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HP Workstation 活用事例紹介
酪農学園大学 様

 

  過酷な環境で使われるモバイルワークステーション

サバ州は熱帯に属するので、当然のように高温多湿な環境にある。「ふつうのパソコンだとすぐに壊れるのです」と苦笑まじりに語る金子氏。そんな過酷な状況の中、導入されたのがHP Elitebook 8470w Mobile Workstationだ。このモバイルワークステーションはHP自身で行う厳しいテストはもちろん、米軍の調達基準「MIL-STD-810G」テストをクリアしている。厳しい状況においてその真価を発揮する堅牢性は、各方面からも高く評価されている。「まだ、導入したばかりですが、現地で使い続けているスタッフからは順調だという報告を受けています」と手応えを語る金子氏。

HP Elitebook 8470w Mobile Workstationの画面に写し出されるGISデータを村人と共に見る金子氏
HP Elitebook 8470w Mobile Workstationの画面に写し出される
GISデータを村人と共に見る金子氏

また、こうした堅牢性だけではなく主に使われるソフトウェア「ArcGIS(ver.10.1)」の高精細な解析画像を描画する高い基本性能も必要だ。「それだけでなく、炎天下の使用はあまりありませんが、吹き抜けになっている小屋などで使うことを考えると、光量の高い状況でもしっかり画面を確認できる必要もあります」と金子氏。あらゆる環境を考え、拠点を移動するなどしても、確実にパフォーマンスを発揮する。そんなコンピューターが必要だったのだ。
HP Elitebook 8470w Mobile Workstationは、こうした出先でのGISソフト使用に最適なマシンだ。インテル® Core™ i7 プロセッサーや最大16GBのメモリー、そして日本AMDの高性能モバイルグラフィックス「AMD FirePro™ M2000」などを搭載。出先でのGIS作業や業務をスムーズに行える。それだけでなく14インチでありながら「1,600×900」の高精細ディスプレイを搭載しているので、地図情報などの高解像度データもキレイに表示できるのも魅力だ。「現地で見てみましたが、まったく問題なく画像が見えましたね」と語る金子氏の表情は明るい。

金子氏自身がコンピューターを扱うのはもちろんだが、このようなプロジェクトの場合、その後の運用も考えていかなくてはならない。「コンピューターの操作はもちろん、自分達だけになっても継続していけるように調査方法そのものを理解してもらうのです」と金子氏は語る。プロジェクトは永遠に続くわけではなく、一定期間が過ぎて成果が出れば終わりになる。その後の村民主導で取り組みを継続できるようにするためにも、扱いやすいコンピューターが求められる。
GISソフトウェアの安定動作はもちろん、14インチサイズで持ち運びも容易なHP Elitebook 8470w Mobile Workstationなら、その期待に応えてくれるはずだ。

GISにより抽出したゾウと人間との接触危険地域(茶色斜線)
GISにより抽出したゾウと人間との接触危険地域(茶色斜線)


また、酪農学園大学では高精細の大容量データ処理を必要とするリモートセンシング用にはデスクトップ型で2CPUを搭載可能なHP Z600 Workstationを研究に役立てている。
起動性が必要な場面にはモバイルワークステーション、大容量処理が必要な際には、処理能力の高いワークステーションを使い分けている。

  デジタルデータとアナログデータの両立

酪農学園大学の実習室に設置されているHP Designjet 800(手前)とHP Designjet 4020(奧)
酪農学園大学の実習室に設置されている
HP Designjet 800(手前)とHP Designjet 4020(奧)

プロジェクトでは、HPモバイルワークステーションを使ったデジタルデータの解析だけではなく、紙に印刷された資料類も使われる。
GISで扱われる画像は高精細なものが多いので、性能の良いプリンターは必須だ。

「アナログ型の教育をするときには、デジタルデータとアナログデータを組み合わせます」と金子氏。いかに優れたワークステーションで多くの情報を表示しても、ディスプレイには制約があるため、一緒にそれを見ることができる人間は少ない。「デジタルデータは流れてしまいますが、紙データならずっと残ります」と語る金子氏は、長年に渡りHPの大判プリンターを活用している。

HPの大判プリンターで印刷された紙資料の上を歩いて地理を把握する。高解像度の印刷が可能なHP Designjetシリーズならではの、楽しい教育方法だ
HPの大判プリンターで印刷された紙資料の上
を歩いて地理を把握する。高解像度の印刷が
可能なHP Designjetシリーズならではの、
楽しい教育方法だ

「例えば、1mの幅の用紙を組み合わせて20mぐらいの大きさの日本地図を印刷します。業者に頼んでラミネート加工してもらいますが、これを床に敷き詰めて子供達にその上を歩いてもらうのです」と金子氏。子供達に「富士山を見つけよう!」といえば、日本の全景を視覚に入れながら地図情報を学べる。「子供でも札幌から沖縄まで歩いていけるので、距離感がとてもよく分かるのです」と金子氏は笑顔で語る。

金子氏がHPの大判プリンターに出会ったのは約20年前にサンディエゴで開催された大型イベントだったという。「たくさんのベンダーが展示会に参加していたので、いくつか大判プリンターを見て回りました。HPの製品は仲間からも堅牢性が高く、仕上がりも一番いいと評判だったので気になっていましたが、実際に見て帰国後すぐに購入しました」と金子氏。以来、世代を経て4台続けて導入しているのだという。

「画像のゆがみを補正するなどはデジタルでないとできませんが、そうして補正したデータを紙に印刷することによって、アナログでしかなかった情報がデジタルを介して新しい情報に生まれ変わるのです」と金子氏。「それができる、この大判プリンターは本当に重宝していますよ」と同氏は明るい表情で語ってくれた。

  モバイルとクラウドが今後のトレンドに

日本の中でも農業が盛んな北海道は、土地面積が限られる本州とは違い、広大な農地を保有するのが特長だ。そのため、どちらかといえば欧米型の農業に近く、大規模農業特有の生産性の向上や作業の効率化を考えていく必要がある。 「それを実現していくには情報技術が欠かせません。GISソフトウェア、リモートセンシング、GPS技術、インターネットやクラウドなどを組み合わせていくことが鍵となるでしょう。環境保護にしても農業にしても、今後はクラウドとモバイルの組み合わせでシステムを構築していく時代ですね」と金子氏は語る。

同氏が現在取り組んでいるのはWebGISで、ビッグデータをクラウドに置き、必要な部分だけモバイル機器で取り出し、現地で活用するシステム作りだ。「自分が目で捉えたスケールの細かさでGISができるようになってきている一方で、大容量のビッグデータも使える。データ量はすでにデスクトップ型のワークステーションでも収まらないほど膨大ですから、それはクラウドに置いておく。フィールドへはタブレットPCなどを持っていき、自分が欲しいデータをダウンロードしてその場で合成するという流れですね」と金子氏は語る。

スケール感に合わせて柔軟にGISを使いこなす。今後はこうした新しい使い方が地理情報システムの分野でもさらなる可能性をもたらしてくれるのだろう。酪農学園大学の活動に今後も期待し続けたい。

  生産性を最大限に高めるAMD FirePro™ テクノロジー

AMD
※AMD、AMDロゴ、ATI、FireProおよびこれらの組み合わせは、
Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。

モバイルワークステーション「HP EliteBook 8470w」に搭載された日本AMDのモバイルグラフィックス「AMD FirePro™ M2000」 日本AMDは、お客様やパートナー企業と緊密に協力することに注力し、職場で、家庭で、そして遊びの場において,次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションを牽引する革新的技術を提供する企業です。

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