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HP Workstation 導入事例紹介
株式会社ナナオ

HPがお勧めするWindows。
ナナオのショールーム兼直営店「EIZO ガレリア 銀座」

ナナオのショールーム兼直営店「EIZO ガレリア 銀座」

株式会社ナナオは、創業以来43年間、一貫して映像関連製品を取り扱ってきたメーカー。先端技術への追求と高い技術力により培われてきた「EIZO」ブランドは、一般ビジネス用途をはじめ、デザイン、医療、各種産業用途などの専門的な分野で高い評価を受けている。

同社では、ショールーム兼直営店「EIZO ガレリア 銀座」を東京・銀座に設置し、顧客が実際に触れながら製品選びをできる環境下で、プロからコンシューマ用途までの様々なソリューション提案を行う。その一環として、モニター活用のための各種セミナーが無料で開催されている。そして、ハイアマチュアカメラマンを中心としたデジカメユーザーたちに大変人気のセミナー及びワークショップで、HP Workstationが活用されている。

実機に触れることのできる直販対応ショールーム

東京・銀座の「EIZOガレリア銀座」がオープンしたのは、2006年11月のことである。「もっと多くのお客様に、くつろいだ環境の中で『EIZOブランド』に触れていただきながら製品選びができるようにと、直販対応のショールームを開設しました。」と、EIZO ガレリア銀座担当係長 浅井二郎氏は、その経緯を説明する。

プロからコンシューマまでの用途に対応したモニター製品や周辺機器が展示されたショールームは、仕事帰りにあるいはショッピングの合間にといった具合に、様々な層が気軽に立ち寄ることのできる空間となっている。

「EIZOガレリア銀座」では、ソリューション提案や各種無料セミナー、写真展などのイベントも随時開催されている。セミナーでは、節電対策やVDT対策、モニター選びの基礎知識を学べるセミナーも用意されているが、中でも好評なのが、一眼レフ・デジタルカメラユーザー向けのセミナーである。

実機に触れることのできる直販対応ショールーム

このセミナーでは、写真家たちが自身で撮影した写真画像を、モニター上で正しく確認・レタッチするためのモニター調整や、カラーマッチングについての知識を学習することができる内容となっている。
こうしたセミナーを開催するようになったのには、最近の一眼レフデジカメの普及と、それに伴うRAWデータ利用の増加といった背景があるという。

ハイアマチュアカメラマンなどによるRAWデータ利用の急増

株式会社ナナオ 営業一部 EIZO ガレリア銀座 担当係長 浅井二郎氏
株式会社ナナオ 営業一部 EIZO ガレリア銀座 担当係長 浅井二郎氏

「ここ3年程の間に、一眼レフデジカメの普及が促進されたことで、アマチュアカメラマンの方々が急増しました。皆さん、カメラを触り始めて暫く経つと、RAWデータでの撮影を好むようになるんです」と、浅井氏は語る。

「RAWデータ」とは、デジタルカメラが記録することのできる最高画質のファイルである。一眼レフデジカメやハイエンドなコンパクトデジカメには、このRAWデータ保存の機能が備わっており、高品質な画像を求めるカメラマンたちには、必然的にRAWデータ撮影が波及していった。

RAWデータは、JPEGデータが8bitの階調に対して、12〜14bitの豊富な階調を持つ。そのためRAWデータは、パソコンに取り込んだ後に専用の処理ソフトを使用して、「RAW現像」と呼ばれるJPEGやTIFFなどの一般的な画像データへの変換が必要となる。

「パソコン上でのRAW現像やレタッチといった作業の際に写真家たちを悩ますのが、モニター上の画像と、印刷された写真の色合いや色調の違いです。例えば、撮影の際のホワイトバランスが合っているにも関わらず、モニター上では正しい色が表示されず、そのため不必要な加工をしてしまうといった手間や問題が生じてしまいます。EIZO製品には、そのためのソリューションを持った製品があるわけですから、そこをきちんと説明することによって、製品価値の理解を求めて行こうというのが、セミナーを始めたきっかけになっています」と浅井氏は説明する。

カラーマッチングとRAW現像を学べるワークショップが人気に

写真家向けのセミナーでは、以下の3部構成となっている。

  • プリンタとモニターの色が合わない理由などカラーマッチングについての基礎知識の講座。(毎週開催)
  • カラーマネジメント対応液晶モニター「ColorEdge」、および、初心者にも簡単にキャリブレーションが可能な「EIZO EasyPIX」を使って実践的な内容を紹介するとともに実機を使って操作体験が出来るカラーマッチング・ワークショップ。(毎週開催)
  • カメラメーカーやRAW現像ソフトメーカーと共同で、撮影テクニックからRAW現像、レタッチ処理、モニター・キャリブレーションから作品プリントまで一連の作業を一貫して紹介するセミナー。受講者は持参データで現像・レタッチ処理とモニター・キャリブレーション、プリントアウトまでを実機を使って体験できるワークショップ形式となっている。
カラーマッチングとRAW現像を学べるワークショップが人気に

3. のセミナーでは、株式会社 市川ソフトラボラトリーが時折パートナーとなって、同社RAW現像ソフト「SILKYPIX」の提供と、担当者による同製品を用いた講座部分を受け持つ。SILKYPIXは、ホワイトバランスやトーンなどの繊細な調整、ノイズリダクションや高度な色変換技術、レンズ収差補正といった加工、編集が可能な高画質現像ソフトである。

「市川ソフトラボラトリー様からの提案がきっかけとなり、セミナーを行うようになって2年になります。EIZOガレリア銀座を会場としてほぼ隔月で開催するほか、年に1〜2度、仙台や名古屋、大阪、福岡といった地域でもセミナーを開催しています」。
セミナーを始めた当初は、受講者の中でRAWデータを扱っている割合は2割程であったが、今では8割の受講者がRAWデータを利用しているという。また、セミナーに対する需要が増える一方で、アマチュアのみならずプロカメラマン、写真専門学校の先生、写真サークルのリーダーなどの参加があるという。

「そんな中、RAW現像を体験する受講者の皆様に、より良い環境下でのセミナー提供を行っていこうと、従来使用していたセミナー用の機材を一新することにしました。それまでは、会社で保有していたPCを組み合わせて使っていたのですが、グラフィックアーツ系に特化したマシンを選定することにしました」と浅井氏は語る。
同社ではHPと医用画像分野で協調体制を構築し、2011年1月からは、Orange Business Services ETRALI 、THOMSON REUTERSといった金融関連企業と共同で、次世代ディーリングシステムソリューション「oneDesk Solution」を提案、そのシステム構築にHP Workstationが活用されている。こうした経緯から、HP製品に対する信頼度はすでに高く、また、いわゆるグラフィックアーツ系の分野での作業においても、数多くの導入事例を持つHP Workstationが、ハードウェア選定の有力候補となったのである。

グラフィックアーツ系の作業に求められる処理能力と安定性

グラフィックアーツ系の作業に求められる処理能力と安定性

浅井氏は、グラフィックアーツ系の作業の際に、モニターに求められる“忠実な色の再現性”について説明する。

「忠実な色を再現するには、モニター側の階調特性(色の濃淡の変化)が滑らかであることが必須条件となります。例えば、撮影の際に階調を意識していても、モニター側が正確に階調を表示していないと、黒つぶれしていない写真が黒つぶれして見えるなどの現象が起きてしまいます。これでは、モニターとしては役不足です。通常、量産型の液晶モニターは、“理論値”でこの階調を決めて設定しているのですが、『ColorEdge』は、一台一台、この階調特性を調整し完璧なまでに精度を上げ個体差までも限りなく少なくしています。

その他にも、『AdobeRGB』や『sRGB』といった色域の再現性、視野角による色度変位に対する対応や、ホワイトユニフォミティの補正機能など、グラフィックスモニターとしての性能を極限までに追い込んだ製品となっています」。

もちろん、モニターとペアになるマシンとして、高解像度や処理速度を高めるためのグラフィックス機能を備えたハイスペック、高機能、さらには操作性の良いPC選定が求められる。今回導入されたHP Z210 Workstation及びHP Z400 Workstationは、NVIDIA 社のQuadroシリーズが組み込まれており、グラフィックス系のアプリケーションを利用する際には、非常に高いパフォーマンスを発揮するモデルとなっている。

導入機種

生徒用機材 : HP Z210 Workstation  CPU: Xeon E3-1270 (3.40GHz),メモリ : 16GB,HDD : 500GB SATA, グラフィックカード : Quadro 2000 OS : Windows 7 64bit
講師用機材 : HP Z400 Workstation CPU : Xeon W3540 (2.93GHz), メモリ : 4GB, HDD : 250GB SATA, グラフィックカード : FX1800, Window 7 64bit

市川ソフトラボラトリーの営業部第一営業課課長 横山崇氏
市川ソフトラボラトリーの営業部第一営業課課長 横山崇氏

市川ソフトラボラトリーの営業部第一営業課課長 横山崇氏は、RAW現像ソフトを使う際の、PCの性能の重要性について次のように説明する。

「『SILKYPIX』は、ファイルサイズの大きなRAWデータを編集するため、メモリ容量やCPU速度といったPCのスペックが重要になってきます。またデジカメの画素数においては、600万画素だったものが2400万画素ベースになるなど高画素化してきたため、大変負荷の掛かる処理が強いられてきます」。

さらにその安定性も、ハードウェア選定の重要項目であると横山氏は加える。
「写真家の方々は、デジタルカメラという手軽さも伴って、一度に数百枚、あるいは千単位の枚数で撮影を行います。こうした多量の枚数に対するバッチ処理現像に対し、『SILKYPIX』では、一つの設定をコマ毎に貼り付けて、写真一枚毎ではなくフォルダ単位で、一括して仕上げることが可能です。こうした大量の写真ファイルを一度に書き出すといった作業では、なんといってもPCの安定性が大変重要になってきます。CPUの稼働率が100%に近い形で使用する過程で、処理時間もそれなりに要することになりますが、その時に、ハードウェア内部の温度管理や冷却がしっかりできてないと、止まってしまうということになりかねません(横山氏)」。

高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX」
高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX」

ハードウェア選定前に、横山氏はHP Workstationの実機を使用して、SILKYPIXを使って千枚単位での写真ファイルの処理を行う検証を実際に行った。
「とても安定して処理を進めてくれるので、その間、様子を見るために画面に張り付いている必要がありませんでした。PCのレスポンスそのものは、直接画質に影響するものではありませんが、写真家の方々にとって、編集を進めていく上でのリズムを崩されることなく、やりたいと思ったことがすぐにプレビューに反映されるという点で、作業の際の大きな利点になると感じています(横山氏)」。

『EIZO』ブランドとHP Workstation、共通する「品質」への思い

HP Workstation導入後の、セミナーでの様子をお聞きした。

「受講者の皆さんが、口を揃えて『早いね!』と驚かれています。最近はRAW現像処理経験がある方も多いのですが、ワークショップで、ノイズリダクション処理した時の速さに感動され、『どこのハードウェアですか?』と尋ねられることも多い。また、HPのキャンペーンがあった際などにご紹介することもあるのですが、その魅力的な価格帯にも驚かれています」。以前は、お勧めのPCを尋ねられても、モニター解像度やビデオ出力端子、メモリ容量などをアドバイスする程度であったとのことだ。

「私たちは、『EIZO』というブランドの持つイメージと、それに対するお客様の期待度を裏切らないためにも、“品質保証”を商品の性能の一つと考えて取り組んでいます。HPはサポート体制もしっかりしているので、私たちもお客様に対して、お勧めすることができるハードウェアです」と、浅井氏は語る。

セミナーでの様子

HP Workstationが活用されているワークショップの様子
HP Workstationが活用されているワークショップの様子

EIZO、SILKYPIX、HP Workstationが三位一体となり、セミナーも拡充

株式会社ナナオ 営業一部 EIZO ガレリア銀座 担当係長 浅井二郎氏と市川ソフトラボラトリーの営業部第一営業課課長 横山崇氏

『EIZO』ブランドは、ほとんどの製品が石川県の本社工場で生産されており、東京生産を謳うHPとは、ブランドのイメージが非常に合うとも感じていると浅井氏は語る。さらに市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX」もまた、国内で開発を行う国産ソフトウェアとあって、「お客様にとっては選択肢があるのはいいこと。その中で、RAW現像ソフトの世界でも『日本の色』を世界に向けても広めて行きたい。「EIZOガレリア銀座」は、「SILKYPIX」がインストールされた実機を見たいというお客様に、セミナー時以外でも、来店して触っていただける環境が用意されています。RAWデータを扱う方々にもっと日本製RAW現像ソフトの良さを知っていただけたらと思っています」と横山氏は、今後の展開に意欲を見せる。

そして、浅井氏は「これからは製品単体の説明ではなく、常に入口から出口まで一貫して、筋道を立ててご説明をしなければいけないと思います。SILKYPIX共同セミナーは、これまで延べ1600名程の方に受講いただいており、受講者の方々には、カラーマッチングの基本からRAWデータの現像作業に関する一連の話を聞けると大変好評を得ています。今回、モニターやRAW現像ソフト、そしてHP Workstationが三位一体となって、より高いクオリティでお客様の要望に応えることのできる環境が整いましたので、この設備を有効に利用して行きたい。今後さらに、各地域での出張セミナーの開催数を増やすことや、Ustreamを活用したセミナー配信なども考えています」と語る。
「ナナオとしては、市川ソフトラボラトリーや日本HPといった企業と一緒になって、マーケットに提案し、広げて行きたいという思いでいます」と今後の展望について語った。

EIZOガレリア銀座

EIZOガレリア銀座
EIZOガレリア銀座 地図

EIZOガレリア銀座 : ≫ http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cGinza/?tab=5 日本HP外のウェブサイトへ

セミナー詳細 : ≫ http://www.eizo.co.jp/event/seminar/index.html 日本HP外のウェブサイトへ

株式会社 ナナオ

本社所在地 石川県白山市
代表取締役社長 実盛祥隆
事業内容 各種映像機器の開発、設計、製造、販売
資本金 4,425,745,500円
従業員数 1,492人 (2011年3月末日現在)
設立 1968年3月6日

URL: ≫ http://www.eizo.co.jp/company/ 日本HP外のウェブサイトへ

株式会社 市川ソフトラボラトリー

本社所在地 千葉市美浜区
代表取締役 市川芳邦
事業内容 パソコン用グラフィックソフトウェア開発・販売
資本金 62,000,000円
従業員数 30名
設立 1988年7月

URL: ≫ http://www.isl.co.jp/ 日本HP外のウェブサイトへ

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