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新装開設! 効率化と高品質の読影を両立した東京警察病院のフィルムレス運用を支えるGE「Centricity PACS」とHPハードウェア最旬リポート!
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東京警察病院では、2008年4月1日、現在の東京都中野区へ移転の際、GE横河メディカルシステム(以下GE)製「Centricity PACS」を導入した。完全フィルムレス運用で、快適な読影が可能となったという「Centricity PACS」が選ばれた理由とは? システムを支える日本HPハードウェアの実力とは?

今回は医療現場の声を直接お届けすべく、東京警察病院放射線科部長 河内伸夫氏、同係長 大澤常幸氏、同主任 佐藤勝弘氏へインタビューを試みた。
東京警察病院放射線科部長
河内伸夫 氏 東京警察病院放射線科係長
大澤常幸 氏 東京警察病院放射線科主任
佐藤勝弘 氏
 

 こだわり抜いた病院設計

東京警察病院では、限られたスタッフで効率よく、患者様をお待たせせずに、ハイクオリティな読影と診察を目指すということを念頭に病院のレイアウトの部分から考え抜いて設計したと河内氏は述べる。
「主に日中にしか使用しない一般撮影、骨密度測定、マンモグラフィなどの検査室と、夜間も救急医療で使用するCT、MRI、血管撮影などの撮影室とで区域を分け、夜間は後者のみで効率的に運用できるよう設計しました。また、中央にスタッフエリアを配置し、周りを撮影室が取り囲む構造にしました(図1)。これにより、スペースをより有効に利用できます。様々なモダリティに触れる機会が多くなるため、若い診療放射線技師がより多くの知識を学べます。さらにお互いのフォローが充実できるため、業務効率が上がります。患者様の動線にも配慮しましたので、放射線科の待合いが混雑することはほとんどなくなりました」 図1 中央のスタッフエリア
この部屋の周りに、各撮影室が配置されている。少ない人数でも、効率的な作業を可能にする。

 整備されたインフラ環境

整備されたインフラ環境もこだわりのひとつだと河内氏は語る。「PACS画像の院内配信に使用するイントラネットは、インターネットとは完全に分けて使用しています。イントラネットは絶対に外部へ接続されないよう、機械的な接続は一切なく、ケーブルの色も区別し、セキュリティの保持にも万全を期しています」。

さらに、読影をサポートする環境も整えている。「読影端末のすぐそばにインターネットに接続された端末を置き、論文検索などをしながら読影ができるようになっています。ネット検索や教科書を調べる時間を確保する、若い人の指導に時間を掛ける、などが主眼で当院では全件読影を行っていません。放射線科の画像診断医は、各診療科の医師が必要だと判断した画像のみに、読影レポートを付けています。そのため、一件の読影に対して質の高いレポートを返すことができ、効率よく高品質な医療の提供が可能となっています。仕事の質を追求する時間的余裕を保ち、インフラを整えることで、若い人たちの教育面にも配慮できる、魅力のある病院作りを目指しています」。

 高機能!「Centricity PACS」の実力

そんな放射線科がこだわったPACSが、GE「Centricity PACS」だ。「画像読影用ワークステーション(WS)『Centricity RA1000』の特徴のひとつである、画像初期表示の設定を読影者が使いやすいように細部にわたりカスタマイズできることが非常に魅力的でした(図2)。また、画像の呼び出し・切り替えが非常に早いのも特徴です。3D処理も可能で、読影中その場でMPR・MIP・ボリュームレンダリングなどの処理が簡単にでき、読影の一助となっています」と河内氏。

また、「Centricity Enterprise Web」によって、院内の各科に画像配信も行われている。「動画や大容量のCT画像も高速に配信でき、画像閲覧時のストレスは皆無といえます。レポーティングシステムとも連動し、レポートを立ち上げるとすぐに画像が表示されます。過去検査もリストで表示でき、簡単に過去画像にアクセス可能なため、比較読影を素早く行うことができます(図3)」。
図2 カスタマイズの一例
ディフォルトディスプレイプロトコル(DDP)機能により、画面の切り替え、分割のしかた、画像の表示順序、リファレンスの付き方など細部にわたり使用者別にカスタマイズが可能。 図3 過去検査リストの表示
検査を表示した状態で、ポップアップメニューまたはアイコンボタンから過去検査リストを表示できる。

 「Centricity PACS」導入の成果

「移転前にはフィルム読影を行っていました。その際には“撮影したはずのフィルムが見つからない”、“比較読影に適切な過去画像がすぐに見つからない”など様々な問題がありました。『Centricity PACS』を導入してから、そういった問題は全て解決されました」と大澤氏は評価する。「導入の際には、GEにご協力いただき、移転前の病院で撮影したフィルムの過去画像を約1年分、サーバに入れていただきました。今ではすべての過去画像がPACS上で観察できるため、非常に便利になりました。せっかくフィルムレスにしても、過去画像との比較にフィルムが必要では意味がありません」。

手術室での画像参照にも独自の工夫が施されている。「手術中は手で操作して画像を切り替えたりすることができません。そこでGEに相談して、足でペダルを踏むことで、画像を切り替えることができるシステムを導入しました(図4)。病院設備を充実したものにするためにも、システムのカスタマイズに柔軟に対応してくれるメーカを選択することは非常に重要だと思います」。
図4 手術中のViewer操作
事前に必要な画像検査を開いておけば、手を使わずにイメージやシリーズの切り替えが可能。

 安心サポート、快適動作のHPハードウェア

PACSの運用には、メンテナンス・サポート体制が欠かせない要素だ。GEでは、東京警察病院の「Centricity PACS」を、24時間・365日自動遠隔監視するシステム「WatchNet」を提供している。システムの異常を検出すると、すぐにその内容がカスタマー・サポートセンターに伝達され、エンジニアが対応する。このシステムには「HP ProLiant サーバ」に標準搭載されているHP Systems Insight Manager(SIM)アプリケーションを使用しており、できるだけ障害が起こる前に対処できる仕組みとなっている。

読影用端末で使用しているHP WS「xw6400」の使用感について佐藤氏は「表示が遅いと感じたことは一度もありません」と述べる。「読影に必要な作業をすることにおいて、CPUもメモリもグラフィックボードも十分なものが搭載されており、性能不足と感じる部分は一切ありません。また、稼動して半年ほど、朝から晩までほぼフル稼働という、過酷な状況で使用していると思いますが、故障や不具合が生じたこともなく、快適に使用しています。むしろ、何の問題もなく使用できるのが当たり前で、その存在を意識させないことが、優れたハードウェアの証であると思います」。

 更なるシステムを求めて〜そして病院の未来像

今後の病院情報システムの発展に関して、河内氏は「PACSだけでなく、電子カルテも含めた統合的なシステム」に期待を寄せる。「各システムが接続できるとはいえ、なかなか理想的な統合は難しいのが現状です。各システムが別々のメーカから供給されていると、バージョンアップに対応できないといったこともあります。洗練された、病院全体の誰もが使いやすい病院情報システム。そんなシステムを開発できるメーカはGE以外にはないと思っています」と、GEに対する信頼と期待の大きさをうかがわせていた。

最後に、河内氏は東京警察病院のこれからについて、次のように語った。「画像診断の分野は非常に機器の進歩が早いので、モダリティ・観察装置、どちらについても、常に最新の設備で診療に当たれるよう、できる限り更新をしていく考えです。現在でも64列MDCTなど最新機器を導入し、質の高い医療を提供できるように努めています。最新鋭の機器の導入、設備の効果的な運用、そして教育面の充実なども考慮し、若い医師や診療放射線技師にとって、魅力ある病院作りをしていければと思います」。
図7 GE横河メディカルシステム製64列CT「LightSpeed VCT」
高速0.35秒スキャン、40mm幅の検出器、137.5mm/secでのテーブル移動を持ち、肺全体を約2秒、全身を約10秒で撮影可能。心臓撮影も5秒程度で行える。CTコンソールのCPUとしてHP WS「xw8400」が採用されている。
≫ GE横河メディカルシステムの製品情報について 日本HP外のウェブサイトへ
図5 読影用WS「Centricity RA1000」
1/3可逆圧縮でデータを転送し、2,000イメージを3秒で表示可能。過去画像の表示・比較読影も素早く行える。各種画像解析や、3D画像の作成にも対応。HP WS「xw6400」が採用されている。
図6 サーバ室内
PACSサーバ(1)、webサーバ(2)ともに2重化し、障害発生時には瞬時に、かつ自動的に切り替えることで、ダウンしないシステムを実現している。また、モダリティからのデータ登録時には、最も負荷の少ないサーバに自動的に振り分けることで、円滑なシステム運用が可能に。「HP ProLiantサーバ」を採用。
東京警察病院 病院プロフィール
東京警察病院
昭和4年(1929年)3月18日設立。2008年4月1日に、現在の東京都中野区へ移転。財団法人自警会を経営主体とし、誰もが利用できる地域に根ざした医療を提供する。万全の救急医療体制と共に、充実した看護体制も実現。
所在地: 東京都中野区中野4丁目22番1号
TEL: 03-5343-5611
FAX: 03-5343-5612
許可病床: 一般 431病床(ICU・CCU 8床)
URL: http://www.keisatsubyoin.or.jp/ 日本HP外のウェブサイトへ
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