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安藤建設は、創業1世紀を超える歴史を持つ老舗のゼネコンである。その社歴の長さからもわかるように、堅固な企業基盤と堅実な事業展開に定評があるが、同時に次代を先取る先進的な取り組みにも熱心な企業だ。そんな展開の一つが、設計におけるCADを中心としたデジタル化、特に近年の3次元化を目指す取り組みである。一連の展開を主導してきた建築本部技術部の松野義幸氏は語る。
「業務効率化へのニーズが高まる中、設計部門では、早い時期からCADを中心とするデジタルツールによる効率化を進めてきました。しかし、このCADによる効率化も2次元では徐々に限界に達しつつあります。そこで3、4年前から意匠設計部の一部に3次元CADを導入。3次元設計への挑戦を開始しました」。もちろん意匠系だけで100人余りもの設計者を擁する大組織で、3次元化を進めていくのは容易ではない。現在は若手中心にArchiCAD、Revit Architectureなどの3次元CADやAutodesk 3ds Max、Artlantis StudioなどのCGを導入。これらの検証も兼ねて、設計やパース、VR制作などの実務に活用しながら、3次元活用ノウハウの蓄積と新ワークフローの研究を進めている。
「現状はまさに過渡期で、設計部門には基本の2次元CAD以外に複数の3次元ソフトが混在しています。意匠系だけでもArchiCAD、Revit Architectureという2種の3次元CADに施工図用の3次元CADとしてARCHITRENDZ(施工図エディション)があり、さらにパースやVR制作用の3次元CGも、Autodesk3ds Max、Artlantis Studioの2種類。設備、構造はそれぞれ別の専用CADを使っています」。もちろん全員がこれらのソフト全部を使うわけではなく、利用状況は個々の設計者によって大きく異なる。そこで課題となるのが、それらのソフトのプラットフォームとなるべきハードウェア環境だ。同部門では、3次元ソフトを扱うためのハイスペックなワークステーションは、ある国産メーカーの製品を主に使っていたが、前述のような3次元ソフトの活用が進むにつれ、このハード環境に問題が生じたのである。
「CGのレンダリング中など、マシンが突然ハングアップするトラブルが頻発し始めたんです。当然仕事は中断するし、非常に困ったことになりました。設計部門のハード/ソフトの管理を任されていた私は、コンピュータの入れ替えを含め、至急対策を講ずる必要がありました」。早速、ソフトウェアベンダーとハードウェア販売代理店とともに調査を始めた。その結果、当時、意匠設計部に数台しかなかったHPのワークステーションで同じ作業を行うと、トラブルが発生しないことが判明した。HPマシンなら3次元CADも3次元CGも安定して動作するのである。
「業務で使う以上、最も重要なのは、やはりソフトが常に安定して動作し、利用する設計者が安心して使えることです。そこで3次元CAD/CG用途のマシンとして、HPワークステーションを導入することにしました」 |
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こうした経緯を経て、同社建築本部の設計部門では、2007年2月から、まず3次元CAD/CGを使う設計者を対象に、HPのワークステーションの導入を行った。
「部長クラスや2次元CADしか使わない設計者はパソコン、2次元CADが中心だが時々3次元CADも使うという設計者にはxw4600を、3次元CADやCGをフルに使う設計者にはxw6600を、という配置の仕方が基本パターンとなります。私が管理する意匠設計系のコンピュータだけで160台以上ありますが、3次元CAD利用者の増加に伴って、HPのワークステーションも増加してきています」
このように、安定性の高いHPワークステーションでの、ハードウェア環境を構築したことにより、同社の設計部門にも新たな影響が現われ始めている。3次元CAD/CGソフト利用時のトラブルは、以前に比べて格段に少なくなっている。多種多様な3次元CAD/CGを、安心して使える環境となってきているのである。そのせいもあって、意匠設計部における3次元CAD/CGの活用にもいっそう弾みがついたようだ。
「例えば、若手設計者の間では、自ら3次元CADや3次元CGを使ってCGを書き、パースまで仕上げてしまうケースが増えています。さらに、簡単なものですが、プレゼンテーション用にVRを使ったウォークスルーなども作っています」と松野氏は言う。
「最新情報を収集することも仕事の一つなので、私は2次元/3次元CADやCGのベンダーが主催するセミナーや、社外展示会に出向く機会が多いのですが、その際、よく目にするのはHPのワークステーションです。これは、各種ベンダーとの親密な関係を保つことに対して、HP社が努力されている証だと思います」
設計者自身がパースやVRの制作を行うことが普通になっていけば、設計者の業務負担はどうしても拡大する。その負担を軽減するためにも、高速で安定した処理を行うことができるコンピュータ環境の充実が、ますます重要さを増しているのである。同社では今後、意匠設計部の3次元CAD/CG利用者を中心にHPワークステーションに入れ替えていきたいそうだ。また、3次元ソフトのヘビーユーザーには、毎年、最新のHPマシンを提供し、そのヘビーユーザーが以前まで使っていたマシンは、ほかの意匠設計者に使ってもらうのだという。ハード環境全体の底上げも自然な形で進めていこうというのである。
いずれにせよ、同社にとって、3次元設計へのチャレンジは、まだまだこれからが本番である。今後もさまざまなソフトウェアを検証し、ノウハウを蓄積していく必要があるだろう。その点からも、HPのワークステーションが担う役割は大きく、重いのである。
「将来的には意匠設計だけでなく設備や構造とも3次元データを連携させ、一気通貫でデータを流すことが目標となります。道は遠いですが、じっくり取り組んでいきたい。HPのワークステーションも、我々とともにどこまでも進化していってほしいですね」 |
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POINT1 |
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最新プロセッサを自由に選択
| HP xw6600/CT Workstationは、先進のインテルプロセッサ、Xeonシリーズを多数ラインアップしている。これまでにない最高のパフォーマンスによって、高負荷のアプリケーションでもマルチタスクやマルチスレッドアプリケーション環境を容易に実現することができるのだ。また、世界初の45nmテクノロジーにより卓越したスピードを実現したクアッドコア5400番台や、並列処理によって複雑な処理もリアルタイムで実行可能なデュアルコアの5200番台など、用途に応じ多彩なプロセッサを自由に選ぶことが可能だ。 |
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POINT2 |
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| 主要ソフトウェアベンダーとのパートナーシップ |
ワークステーション開発に携わってきた20年以上の歴史の中で、HPは主要ソフトウェアベンダーとのパートナーシップを緊密なものとし、各社アプリケーションのベンチマークや顧客構成における経験も蓄積してきた。こうした努力と経験により、HP Workstationはアプリケーション対応において定評ある安定性、信頼性、管理性、パフォーマンスを実現。さらにソフトベンダー各社からハードウェア・プラットフォームの認定、パフォーマンス・チューニング、トラブルシューティングへの迅速な対応などが実現されている。
■検証済みアプリケーション例
Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、AutoCAD、Inventor、Autodesk Map 3D、Revit、3ds Max、MAYA、StudioTools、SolidWorks、Solid Edge、OneSpace Designer Modeling、Pro/ENGINEER Wildfire、I-DEAS、Unigraphics、CATIA、Softimage XSI、Light Wave |
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POINT3 |
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マシンの静粛性にも徹底した取り組み
HPのワークステーションは、マシンの静粛性にも徹底した技術開発で取り組んでいる。独自の「振動遮断テクノロジ」により、専用の取り付け具で高速回転するHDDの揺れや回転音を吸収し、ボックスとの共振やノイズを防ぐ。また、静音ファンテクノロジを採用した「冷却ファン」により低回転域でのノイズを軽減。筐体内の多数のポイントでモニタリングした温度を参照し、CPUやシャーシに対応している冷却ファンをそれぞれ制御する。発熱量が少ないときには、システムの安定稼動に十分な冷却効果を確保しつつファンの回転速度を抑えられるため、騒音低下が可能となっている。これらの技術によって、アイドル時など低負荷域でのシステム動作音をわずか21dbに抑えている。これは木の葉が触れ合う程度のごくわずかな音であり、ユーザーの仕事を邪魔することなく、安定した動作を実現する。 |
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| User of this products |
建築本部 技術部
課長 |
| 松野義幸氏 |
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「つい最近、当社のある支店が3次元に挑戦するというので、
HPマシンを推薦しました。HPなら信頼できますので」 |
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Windows 8 の機能を最大限に利用するために、システムには、アップグレードされたハードウェアか個別に購入したハードウェアのいずれか、またはその両方が必要になる場合があります。
また、Windows 8 の全バージョンで全ての機能を利用できるわけではありません。詳しくは、http://windows.microsoft.com/ja-JP/ を参照してください。
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