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HP Workstation 導入事例紹介
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開発製造事業IT化成功事例集

株式会社M-TECCATIA V5の能力を最大限引き出すために、ワークステーションには妥協しない
無限エンジン開発を 支えるHPパワー
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 国内外のレースシーンを牽引する無限エンジンが誕生するファクトリー
レーシングカー「無限COURAGELC70」のフロントノーズ部分には「hp invent」のスポンサーロゴが映える。2007年の全日本スポーツカー耐久選手権「ジャパン・ルマン・チャレンジ」は、全4戦開催された。M-TECは、モータースポーツ用エンジンの設計/開発/製造/販売、本田技研工業(ホンダ)製4輪/2輪車用のチューニングパーツやアクセサリの企画/販売を行う、「無限」ブランドで有名なメーカーだ。

本社1階の瀟洒なショールームには、エアロパーツを装着したシビックやフィット、無限エンジンを搭載して優勝を飾ったフォーミュラ1(F1)カーが並ぶ。ショールームからオフィス、機械工作室まで備える社屋は、完結した一個のファクトリーだ。 実際、設計/開発から製作/組立/性能試験に至るまで、一貫して自社内で行えるのが強みだという。モータースポーツ用エンジンもこのファクトリーで製作され、シャーシ(車台)に搭載されてサーキットへ運ばれていく。

HP xwシリーズユーザーとして話を聞いた田中洋克氏と栃下寛明氏が所属するモータースポーツ事業部2課は、全日本スポーツカー耐久選手権「ジャパン・ルマン・チャレンジ」参戦中ののレーシングカー「無限COURAGELC70」搭載エンジンの開発を担当する部署だ。田中氏は、レース現場と設計を行き来しながらエンジン開発の企画や取りまとめを、栃下氏は設計部門の若きリーダーとしてメンバーを統率する。
 ワークステーション選びのポイントはCATIAが求める最高環境を満たすこと
M-TECで導入するHPワークステーションはすべて、CATIA V5のアプリケーション設定を受けた製品だ。ヒューレット・パッカード(HP)は長年にわたり、モータースポーツチームのスポンサードを積極的に行い、モータースポーツを支えてきた実績がある。同社との付き合いも1998年、無限ホンダエンジンを搭載したF1チーム「Jordan Grand Prix」のスポンサーがHPだったことが縁だ。

当初はレーシングカーから得られた計測データを受信するノートパソコンや、サーキット場のピット内で行うそれらのデータ解析用のワークステーションとして提供され、使われたというHP製品。やがて、過酷な現場での実績が認められ、開発/設計用のワークステーションとして同社に導入されていった。レガシーデータの読み書き用に残してある一部を除き、今ではほとんどがHP製ワークステーション。CPUにIntel Xeonを採用したxw8000、64ビット対応Xeon搭載のxw8400、AMD Opteron搭載のxw9300と、求め得るベストのHPワークステーションを導入し、来るべき64ビット環境に向けての準備も着々と進めているところだ。

ワークステーションの選定では、コストパフォーマンスはもちろん、不意のシステムダウンやハードウェア障害で作業が中断したり、設計データが失われることがないような安定性、マルチコアCPUや潤沢なメモリ搭載による処理速度も当然気になる。だが、2課のハード/ソフトウェアの選定/管理も兼務する栃下氏が最も重視するのは、同社の基幹CAD「CATIA V5」のアプリケーション認定を受けた製品であること。「その時の最新版CATIAが要求する最適な環境を随時チョイスすること」だ。

CATIA V5は仏Dassault Systemes社が開発するハイエンド3次元CADだ。航空機メーカー仏Dassault Aviation社の自社CADとして開発された出自を持ち、今では航空宇宙や船舶、そして自動車業界で圧倒的なシェアを誇る。同社では設計へのCAD導入時から前身のV4を使用。2002年前後からはWindows上でも動作するV5への入れ替えを、HPワークステーション導入とともに図り、設計から製造まで一貫したCATIAソリューションを構築/運用している。
 すべてはエンジン性能のために―― ワークステーション選びに妥協なし
仏Courage Competition社製シャーシに搭載されるエンジンはV型8気筒、排気量4,000CC、最高出力620psの「無限MF408S」。アクセルオン時のエキゾースト音は猛獣の咆哮のようだ。同社でのエンジン開発の大まかな流れは、レース結果や性能試験のデータなどを基に議論を重ねて仕様を固め、設計に着手。鋳造や削り出し部品を組み上げたエンジンの性能試験を行い、結果を設計にフィードバック。これを繰り返して熟成させていく。レース期間中ももちろん改良は続く。

約1年半の開発期間をさらに短縮し、次のレースまでの数週間でもっと大胆な改良/性能アップはできないか。エンジン性能の向上、軽量化、開発期間短縮のカギとして行き着いたのが、設計のフロントローディング化と3次元モデルへの性能の作り込みだ。仕様を早期に固めて精緻なエンジンの3次元モデルを作成すれば、細部の検討は可能になるはず。「実製作したエンジンの試験結果を基に形状変更するより、設計段階で検討しておきたいのは当然。しかし、2次元では細部の立体形状までは把握しきれず、『こんなところだろう』と妥協しがち。3次元なら『ここのクリアランスをもっと確保しよう』といった2次元では表現できない詳細設計検討が可能になる。性能の作り込みを製作前にできるのは大きい」と田中氏は言う。

栃下氏が3次元の効果を実感したのはリードタイムの短縮だ。「現場からの部品の大幅な形状変更要求に対して、鋳型を起こし直しては間に合わない場合、マシニングセンタで直接、削り出すことも。ただ、2次元では図面を作成した後、切削加工用のNCプログラミングに2週間も要してしまう。モデリングが発生するため、プログラミング時間分すべての短縮はできませんが、干渉確認や、肉抜きによる軽量化も検討できます」。

ものづくりの全工程をカバーするハイエンドシステムゆえ、CATIAがワークステーションに求める性能水準も高い。今後は、3次元のエンジンモデルへの性能の作り込みはもっと密になり、アセンブリ点数も格段に増えていくだろう。さらに同社では、設計段階で各種シミュレーションを活用し、品質の高い製品の設計製造を行っていく方針だという。

「ワークステーションの性能には妥協しない」と語る栃下氏、田中氏らのHP xwシリーズに寄せる信頼は厚い。
株式会社M-TEC Company Profile
法人名: 株式会社M-TEC
URL: http://www.mugen-power.com/
設 立 : 2003年
本 社 : 埼玉県 朝霞市
代 表 : 永長 眞 氏
資本金 : 3,000万円
モータースポーツ事業部2課 課長代理 田中洋克 氏 User of this products
モータースポーツ事業部2課 課長代理 田中洋克 氏
「レース終了後、改良のアイデアを持ち帰っては、設計サイドに『次のレースまでに作ってよ』と。設計と現場のせめぎ合いです」
係長 栃下寛明 氏 係長 栃下寛明 氏
「CATIA V5による3次元の威力に初めて触れたとき、『絶対にCATIAを使いこなしてやろう』と決めました」
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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