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キモカワムービ「Love Rollercoaster」


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「動画革命東京」第一期支援作品
キモカワムービ「Love Rollercoaster」
8月完成予定の堀江氏のLove Rollercoaster
トレーラは下記URLのgoo アニメで上映中
8月完成予定の堀江氏のLove Rollercoaster
トレーラは下記URLのgoo アニメで上映中
http://anime.goo.ne.jp/special/anime-innovation/loverollercoaster.html
クリエーター 堀江 弘昌氏 デジタルハリウッド大学・大学院学長 杉山 知之氏 株式会社シンク プロデューサー 宋 美善氏(ソン ミソン)
 
「Love Rollercoaster」との出会いを語る株式会社シンク
プロデューサー ソン氏 動画革命東京:株式会社シンク/有限会社アニメイノベーション東京が個人や中小アニメーション制作会社のオリジナル企画に対してパイロット版映像制作を行う資金の提供と作品のプロデュースを行うために設立した。東京都なども出資を行い、アドバイザーとしてデジタルハリウッド大学・大学院学長である杉山 知之氏も参加している。

*左は2007年デジハリのカタログ。堀江氏の作品である「Love Rollercoaster」のキャラクターがPRキャラクターとして登場している
 世界に通じるキャラクターアニメーションの登場です!

 動画革命東京とは

「Love Rollercoaster」との出会いを語る株式会社シンク
プロデューサー ソン氏ソン氏: 動画革命東京は2006年1月から個人や中小アニメーションスタジオ制作会社によるオリジナル作品を日本、そして世界に向けて発信するために株式会社シンクにより設立されました。動画革命東京では、現在(2007年5月取材段階)第5期の募集を行っていますが、今までの応募作は約80作品です。数としては多くはないかもしれませんが、これは応募段階から高いハードルを設けているためです。私たちは作品を日本だけではなく、世界に向けて発信していくことが目標なので、選考段階からクオリティを重視しています。そのため、支援作となったクリエーターさんには、専属のプロデューサーが付きクリエイティブコントロールからマーケットアプローチまで責任をもって行います。今まではクリエーターさんが自分の作品を発表するために、制作以外の部分での負担が大きかったのですが、動画革命東京ではその部分を補うお手伝いをさせていただき、クリエーターさんには制作に専念できる環境を提供しています。

 動画革命東京 第1期支援作

ソン氏: 堀江さんの「Love Rollercoaster」は第1期で支援作に選ばれ2007年8月完成予定です。堀江さんの作品を最初に見た時にまず、キャラクターに強い魅力を感じました。キャラクターが強いながらもそれだけが立ってしまうのではなく、プロットの緻密さ、キャラクターが織り成す世界観、そしてそれを支える綿密なストーリーが構築されていて、日本だけではなく世界の多くの人から愛される可能性を秘めていました。実際に、堀江さんの作品を海外の人にも見てもらいましたが高い評価があったので、私たちの手でもっと多くの人が見てもらえる作品に育てていく必要があると思いました。

 キャラはファンクミュージックからインスパイアされて作りました。

 デジタルハリウッド在学中に作られた「Love Rollercoaster」の原型

キャラの特徴を語るクリエーター 堀江弘昌氏堀江氏: 実は「Love Rollercoaster」は私がデジハリの卒業制作で作った作品に原型があります。ソンさんのお話にもでてきましたが、キャラクターの特徴として歯や歯茎をリアルに描いているという点です。 外見はぬいぐるみのようにかわいいデザインの中で、口をあけると内臓のような歯や歯茎が見えることで見た目とのギャップの面白さを考えながら作っていきました。今回の作品では、主人公のこぐまのジョン以外にもさまざまなキャラが登場しますが、その中にはデジハリで制作したキャラもでてきます。わかる人にしかわからないかもしれないですが、ちょっと遊びの要素とデジハリへの思い入れを含め出演してもらったんです。(笑)

 
Rollercoaster キャラの口を閉じているショット Rollercoaster キャラの口をあけて歯が見えているショット

Rollercoaster キャラの口を閉じているショット

Rollercoaster キャラの口をあけて歯が見えているショット

 印象的な歯のイメージは音楽から生まれた

堀江氏: 私はファンカデリック(Funkadelic)というファンクバンドのファンです。ファンクなのでどぎつい音楽のジャンルに入るのですが、彼らの曲の中にはオルゴールのようなかわいいフレーズも感じられるのです。この音楽を聴いている時に思い描いたバンドのメンバー像には、なぜか歯や歯茎が印象的なイメージがありました。あるとき、ファンカデリックのCDジャケットをみていたら黒人が白い歯をむき出しにしているモノクロの写真が掲載されていて、やっぱりという感じがしました(笑) ファンカデリックの曲から、どぎつい=キモイ、オルゴール=かわいい というイメージがインスパイアされ、具体的にぬいぐるみのようにかわいいけど、歯や歯茎がリアルでキモいというキャラを作り上げるきっかけとなったのです。

 個人クリエーターが約40分の3DCG作品を作るために必要なもの

今回パイロット版を制作するに当たり、時間は約40分、538カットという長さのフル3DCGを1人で制作することになり、作業内容を検討しているとさまざまな壁がでてきました。その中でも大きな問題がレンダリング時間でした。私自身レンダリング時間を如何にして短くするかというテクニックを駆使して制作を行っていますが、約40分となると当然ボリュームも多くなり、かといってクオリティも上げたいとなると、レンダリングの高速化は最優先項目となりました。この問題についてソンさんとお話していたところ、私がデジハリの卒業生なので杉山学長に連絡を取ってみようとなったのです。

 デジハリは卒業生へのバックアップを行います

 動画革命東京からの1本の電話

卒業生には意欲的にバックアップを行うと学校としての姿勢を語る杉山学長杉山氏: 私は動画革命東京にアドバイザーとして参加していたのですが、ソンさんから第1期支援作となった方がデジハリの卒業生であり、今バックアップが必要と聞き一も二もなく引き受けました。もともとデジハリは、卒業生を全面的にバックアップしていますし、今回支援作に選ばれたのが堀江さんであると聞いてすぐに彼のことを思い出しましたね。ソンさんそして堀江さんからレンダリング環境で困っているというお話を聞き、私はすぐにHPに電話しました。HPは、企業として文化貢献への姿勢が強く感じられていますし、私自身HPとはお付き合いも長くHP製品のクオリティについても信頼性が高かったのでご協力をお願いしました。

 動画革命東京・デジタルハリウッド・HPの3社による制作バックアップ

杉山氏: HPに経緯を説明しますと、快く10台の高性能PCワークステーションをレンダーファーム用として支援いただけることになりました。次は設置場所ですが、最初は制作効率からみて堀江さんのオフィスと考えたのですが、10台のPCワークステーションはさすがに電源や放熱の問題があり難しいと思い、デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ内の部屋をレンダーファーム用として使って貰う事にしました。

東京都八王子市にあるデジタルハリウッド制作スタジオ。ここにレンダーファームが設置されている。 制作スタジオ内のレンダーファーム。写真では写っていないが、この部屋に10台のHP社製PCワークステーションが並んでいる。
東京都八王子市にあるデジタルハリウッド制作スタジオ。ここにレンダーファームが設置されている。 制作スタジオ内のレンダーファーム。写真では写っていないが、この部屋に10台のHP社製PCワークステーションが並んでいる

デジハリではさまざまな試みを行っているが、今回の遠隔操作によるレンダリングという制作スタイルもまた、その一つであると語る杉山学長さらにレンダリングはリモートコントロールとしました。つまり、モデリングやテキスチャ・アニメーション設定などは堀江さんのオフィスで行い、NTTの光回線を使ってデータをデジタルハリウッド大学八王子制作スタジオに送り、リモートデスクトップでレンダーファームにアクセスしてレンダリングという流れです。これにより、クリエイティブ作業は慣れ親しんだ環境で行うことができ、遠隔地にあるレンダーファームでレンダリングを実行するという制作スタイルです。このスタイルは、海外では既に多く行われていますが、たぶん商業作品としてレンダーファームをリモートで使った作品制作というのは日本で初めてではないでしょうか。レンダリングは3DCG制作において、必ず付きまとう問題ですので、リモートによるレンダリングという制作スタイルには高い需要があると思います。今回実践してみて、色々ノウハウもわかってきましたので今後もリモートレンダリングは行っていきたいですね。そのためにも、HPにはレンダーファーム用のブレードサーバとか製品化していただけると嬉しいです(笑)

遠隔操作によるレンダリング
 日本において、そして世界に向けてLove Rollercoasterが発進します

 TVシリーズ化やキャラクターのマーチャンダイズなど幅広い展開を計画中

3shotソン氏: 2007年8月に約40分のフル3DCGアニメーション『Love Rollercoaster』が 完成します。私たちはこの作品を扱ってくれるビジネスパートナー、更には、本格作品のTVシリーズを仕掛けるビジネスパートナーを探しています。繰り返しになりますが、私たちは日本だけではなく世界を見ていますので、TVシリーズも海外のコンテンツアグリゲーターなどを通じて配給していきたいですし、キャラの魅力を生かしたマーチャンダイズもあり得るでしょう。世界から高い評価を受けている日本アニメーションに、このような個人クリエーターを通して、またひとつ新しい風を吹き込んでいきます。そのためには、これからも私たち動画革命東京は日本HPさんのような企業のご協力を得ながら、さらに多くのクオリティの高い作品のクリエーターを発掘しアニメーションで世界に新たな感動を与えていきます。

堀江 弘昌氏 堀江 弘昌氏 プロフィール
1997年 ソニーコンピュータエンタティンメント株式会社入社
2002年 ソニーコンピュータエンタティンメント株式会社退社
2002年 8月よりフリーとしてグラフィック・映像の仕事を関わる
○スペースシャワーTV「ミュージックカプセル」のOP
○ケミストリー「One×One」TVスポット制作
○東京スカパラオーケストラ「ナッティバレード」PV
○ソニー・東芝の次世代家電のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)等
■主な受賞暦
○SIGGRAPH97 Honorable Mention Award 受賞
○SIGGRAPH99 Computer Animation Festival 入選

アニメイノベーション東京 動画革命東京  http://www.anime-innovation.jp
デジハリ  http://www.dhw.co.jp/
デジタルハリウッド大学  http://www.dhw.ac.jp/index.html
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