| HPがお勧めするWindows。 |
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長野県上田市に本社・工場を置く日置電機は、今年創業75周年を迎える電気計測器の専門メーカーである。自動車や電子部品、環境・新エネルギー関連など幅広い産業分野をフィールドに、大型の自動試験装置から記録装置、電子測定器、現場測定機など約200機種を供給。 ラインナップのずば抜けた豊富さ、高性能、信頼性の高さで業界をリードし続けている同社は、まさに典型的な多品種少量生産のメーカーであり、新製品の数も非常に多いのが特徴だ。 |
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![]() 日置電機株式会社 開発部 開発推進課 係長 水出 博司氏 |
「新製品だけで数十機種余りをリリースした年もありました」と語るのは開発推進課の水出氏。同氏は同僚の宮坂氏と共に、設計3次元化の推進と環境整備を担当している。「新製品がピークの年よりも多少減った現在でも、やはり設計者は非常に忙しいのが現実です。特に機構設計部門は設計者の数もそれほど多くないため、誰もが常に2~3件の新製品を掛けもちしています」。 このような状況下では、設計スピードと安定したコンピュータ環境の確立が重要だ。同社は1990年代半ば設計3次元化に着手したが、特に3次元CAD「Solidworks」正式採用の98年以降着実に3次元設計が普及し、いまや新規設計は100%Solidworksで3次元設計されている。当然、設計者が使うハード環境の重要性も一段と拡大しているが、同社ほどの大所帯ではハードのリプレイスも容易ではない。時には機種選定でコストが優先されることもあった。 「当初からHP製品が一番安定していると現場の評判も良かったんですが、一時、安さで別のメーカー製品が大きく台数を増やしたんです。2002年頃でしたが、このマシンがトラブルが多くて問題になりました」。トラブルを起こしたのは、実は水出氏自身のマシンだった。繰返し同じ故障が発生し、マザーボードやハードディスクなど総て替えても症状が収まらなかったのだという。 |
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| 「結局、それは新品と交換せざるを得ませんでした。他に同じメーカーのサーバも使っていましたが、これもトラブル続きで。設計者の間でも不安が強まり、HPマシンに乗り換えたいという声が広がりました。マシンが壊れれば、どうしたって設計は止まってしまうわけで。それは設計者が絶対に避けなければならない事態なのです」。こうして同社の設計者はHPマシンへの強い信頼を築いていったが、だからといって即座に全台を入れ替えられるわけではない。 「われわれが必要なスペックのワークステーションは当時100万円近く、簡単には買えませんでした。その後大規模アセンブリなど高負荷の作業も増えましたが、現実には旧式マシンも使わざるをえない状態です」。そこで今回「HP Z400 Workstation」(以下HP Z400)を、水出氏宮坂氏のお2人に預け、エントリーワークステーションという新たな選択肢を検討していただいた。 |
![]() 日置電機株式会社 開発部 開発推進課 係長 宮坂 哲也 氏 |
「せっかくの機会なので、今回は当社で使っている旧型機とベンチマークを比較してみました」。そう語る水出氏たちが用意したのは、HP xw9300 Workstation。(以下HP xw9300)2.6GHz デュアルCPU×2で、メモリ8GBを積んだ64bitOSマシンである。旧型機とはいえ実際に同社の設計者が使っている現役機だ。 これに対して日本HP が貸し出したHP Z400は、2.93GHzクアッドコアCPUでメモリは同じく8GBの64bitOSマシン。CPU以外それほど違わないように見えるが、ベンチマーク試験の結果には歴然とした差が現れた。 まず水出氏が行ったのは、大規模アセンブリモードによる読込み作業の比較。用意した自動試験装置のSolidworksデータを、HP xw9300は約60秒かけて読み込んだのに対して、HP Z400はわずか45秒で完了。約15秒を短縮した。さらに別の、より大型の装置のデータを、今回は通常モードで読込ませてみたが、それでも結果はHP xw9300の6分15秒に対しZ400は5分15秒と約1分も短縮した。さらには書き込みでも同様にHP xw9300の1分15秒に対してHP Z400は45秒と、約30秒も短縮したのである。 |
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| 「つまり、HP Z400なら1回のアクセスだけで1分も短縮できるんです。たった1分ですが、設計者が30人いればその30倍。しかもここから先、設計者は編集モードでより負荷のかかる作業を進めるのですから、このスペックの差はさらに大きく広がっていきます。個人的には、設計者一人当たりの作業効率はトータルで10倍程度差がつくと予測します」(水出氏)。 さらに今回、水出氏はSolidWorksSimulationによる解析シミュレーションにもHP Z400を使ってみた。いうまでもなくシミュレーションは、3次元設計以上に高負荷な作業となるが、そこでもHP Z400は問題なく動いたという。注目すべきは、この圧倒的な効率化が、コストを押さえたエントリーマシンであるHP Z400で軽々と達成された点である。 「設計者というのは、ハイエンドなマシンでなければ仕事にならないと思いがちで、しかもそういうワークステーションは高額だという思い込みがあります。しかし、このHP Z400に64bitOSで8GBも積めば、当社では十分なスピードを確保できます。現実には遅い旧式マシンで苦労して作業している設計者がたくさんいますが、マシンのリプレイスという単純な施策で確実に解決できるのですから、これは積極的に行うべきでしょう。1台100万円ではまとまったリプレイスは提案しづらいです、それで3〜4台買えるHP Z400なら話は違う。一段と提案しやすくなったのは間違いありませんね!」(水出氏)。 |
| このような経緯を経て、あらためて「新しい選択肢」としてのHP Z400の可能性を確信した両氏は、同社設計部門全体に対する推奨マシンとしてHP Z400の提案を進めている。まずは前のベンチマークの数値なども活かしながら、マシンのリプレイスでこれほど効率化できる、ということを周知させていく計画だ。そして、もちろんその外にもハード環境に関しての課題は無数にある。 「たとえば、私たちの部署で熱流体解析等も行っていますが、こうしたシミュレーションの結果を設計者へレビューする時のハードの問題があります」(宮坂氏)。 シミュレーション自体3次元の仮想空間で行われる作業であり、その結果も3次元で見せる方がわかりやすいのは当然だ。しかし、宮坂氏らのデスクがあるフロアが設計部隊のフロアから離れているため、現実にはコンピュータの画面で見せることがなかなか困難になっているのだという。 |
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| 「まさか私のHP Workstationを台車に乗せて持っていくわけにもいきません。結局、いまは3Dの画面を角度を変えて幾つか出力したものを持っていっているのですが、どうしても内容がスムースに伝わらないのです」(宮坂氏)。 そして、同様の問題が生産現場や海外拠点とのやりとりでも発生しているのだという。 「3次元の方が断然わかりやすいから当り前ですが、生産現場でも、やはり3Dのモデルを見ながら生産検討する3Dレビューが定着しています。さらに現在はアジアを中心に海外の基板関係の需要が急拡大しており、海外合弁会社等とのやり取りも増えていくでしょう。ソフトウェアはSolidworksで統一しているので問題ありませんが、やはりこちらでもハードの問題が出てくるわけです」(水出氏)。 こうした問題から、両氏はいまHP Z400に限らずHPのさまざまな製品に注目し始めている。たとえば手軽に携帯できるモバイルワークステーション、あるいはシンクライアントとブレードPC によるクライアント総合ソリューション「HP CCI」、全く新しいビデオ会議システ厶「HP SkyRoom」などだ。 |
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| 「生産現場や海外拠点に持っていって活用するなら、ハイスペックかつローコストなHPのモバイルワークステーションが視野に入ってきます。また、国内外の他部門スタッフと3D モデルを見ながらやりとりするなど、より高度なコミュニケーションが容易に実現できるビデオ会議システ厶も非常に興味深いサービスです。さらに先のことを考えれば、設計者のハード環境も行き着く所はシンクライアント的なシステ厶が重要な検討課題になってくるでしょう。 HP Z400を始め、HPのワークステーション製品には既に現状で十分満足していますが、こうした新しい分野の製品やサービスにもますます期待しています。とにかく今後もHPと積極的に情報を共有していきたいですね!」(水出氏) |
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