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HP Workstation 導入事例紹介
オリンパスイメージング株式会社

 
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イメージ画像:HP Workstation 導入事例

オリンパスのデザインワークフローを支えるHP Z400

オリンパスイメージング株式会社 オリンパスイメージング株式会社は、親会社であるオリンパス株式会社からデジタルカメラやICレコーダーなどの製造販売事業にフォーカスする目的で分社化した企業である。

同社の“新世代マイクロ一眼”「OLYMPUS PEN」はマイクロフォーサーズ規格でのミラーレス一眼というジャンルを確立させ、大ヒット商品となっているが、人気の大きな理由として、その洗練された上質なデザインがある。このPENシリーズをはじめ、オリンパスの全製品におけるデザインのワークフローを効率化する上で「HP Z400 Workstation」が大きく貢献している。

デジカメから内視鏡、顕微鏡までオリンパスグループ製品のデザインを担う

オリンパスイメージング株式会社
イメージング事業本部 デザインセンター
デザイン管理グループ グループリーダー
佐藤 和宏 氏

オリンパスイメージング株式会社
イメージング事業本部 デザインセンター
デザイン管理グループ グループリーダー
佐藤 和宏 氏
オリンパスイメージング株式会社
イメージング事業本部 デザインセンター
デザイン管理グループ
長谷川 奈央 氏

オリンパスイメージング株式会社
イメージング事業本部 デザインセンター
デザイン管理グループ
長谷川 奈央 氏
光学・電子機器の大手メーカーであるオリンパスグループは、2004年10月に顧客ニーズにスピーディーに対応できる「グローバル価値創造企業」を目指し、映像機器事業を「オリンパスイメージング」に、医療機器事業を「オリンパスメディカルシステムズ」に、それぞれ分社化した。

オリンパスイメージングは、デジタルカメラやICレコーダー等のコンシューマ製品に焦点を当て、開発/製造を行う企業であるが、同社イメージング事業本部に属する「デザインセンター」は、内視鏡や顕微鏡などの医療系製品を含むオリンパスグループ全製品のデザインを手掛ける部門である。

デザインセンターは、製品カテゴリ毎に「コンスーマデザイン」と「プロフェッショナルデザイン」、そしてデザイン全体に関わる「デザイン管理」の3グループで組織されている。デザイン管理グループでは、デザイン品質の管理を行う目的で、プロセス作りやシステム構築を行っており、その中で導入されたのが「リアルタイムレンダリング」システムである。

これは、デザイナーが求めるクオリティの高いデザイン制作を実現するためのシステムだが、そのバックボーンを支えているのが「HP Z400 Workstation」なのだ。
より良い製品作りのためのデザインプロセス改善の取り組みについて、また、その改善の一端を担うハードウェア環境としてHPワークステーションが選ばれた理由について、管理グループのグループリーダーである佐藤和宏氏と長谷川奈央氏にお話を伺った。

デザイナーの製品への想いとプロセス効率化を実現する

これまでデザインセンターでは、デザインのワークフローの効率化を目的に、また、より高い品質を目指して、その時代毎にステップを踏んでデザインプロセスの改革に取り組んできたという。現在の「リアルタイムレンダリング」に辿り着くまでに約10年間、大きく3つの段階があった。

外観デザイン設計に、デザイナー向けの3次元CADを導入

従来のデザインプロセスでは、デザイナーによるアイディアスケッチから、粘土材を使ったクレイモデルの作成を行い、そこから簡易測定をしてデザイン図と形状定義図を起こし、その図面から製品のモックアップを作るという過程が取られていた。

「このプロセスでは、クレイモデルで非常にきれいなデザインを作っても図面では表現し切れなかったり、表現できたとしても非常に時間が掛かっていました。また、図面解釈の違いなどからデザイナーの描いたイメージの形状とは異なったモックアップが作成されるなど、時間やコスト面での様々な課題がありました。そこで2000年に、デザイナーが図面ではなく立体形状をCADで作成するというプロセスを取り入れることにしました。」と佐藤氏は説明する。

しかし、これまでオペレーション的な作業に殆ど接してこなかったデザイナーが、CADを使うことでクリエイティブな作業に集中できなくなるのでは困る。そこで、「デザイナーには、感覚的にデザインをしたいという気持ちがありますから、それを邪魔しないことが大事です。そのために直感的に作業ができる3次元CADを導入することにしました。」

3次元デザインCADのアプリケーションには「FRESDAM」が選択された。同時に、作業ではパフォーマンスが求められるPC選定にあたって、ベンダーからの推奨があり、HPのワークステーション製品が採用された。

デザインモックアップの加工システムを開発

デザインモックアップの加工システムを開発 次のチャレンジは、それまでクレイモデル作成を先行していたプロセスを、CADデータ先行に変えていくことだった。3Dデータを画面上で見ても、実際の大きさなどは手に取ってみないと分からない。オリンパスでも他の日本のメーカーと同様、クレイモデルの作成がプロセスに組み込まれていたが、スピードが求められる時代になり、差別化を図る意味でも、CAD上の形状を短時間にモノに置き換えるシステムが必要だと考えるようになったという。

「デザイナーの作った3Dデータを、どれだけ短時間でリアルな形に作ることができるのかが勝負となります。3Dデータを入れると、自動で“モノ”が出てくるといった加工機システムが導入できないかと考えました。」

2003年には、同社の生産技術部とのタイアップによって、社内の「デザインモックアップ加工システム」の開発と導入に辿り着く。現在、3Dデータをもとに加工データを作成する時間は15〜20分程度、素材をセットして加工終了までが数時間で可能となっている。
「今では、『翌日の会議に必要だ!』といった場面が毎日のようにありますので、このシステムが大いに活用されています。」と佐藤氏は語る。

HPのワークステーションは、この加工システム用のマシンにも使用されている。

さらなるクオリティを求めて

さらなるクオリティを求めて 次の課題となったのが、“画面の上で、バーチャルなものをいかにリアルなものにするか”であった。色や光沢、質感などを検討する際には、いろいろな角度から見たり、色を変えたりした上での検討が必要となる。しかし、そういった質感を施したクオリティの高いモックアップの制作を業者に依頼すると、2週間程の時間と費用も数十万〜百万円以上掛ってしまうことになるという。

「色や質感の異なるモックを複数作っていては大変な費用が掛りますし、無駄も出てくる。デザインを検討する段階で、もっと精度の高いものを目指すことができないかを考えました。」

リアルタイムレンダリング前提のハイパフォーマンスマシンが必須に!

そこで、リアルタイムレンダリングを活用して、3次元CAD(FRESDAM)で作成したモデリングデータを、3Dグラフィックスのアプリケーション(Patchwork 3D)に展開可能なシステムを2008年頃より検討し始め、2009年に導入することとなった。しかし、ここで大きな課題に直面した。

「このソフトを使えば、色や質感を加えたイメージを、3Dデータとして様々な角度から確認することができます。ソフトの操作もそれほど難しいものではなく、導入そのものはデザイナーにとって負担になるものではありませんでした。しかし、3Dデータをソフトからソフトへ連携させる際に複雑な計算を行うため、当時使っていたPC(他社製)では、レンダリング機能に対する十分なパフォーマンスが得られず、かえってデザイナーのストレスになりかねない状態でした」と佐藤氏は語る。

またこの10年の間、新しいシステムを導入し運用する上で、デザイナー側のサポートを行ってきた長谷川氏は、「以前のPCではこのシステムを導入することを前提にしていなかったため、データ連携の待ち時間に30分〜1時間程掛っていました。また、負荷が掛りすぎるため、その間、PCを使った別の作業を行うことができない状態で、作業効率の低下も懸念されていました」と語る。

マシンパワーとHP製品への信頼感が決めてに Windows7+64ビットを選択

丁度、PCのリプレイス時期でもあったため、快適な「リアルタイムレンダリング」システムの利用を実現するPCワークステーションの導入が検討された。

「選択の際の最大の条件は、リアルタイムレンダリング時の負荷を前提としたハイパフォーマンスなPCであること。また3Dデータを扱う上で、デザイナーがストレスなく使用できることでした。となると、CPUの性能に加えグラフィックスやメモリ容量など、総合的にハイスペックなマシンが要求されます。従来のマシンは32ビットでしたので、メモリ制限を外すためにも、この際64ビットへ移行することに決めました」と佐藤氏は語る。

また佐藤氏は、HP製品の選択にあたって「以前より使用していたHP製品への信頼感もあり、HPのワークステーションの選定をほぼ決めていました。パフォーマンスに加え、ソフトウェアとの互換性やサポート体制にも納得し、今後3年間の利用を想定した上で、最終的に最新OSであるWindows 7搭載と、64ビット対応の『HP Z400 Workstation』の導入を決めました」と説明する。
マシンパワーとHP製品への信頼感が決めてに Windows7+64ビットを選択

HP Z400 Workstationが、ストレスなく作業に集中できる環境作りに貢献

現在、デザインセンターで使用されている全デザイナー用のマシンとして、『HP Z400 Workstation』が導入されている。

長谷川氏は「HP Z400導入後は、レンダリングの処理時間が大幅に改善されました。また、並行してPhotoshopやIllustratorといったソフトを複数立ち上げていても、ストレスなく作業できるようになりました」と、『HP Z400』を評価する。

さらにPC選択の際には、それほど重視していなかった別の効果にも驚いているそうだ。「実際に使用しているデザイナーからの声として上がってきたのは、静音性の高さと低発熱性の良さです。同じ室内で数十台が稼働していても、大変静かなので驚いています」と長谷川氏。

『HP Z400』は水冷モデルを採用し、これまで以上に冷却効率や静音性の向上を実現したモデルになっている。その結果、デザイナーたちが作業に集中できる環境作りにも寄与することとなったのである。
OLYMPSU PEN E-P1 のデザイン OLYMPSU PEN E-P1 のデザイン
デザイナーがモデリングで使用しているFRESDAM の画面
(シェーディング表示)
FRESDAM のデータをP3D に取り込んで質感検討をしている画面

OLYMPUS PEN Lite E-PL1 のデザイン例

システム顕微鏡BX デザインの例

OLYMPUS PEN Lite E-PL1 のデザイン例 システム顕微鏡BX デザインの例
PEN Lite(E-PL1)の質感検討をP3D にて行っている画面
(最終形状ではありません)
システム顕微鏡BX の外観検討をP3D にて行っている画面
(最終外観ではありません)

より良い製品作りのための、より良いデザインプロセス作りを

佐藤氏は「外観デザインは、その商品の評判や売り上げに大きく影響する部分です。カメラや顕微鏡、内視鏡といったように持ち味の異なるプロダクトを扱うデザインセンターの役割は、とても重要なものだと感じています。何かを導入したら終わりということではなく、常にプロセスをどうより良くしていくかを考えています」と語る。

これまで、3DCAD、加工機システム、リアルタイムレンダリングシステムとプロセスを発展させ、工数・費用の削減とクオリティ向上に繋げてきた。だが、さらに次のステップへのチャレンジは続くという。「これまでの努力で、外観デザインを3Dデータ上でよりリアルに表現できるようになりました。今後は、別々に行っていた外観デザインの提案とUIの提案を統合した形で提案できるシステム作りを行っていきたい」と展望を語る。
より良い製品作りのための、より良いデザインプロセス作りを より良い製品作りのための、より良いデザインプロセス作りを
往年の名機「OLYMPUS PEN」の思想と、最新のデジタル技術を見事に融合させた「OLYMPUS PEN E-P1」は、先日、デジタルカメラの新しい方向性を示したカメラとして評価され、過去1年*の国内で新発売された199機種の中から「カメラグランプリ2010大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ大賞」のダブル受賞に輝いた。

オリンパスの新しい製品作りへの想いを実現するために、デザインセンターでは、デザイナーがより良いデザイン設計に携われるように、常にプロセスの改善に取り組んでいる。そして、デザインのワークフロープロセスの中で『HP Z400 Workstation』は、ストレスフリーの作業環境の実現と作業の効率化に貢献している。






PENの世界への入り口が、もっと身近に。
新世代マイクロ一眼OLYMPUS PEN Lite誕生。

≫ OLYMPUS PEN 詳しくはこちら 日本HP外のウェブサイトへ
より良い製品作りのための、より良いデザインプロセス作りを
2009年4月1日 〜 2010年3月31日
オリンパスイメージング株式会社
オリンパスイメージング株式会社
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
代表取締役社長 : 大久保 雅治
事業内容 : デジタルカメラ、録音機等の製造販売
資本金 : 11,000百万円
従業員数 : 922人 (連結従業員 合計36,503人)
従業員数 : 922人 (連結従業員 合計36,503人)
設立 : 2004(平成16)年10月1日(創業:1919(大正8年))
URL : http://www.olympus.co.jp/jp/ 日本HP外のウェブサイトへ
(2009年3月31日現在)
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。
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