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HP Workstation 導入事例紹介
龍谷大学理工学部電子情報学科様

 

龍谷大学理工学部電子情報学科様
HP Workstation 導入事例
モバイル・ワークステーションの良さをすべて引き出し多岐に渡る研究を牽引

  静寂の森の中にたたずむ龍谷大学

龍谷大学理工学部電子情報学科 実験講師 藤井大輔氏

龍谷大学理工学部電子情報学科
実験講師 藤井大輔氏


龍谷大学理工学部は、滋賀県大津市にあるびわこ文化公園都市に位置する瀬田キャンパスに設置されている。緑豊かな閑静な土地にある施設は、大勢の学生の学舎としてふさわしい外観を誇る。「ここで学ぶ学生のために実験の準備をしたり、実習の課題を制作したりしています。担当する研究内容が多岐に渡っているのですが、基本的にコンピュータを使うことになります」と語るのは、龍谷大学理工学部電子情報学科 実験講師の藤井大輔氏(以降、藤井氏)だ。


藤井氏が所属する電子情報学科は、「コンピュータ・システム」「情報処理」「通信工学」「エレクトロニクス」などの、情報工学や電子工学分野の基礎から実践的な応用までを系統的に学べるほか、小グループでの実験や実習が多く、効果的に基礎理論と応用力を養うことができるのが特長だ。ここで学ぶ学生たちは、電子回路や通信システム、ネットワークシステムなどの開発も手掛けられる、システムエンジニアや研究者を目指して、日々勉強に励んでいる。

龍谷大学

  研究のためのコンピュータ環境の改善

HP EliteBook 8460w Mobile Workstationを操作する藤井氏

HP EliteBook 8460w Mobile Workstationを操作する藤井氏

「私自身の研究や課題などに使うためにも、パワフルなコンピュータは必要でした。デスクトップ系のコンピュータは自分で作れますが、モバイル可能なノート型となるとそれはできません。導入してからは研究室だけでなく自宅でも活用しています」と語る藤井氏が導入したのは、HP EliteBook 8460w Mobile Workstationだ。


「ノートPCに関しては、複数の製品を所有していました。しかし、多岐に渡る研究や課題で、それぞれの環境を構築するとなればスペック的にも台数的にも不足してくる。ですから、メインとして使えるような飛び抜けたものが欲しいと感じていました」と藤井氏。例えば、コンシューマ向けノートPCではメモリ量やディスク容量、描画能力などで、モバイル・ワークステーションと比較して、どうしても見劣りする。それを回避するには、使用するソフトウェアやPCへの負荷に応じて、いくつかのノートPCにそれぞれの環境を振り分けるなどの工夫が必要だ。


「電子情報学科の研究テーマにはソフトもハードも存在しますが,どちらもコンピュータを駆使する必要があります」と語る藤井氏。同氏は学生・院生時代から、初期のパソコンから大型メインフレーム、UNIXワークステーションなど、時代の変遷と共に様々なコンピュータに触れてきた。「そんな中で、最近はコンピュータが知的生産の道具としてどんどん身近になってきたという実感があります。ですから、コンピュータを使って学生にやらせたい研究や課題が増えていくんです」と藤井氏はいう。コンピュータのスペックが進化するのに伴い、例えばシミュレーションに掛かる時間も短縮されていく。思考を止めずに次のステップに進む。この感覚が重要なのだ。


「処理スピードが上がれば、思考の次元も上がります。そういう意味ではハイエンドのPCがモバイル環境で使えるのは、非常に強力な武器になります」と藤井氏は語る。


  モバイル・ワークステーションの優位性

モバイル性能を駆使すれば、研究拠点に居なくても作業を進めたり、研究者同士で
情報を持ち寄ることも可能になる

モバイル性能を駆使すれば、研究拠点に居なくても
作業を進めたり、研究者同士で情報を持ち寄ることも
可能になる

「ここ20年ぐらいで大きく変わったのは通信分野ですよね。コミュニケーションの手段がメールや携帯電話に変わり、どこでも好きな場所で受け取れる。この部分でモバイルの優位性を感じられたりもします」と藤井氏は語る。ケータイ、スマートフォンなど、モバイル機器があれば、拠点に戻らずともメールを受け取ることは可能だ。

ワイヤーに縛られない通信環境は人を1つの場所に縛ることから開放しているともいえる。「例えば、学生と討論する、あるいは実験結果を持ち寄るといった場合でも、それぞれが自分のノートPCを持っていれば、好みの場所でプレゼンテーションが行えます。このコミュニケーションのスムーズさは非常に重要ですね」と藤井氏。


本学に就任以来、様々な研究課題や実験課題に対して、学生とともにレポート・論文作りを行い、指導をしてきた。その中でモバイルの利便性を大きく感じている。「結果を形にすることも大切ですが、そのプロセスでお互いに意見を交換しあうというのも重要なのです。それが固定した場所でしかできない、あるいはそこへ向かうために時間をたくさん使ってしまうと効率がすごく落ちるのです」と藤井氏。

同氏は続けて「能力が高いということ、モバイルであるということ。そしてどこでもコミュニケーションが取れるということ。その三点が相まって、パフォーマンスに大きく貢献していると感じます」と、HP EliteBook 8460w Mobile Workstationの導入の手応えを語る。

HP EliteBook 8460w Mobile Workstationを最初に見たときの印象について「以外と小さいと思いましたが、液晶も緻密ですし特に描画系が強いと感じました」と藤井氏は語る。また、各種ベンチマークを採取した結果もすこぶる良好だったという。この辺りは、モバイル・ワークステーションに、ハイパフォーマンスを発揮するグラフィックス、AMD FirePro™ M3900を採用している結果だろう。また、藤井氏はDisplayportや外部ディスプレイポートを利用し、大型ディスプレイと接続する、デュアルディスプレイ構成での運用もしているのだという。「普段でもディスプレイは2枚で使っています。できれば3枚に増やしても良いぐらいです」と語る藤井氏。同氏が扱う研究や課題では、描画できる情報を増やすことも必要になるのだ。

  高いパフォーマンスが研究を牽引する

DAWソフトをマルチウィンドウで操作する。デュアルディスプレイにすることで作業効率が大幅に向上するシチュエーションだ

DAWソフトをマルチウィンドウで操作する。
デュアルディスプレイにすることで
作業効率が大幅に向上するシチュエーションだ

藤井氏が担当する研究には音楽・映像制作のジャンルがある。「音楽や映像制作の研究もやっています。これらの編集作業では、パフォーマンスももちろん必要ですが、何よりも情報がたくさん映し出せることが必要になるのです」と語る藤井氏。映像と音楽を制作してそれを同期する技術などを実験していくのだが、画面には様々なウィンドウを表示させながら作業を進めていくことになる。

「コンピュータ上で音楽を制作して最終的にミックスダウン、ようするに1つの音ファイルに落とし込みます。中には高負荷のプラグインもあるので、その作業にCPUのパワーが必要になるんです」と藤井氏。CPUの処理能力が足りなければ、再生中やミックスダウン中にドロップアウトを起こしたり、音が切れたりノイズが入ったりしてしまう。それまでの作業をうまく反映させなければ、せっかくの作品も発表することができないのだ。

「映像や音響など、リアルタイムな素材を扱うときにはいつも不安があります。そうした部分でもメモリやCPUに余裕があるのはとても安心できることが、あらためてわかりました」と藤井氏は語る。マルチディスプレイによる情報量の増加や、ハイパフォーマンスによる作業のスムーズさなど、あらゆる面でモバイル・ワークステーションが貢献しているといえる。

ロボットシミュレーションでの3D描画も非常にスムーズだ。
画面に映し出されるロボットの様子も詳細に観察できる

ロボットシミュレーションでの3D描画も非常にスムーズだ。
画面に映し出されるロボットの様子も詳細に観察できる

また、シミュレーションの世界でも、ビューワーは3D表示がポピュラーになりつつある。「描画能力それほど重要視していなかったのですが、例えばロボット系のシミュレーションだと、もう完全に3Dになってきているのです。プログラムを組んで走らせる設定をすれば、ビューワーでは3D表示されたものがクルクルと動く。描画が追いつけなければ、フレームが落ちてカクカクしてしまいストレスが溜まります。実際自分が作ったものが正しく動いているかわからないですからね」と藤井氏は語る。

この描画能力の不足による不安定な画面表示にストレスが溜まることについては、多くの人が賛同するだろう。実際に藤井氏がデモをしてくれたロボットシミュレーションでは、プログラムを与えられたロボットが仮想のコースを自律走行する様子が写し出された。しかし、よく見ていると障害物で止まってしまった場合、コースへ復帰しようとロボットが車輪位置を微修正したり、微妙に前後に動きながら試行錯誤を繰り返している様子が見て取れる。「このようなシーンでコマオチしてしまえば、ただ単にストップしているように見えるでしょう」と藤井氏がいうように、描画能力の不足は実験結果にも大きな影響を与えかねないのだ。

  社会の発展に役立つためのハイエンドなコンピューティングを目指す



コンピュータを使った研究について語る藤井氏

コンピュータを使った研究
について語る藤井氏

実は龍谷大学 理工学部情報学科の植村研究室チームは、2012年6月18日より開催された「RoboCup2012世界大会Logistics League」に日本代表として出場を果たしている。「その大会の中にロジスティックスという、障害物を避けながら物を運ぶなどをロボットで行うジャンルがあるのです。シミュレーション結果に対応できるロボットを作るのですが、私はその研究室でお手伝いをしました」と語る藤井氏。ちょうどタイミングもHP EliteBook 8460w Mobile Workstationを導入したての頃だったため、直後からフル稼働させられたのだ。「能力の低いコンピュータだと表示させるだけでも大変です。ですからタイミング的にも非常に良かったと思います」と藤井氏は語る。

HP EliteBook 8460w Mobile Workstationを第一線で使用し続けている藤井氏。「失礼かもしれませんが、想像していたものの2倍以上の処理能力を感じています。デスクトップはHPを使った経験がありましたが、モバイル・ワークステーションはこれが最初です。もちろん、このジャンルのワークステーションを持っている人も周囲には居なかったので、今の時期に手に入れられたことは、私にとってラッキーでした」と導入の感想を満足げに語ってくれた。

「いわゆるハイエンドのコンピューティングにはまだまだニーズがあります。それがうまく研究の世界の中で繋がっていない部分があって、研究者の中にはもどかしい思いをしている人がたくさんいるのです。そこをうまく繋げられるようなシステムを、使いやすい形で提供できれば喜んでもらえると思っています」と語る藤井氏。アカデミックな研究とコンピュータをうまく融合させる仕組み作りが、これからの藤井氏の最大の課題となるのだ。「私自身もまだまだ色々なことにチャレンジしていきたいので、その夢を実現するためのツールとして安心できるコンピュータが欲しいと考えています」と展望を語ってくれた藤井氏。これからも、多くの学生のために、あるいは同じ研究員のために、コンピュータを駆使しつつ、明るい未来を社会にもたらしてくれるだろう。


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