保されるようにホストポートの使用率を制御したりすることができます。また、データに効率的にアクセスできるように、P9500へのすべてのホストアクセスを構成、管理、および保護し、アーカイブおよびデータ保存用の読み取り専用ボリュームを作成して、必要に応じてデータを安全に削除できます。
※注記: HP P9000 Array Manager Softwareは、メインフレームのみの環境を例外として、P9500 Disk Arrayを実装しているすべての環境で必要となる製品です。
HP P9000 Array Managerには、いくつかの重要な機能が用意されています。P9000 Array Managerに含まれている機能は、次の一覧表のとおりです。
| 機能名 | サポートされる システム |
説明 |
| LUN Manager | オープンシステム | パスの追加と削除、ホストモードの設定、コマンドデバイスの設定/リセット、ポートの構成、LUNの作成およびポートへの割り当て、ポートのセキュリティの構成、未許可のサーバーからのIOSCANによるセキュアLUN検索の禁止、およびすべてのI/Oに対するセキュリティのチェックが可能です。 |
| Open Volume Manager | オープンシステム | 標準ボリュームより大きい拡張ボリュームの作成 (LUSE: LU Size Expansion)、および標準ボリュームより小さいカスタムサイズボリュームの作成 (CVS: Custom Volume Size) が可能です。 |
| Virtual LVI for Mainframe | メインフレーム | 標準ボリュームより小さいカスタムサイズメインフレームボリュームを作成できます (CVS: Custom Volume Size)。 |
| Volume Security for Mainframe | メインフレーム | メインフレームに接続されたP9500 Disk Arrayのボリュームセキュリティを提供し、未許可のホストによるアクセスからボリュームを保護します。LDEV Security for Mainframeとも呼ばれ、Hitachi SANtinel for Mainframeとしても知られています。 |
| Volume Security Port Security Option | メインフレーム | ホストがどのポートを通じてボリュームにアクセスできるようにするのかを指定します。Hitachi SANtinel-Port Security Optionとしても知られています。 |
| Data Retention Utility | オープンシステム | アーカイブおよびデータ保存に対応したボリュームアクセス制御。キーデータセットを更新、コピー、アクセス、および照会から保護します。LUN Security XP Extensionとしても知られています。 |
| Volume Retention Manager for Mainframe | メインフレーム | アーカイブおよびデータ保存に対応したボリュームアクセス制御。メインフレームボリュームにアクセスパーミッション (読み取り/書き込み、読み取り専用、および保護) を割り当てます。Hitachi LDEV Guard for Mainframeとしても知られています。 |
| Cache Residency Manager | オープンシステム | アクセス頻度の高いデータ用にキャッシュメモリの領域を予約してパフォーマンスを向上します。Cache LUNとしても知られています。 |
| Cache Residency Manager for Mainframe | メインフレーム | アクセス頻度の高いデータ用にキャッシュメモリの領域を予約してパフォーマンスを向上します。Hitachi Flash Access for MainframeおよびCache LUN for Mainframeとしても知られています。 |
| Hitachi Cache Manager Utility for Mainframe | メインフレーム | キャッシュ常駐化の管理を強化します。ボリュームとデータセットの両方をキャッシュ内にロックできるメインフレーム用のホスト管理ソフトウェアを提供します。 |
| Performance Control | オープンシステム | 最も重要なアプリケーションのパフォーマンスを必要なレベルに維持できるように、ポートI/Oおよび転送速度を割り当てます。Server Priority Managerとしても知られています。 |
| Performance Monitor | オープンシステム および メインフレーム |
P9500 Disk Array内のドライブ、ボリューム、プロセッサー、およびホストインターフェイスの使用率、ワークロード、およびパフォーマンスを監視します。情報がグラフィカルに表示されます。 |
| Volume Shredder | オープンシステム および メインフレーム |
データを安全に削除し、削除したデータが復旧される可能性を最小化するために上書きを繰り返します。ランダムなパターンか、ユーザーが選択したパターンにより最大で8回まで上書きを繰り返します。Data Shredderとしても知られています。 |
| RAID Manager | オープンシステム | P9000 Continuous Access、P9000 Business Copy、Database Validator (Data Integrity Check)、およびData Retention Utility (LUN Security XP Extension) を制御するためのホストベースのコマンドラインインターフェイスを提供します。 |
| Cache Partition | オープンシステム および メインフレーム |
アクセス頻度の高いデータの格納用にキャッシュメモリの領域を予約してパフォーマンスを向上します。キャッシュを最大32個のパーティションに分割でき、重要なアプリケーションのパフォーマンスを向上するための専用のキャッシュを構成できます。 |
| P9000 Command View AE CLI/ SMI-S | オープンシステム および メインフレーム |
コマンドラインインターフェイス (CLI) とスクリプトにより、アレイの構成および管理タスクを自動化できます。SRMソフトウェアプラットフォームとのインターフェイスは、SMI-Sプロバイダーによって提供されます。この機能を使用するには、P9000 Command View AE Management Stationが必要です。CLI/SMI-Sライセンスのインストールについては、下記の「ライセンス」のセクションを参照してください。 |
| P9000Info (旧XPInfo) |
オープンシステム | P9000Infoコマンドラインユーティリティにより、サーバー上のデバイスファイルとP9500内の対応するストレージポートおよびLDEVの間のマッピングを確認できます。 |
HP P9000 Array Manager Softwareが提供する機能の概要は以下のとおりです。
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HP Data Retention Utilityは、セキュリティに優れたWebベースのLDEVアクセス制御を提供し、ストレージ管理者による重要なデータのアーカイブ、またはデータ保存目的での保護を可能にします。ストレージ管理者がビジネスクリティカルなデータや機密データを管理する際に役立つユーティリティです。
※注記: 本製品を購入して導入するだけでは、データ保存に関する法規要件を満たせるという保証はなく、明示的、暗示的を問わずコンプライアンスが保証されるわけではありません。
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アクセス頻度の高いデータの格納用にキャッシュメモリの領域を予約してパフォーマンスを向上します。キャッシュを最大で32個の論理パーティションに分割でき、重要なアプリケーションのパフォーマンスを向上するために専用のキャッシュを構成できます。
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HP P9000 Data Shredderは、エンタープライズストレージ市場向けに設計されており、P9500上でサポートされています。削除したデータが復元される可能性を最小化する連続上書きによりP9500 Disk Array上のデータを安全に削除できます。そのため、安心度が高まり、P9500を使用している高セキュリティ環境のデータセキュリティを向上させることができます。機密性の高い財務データや各種業界における高セキュリティデータの漏洩防止に威力を発揮します。
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HP P9000 Performance Controlは、P9500 Disk Array用のWebベースのパフォーマンス割り当てツールです。ストレージパフォーマンスリソースにIT優先度を関連付けて、ホストに対するインテリジェントなリソース割り当てを実現します。重要なシステムに対しては、ビジネス目標を満足するために必要なすべてのP9500パフォーマンスがそれらのシステム上で確保されるように優先度を設定できます。ビジネスプロセス (バックアップやデータウェアハウスのロードなど) が目標時間帯内で完了するために必要なアレイ帯域幅を割り当てることもできます。P9000 Performance Controlは、パフォーマンスレベルのQoS (サービス品質) に基づく高度なサービスプロバイダーソリューションを実現します。アレイリソースの使用効率が最適化されるので、お客様のP9500ソリューションの投資収益率 (ROI) が向上します。
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HP P9000 Cache LUNでは、HP P9500 Disk Array上のメモリキャッシュ領域をアクセス頻度の高い情報の格納用に確保できます。ファイルアクセスとデータ転送が高速化されます。オンボードキャッシュに情報を保存すると、読み取り/書き込みの両方の処理時にキャッシュに存在するデータをホストデータ転送速度で使用できるため、データアクセスが高速化されます。P9000 Cache LUNは、I/O要求をP9500ドライブから、アレイのキャッシュに保存されているデータへとリダイレクトします。P9000 Cache LUNは透過的で、簡単に実装でき、パフォーマンスがすぐに向上します。
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HP P9000 RAID Managerは、コマンドラインインターフェイス経由でサーバーから起動できるOS固有のホストベースソフトウェアを提供します。このソフトウェアにより、HP P9000 Continuous AccessおよびHP P9000 Business Copyをホストサーバーから完全に制御することができます。P9000 RAID Managerには、キャッシュやOS等との同期処理機能も用意されています。ホストからスクリプトで起動する予定の場合は、コンサルティング契約が推奨されることがあります。P9000 RAID Managerでは、HP Data Retention Utility (LUN Security XP Extension) ベースのソリューションに対するホストエージェント/コマンドサポートも提供されます (詳細については、「Data Retention Utility」のセクションを参照してください)。
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Database ValidatorをOracleデータベース環境内に導入すると、P9500 Disk Arrayのデータ保護レベルを高めることができます。OracleのHardware Assisted Resilient Data (HARD) フレームワークが実装されたDatabase Validatorは、データI/Oパス内での潜在的なデータ破損を検出して修正し、計画外ダウンタイムを回避できるように支援します。Database Validatorは、HP UX/LVM環境およびSun Solaris/VxVM環境にも導入できます。さらに、MC/ServiceGuard for HP UX環境でもサポートされています。
Database Validatorは、完全なOracle HARD/P9500 Disk Arrayソリューションに実装されている場合、Oracle HARDに対応したデータベースと連携して動作し、サーバーとP9500の間の接続パスから発生した破損した可能性のあるデータがストレージにコミットされる前に確実に検出および拒否されるようにします。無効または破損したI/Oが検出されると、Database ValidatorはそのI/Oを拒否し、サーバーに報告してI/Oの再転送を要求します。同時に、リモート通知のためC-TrackにSIMイベントメッセージを渡します。
Database Validatorは、他のP9500ハードウェアおよびソフトウェアと連携して、Oracle HARDの完全な実装を提供します。
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