HPWS:今後、貴社が注力するソリューションあるいは製品などについてお聞かせ下さい。
CMS Japan: XiOやFocalを有効活用し放射線治療計画の作成から保存までを効率よくマネージメントするネットワークソリューション「CMS.Direct」のご提供を開始しています。3つのコンポーネントからなる当ソリューションは、ネットワークによる利便性を最大限に活かしたストレージ&アクセスソリューションです。
「CMS.Direct MultiVue」は、XiOやFocalを含め複数のアプリケーションを1台のクライアントPCで使用できるマルチタスクソリューションです。各ワークステーションはCMS.Directのラック内に設置され、CMSネットワークにより接続されます。1台のXiOに対して、院内の外来や各診療室からシンクライアントを使ってアクセスし患者様や家族に説明を行ったり、確認を行ったりといった場面で活用されます。
「CMS.Direct Access」では、ブロードバンド環境さえあればどこからでも臨床データにアクセスが可能になります。放射線治療の現場では、専門医育成を早急に進めているものの、実際の施設数に対して専門医の人員が追いついていないのが現状です。もちろん、患者様は専門医による診断を求めています。専門医側も時間を有効に使い、できるだけ多くの患者様に高品質な治療を提供したいと考えておられます。「Direct Access」によって、遠隔地から特別なソフトなしにWindows PCのブラウザのみでXiOやFocalにアクセスできますので、交通便の悪い施設や学会の出張時などで時間や場所が制限されている場合でも、セントラルプランニングが可能になります。
「CMS.Direct Storage」は、大容量のデータ保存システム、およびバックアップのためのソリューションです。治療計画における使用データはイメージを多く必要とするため莫大な量となります。例えば、時間軸を足した4次元による治療計画などでは相当な数のマルチスライス画像が必要とされるなどイメージ増量の傾向はさらに高まっています。これを安全に高速に集中管理するためのシステムです。ストレージ容量は1TBから最大4TBまで選択可能となっています。
「CMS.Direct」は今春販売開始後、すでに大型がんセンターなどの施設へ導入が3件完了していますが、今後さらに、各関係施設から利用価値の高いソリューションとしてのニーズが高まるものと思っています。
HPWS: 今後の貴社の展望(ビジョン)をお聞かせください。
CMS Japan: 「CMS.Direct」といった大規模施設での効率性を高める最新鋭ネットワークソリューションからスタンドアロンで対応するXiOまで、すべてのラインナップにおいてお客さまの要望に応じたきめ細かなサービスのご提供をこれまで通り心がけていきたいと考えています。併せて、日本でようやく認知が高まってきたこの分野のリーダー企業として、放射線治療の普及にもつとめていく所存です。そのためにも販売台数のみにこだわらず、ワークショップなどを通じてしっかりとソリューションのスタンスをお客様に伝えていくと共に、導入後のサポートにもさらに力を入れて参りたいと思います。
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