| HPがお勧めするWindows® 7. |
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去る2010年11月16日 に開催された、「人間の潜在力を最大限に高める“ものづくり“最前線フォーラム」のハイライトをご紹介します。 当フォーラムはHPがアジア5ヵ国で実施している、様々な分野における“ものづくり”とITの融合事例を多くご紹介し、HP及びインテル株式会社(以下インテル)がお客様にお届けする最新のPC、ワークステーションテクノロジーを、事例を交えご理解いただくものです。 より多くのお客様に具体的なソリューションをお届けするため、「最速」を求めるF1の世界からルノーF1チームにおける使用事例をはじめ、「マイクロ一眼」というデジタルカメラ市場を作り出した「オリンパス ペン」におけるデザインビジュアライゼーションのデザインフローの公開から、特別講演として「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」を手がけたメカニックデザインの第一人者、大河原邦男氏による「遊び心のあるものづくり」をご紹介しました。 |
| フォーラムの最初はHPの岡 隆史、アネリーセ・オルソン、マイク・マグローリ、エフレイン・ロビラからものづくりに欠かせない最先端エンジニアリングを支えるHP製品の最新情報について語られました。 |
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| まず、オープニングセッションで、日本HP取締役副社長 執行役員 パーソナルシステムズ事業統括の岡 隆史が登壇し、世界市場における実績と、HPが目指すコンセプトについて下記の通り述べました。 「HPは全世界で毎秒2台、年間で6,000万台のPCを出荷しています。日本で2009年に出荷されたPCの総数は1,340万台ですが、その約4.5倍のPCをHP1社で出荷している計算です。これはHPが、PCやワークステーションというただの箱を提供しているだけではなく、The Computer is Personal againというコンセプトのもとお客様個人が本当に使いたい、使ってみたい、まさにPersonal(個人)が使うコンピュータを作り上げているためです。」 「HPはこのコンセプトを実現するため、ブランディングにこだわり、ファッションとテクノロジーが融合した、デザイナーズノートPCや自動車のエアーフローをワークステーションに反映させるため、 |
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| 続いて、HPアジアパシフィック バイスプレジデント アネリーセ・オルソンはお客様の業務において時間短縮、生産性を向上させるために、ワークステーションに様々な改良を行い、その結果として様々な業種で採用され、期待に沿った成果を出し続けていると述べました。 「世界でもNo1のシェアを持つPC、そして日本国内で2年連続No1のシェアを持つワークステーションとHPの製品は多くのお客様でご利用頂いています。これは、HPが製品開発に投資を行いお客様との対話を重視し、課題を解決してきた結果です。2008年末~2009年の世界的な経済危機はHPでも大きな打撃がありました。しかし、この時期においても開発への投資は継続して行い、イノベーション・リライアビリティ・パフォーマンスを達成してきました。その結果、スターバックスから映画「アバター」における制作など多くの業種で採用されることになりました。」 「さらに、HPは最強のテクノロジーパートナとして、インテルとコラボし常に最大のパフォーマンスが得られる体制を整えています。HPは幅広いお客様から得られる情報を製品にフィードバックし、これからもイノベーション・リライアビリティ・パフォーマンスを維持していきます。」 |
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| HPが掲げているイノベーション・リライアビリティ・パフォーマンスは具体的にどのように創り上げられ、そして付加価値としてお客様から認知されているかについては、マイク・マグローリから下記のように述べました。 「HPのマシンはミッションクリティカルな場面で活用される事も多く、そのため私たちに課せられる責任も重いものがあります。HPは開発に対し全世界で35億ドルが投じられ、170カ国 35万人へのグローバルコミットを達成しています。」 「その結果、多くのフィードバックを得る事ができ、様々なシーンにおける解決策を製品に反映する事で他社には真似できない信頼性を築きあげております。例えば水冷式のワークステーションは、静音性に優れストレスのない使用環境を実現するために生まれ、環境への配慮として80%以上の電源変換効率を持つ製品に与えられる「80 PLUS」を取得、そして製品ライフの終了後に90%以上のコンポーネントがリサイクル可能な部品を利用する等が挙げられます。このようにフィードバックを製品に反映することで、お客様の信頼を裏切らない製品を作り上げております。」 |
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| PCやワークステーションの活用は昨今モバイル性が求められており、技術革新からモバイルワークステーションへの注目も高まっている状況とこれに対するHPの取り組みについてエフレイン・ロビラから下記のように述べました。 「ワークステーションを活用するのは、デスクに座っている時間だけではなく、移動中や訪問先などモビィリィティにおける利用が広がっています。これは、2009年の実績で27%に増えている(前年比5%アップ)という市場の数字からも分かります。ワークステーションによる生産性を向上させるためには、常に高性能なマシンを身近に持つことが現代では必要になっているのです。」 「HPでは活用するシーンに合わせ、Entry、Middle、Highと3段階のモバイルワークステーション製品をリリースし、用途に合わせ選択できるラインアップがあります。また、17インチディスプレイモデルであっても他社と比較し1ポンド(約450g)の軽量化や映画会社 ドリームワークスと共同開発したカラーマネージメント規格を搭載したDreamColorモニタ搭載モデルなど、お客様が快適に使用できる製品となっております。」 |
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| F1はマシン開発からサーキットにおける走行まで莫大なコストがかかっており、そのコストを削減するためにはITを最大限活用する事が求められています。このF1におけるIT活用とHPが果たしている役割について、マイケル・テイラー氏は下記のように述べました。 「F1のライフサイクルは3DCADによる設計、製造検査、シミュレーションそしてレースになりますが、この全ての工程において最先端のITに依存しています。ルノー F1チームは、英国のテクノロジーセンターに400名、仏国のエンジンファクトリーに150名のエンジニアを抱える巨大な組織であり英国では150台、仏国では500台以上のサーバが動作し、ワークステーションも300台以上利用しています。」 「ルノーF1チームは、2008年にHP-UXからWindowsベースに切り替えを行いました。汎用的な製品を採用することするで、シンプルなITインフラを構築しCADやシミュレーションで使用するアプリケーションも既存のパッケージと自社開発を併用する事で約130万ポンド(約1億7200万円)の削減とスタッフの業務生産性も約20%向上しました。F1で使われるITは、空調の効いたマシンルームで使われるだけではありません。レース会場にサーバを持ち込み、レースカーの走行状況をリアルタイムで解析し、モバイルワークステーションにより、サーキットパフォーマンスをチェックしていきます。このようにITにとって厳しい環境においても、HPのマシンは優れた性能を発揮しレースに勝利するためのデータを解析し続けてくれました。F1の発展はITなしでは考えられず、HPと私たちルノーF1チームは、これからもレースを勝利に導くために互いに進化していきます。」 |
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| インテル株式会社 岡本氏は、最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5600 番台が提供するメリットについて、下記のように述べました。 「インテル社の共同創業者であるゴードン・ムーアが提唱したムーアの法則どおりに、2年で1つのチップに搭載されるトランジスタの数は倍になっており、最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5600 番台では、車体の衝突シミュレーションで使用されるまで機能が向上しました。」 「インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台が搭載された高性能ワークステーションは、Nehalemアークテクチャを持ち、1CPUで6コア、12スレッド(ハイパースレッド使用時)にまで拡張され、快適な操作環境を提供できます。また、インテル ターボ・ブースト・テクノロジーにより、自動的に定格の動作周波数が可能となったため、より高速でプロセッサーを動作させるため、安定した稼働と消費電力の削減が可能となります。このように、1台のワークステーションで設計からシミュレーション、解析まで行うことで時間短縮及びTCOの削減を行う事が可能となります。」 |
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| オリンパス イメージング株式会社 佐藤氏は、デザイン制作を楽しむための方策として、不安要素を可視化すれば解決策が生み出され、楽しんでデザインを行っていけると述べました。 「デザイン(仕事)を楽しんで行うために必要な事は、不安要素を取り除くことです。そのため、問題点を視覚化すれば、共有もしやすく、解決策もでてきます。このように可視化は、不安解消、表現する楽しさを実感、客観的に見られる、というメリットがあり、デザインを楽しんで進めていけるメリットがあります。」 「この可視化のためには、設計フローにおいて今までとは改善する必要がありました。オリンパスでは早い段階から3D CADを使用していましたが、それに加え質感をリアルタイムで再現するPATCH WORK 3Dの導入により、デザイナが自分のイメージに沿った色やハイライトが実現しているのかを見て確認できるようにしました。また、デザインにおいては、実際に手にとった感触や面の仕上がりを知るためにモックアップを作りますが、これも3Dプリンタをデザインチームが所属するオフィスに設置し、デザイナが気軽に造形モデルを作成できるオフィス環境を作り上げました。このように、可視化する事でデザインが楽しくなり、製品のクオリティも上げる事が可能となります。」 |
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| 特別講演としてアニメやマーチャンダイジングにおけるものづくりの事例として、多くのファンを魅了するメカをデザインし続けている大河原邦男氏が登壇し、今まで手がけたメカニックデザインを紹介しつつ、デザインに対する心構えについて述べられました。 「私はアパレルデザインからデザインに関する仕事が始まりました。縁があってタツノコプロに入社してから、アニメのタイトルロゴデザイン、メカニックデザインを担当するようになりましたが、アニメ制作は企画からアニメになるまで多ければ200人弱の人が関わるので、チームプレイが必要です。そのため、私はいつもアニメの世界観を把握して、アニメータの人たちが描きやすいメカニックデザインを心がけています。デザインには虚業と実業がありますが、アニメのような虚業であってもメカの構造や理論を把握した上でデザインしていく必要があります。」 「日本の江戸時代には、たくさんの粋な製品が作られました。つまり、日本人はかつてアップルのような製品を作るノウハウを持っていたのです。これからは、江戸時代のように元気なものづくりを思い出していくことが必要だと思っています。」 |
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| モデレーター : 日経ものづくり 発行人 浅見 直樹 氏 パネリスト : マイケル・テイラー 氏、佐藤 和宏 氏、大河原 邦男 氏、エフレイン・ロビラ フォーラムの最後は、日経ものづくり 発行人 浅見 直樹 氏がモデレーターとなり、マイケル・テイラー 氏、佐藤 和宏 氏、大河原 邦男 氏、マイク・マグローリが参加して“ものづくり”に対する自身のコンセプトやITとの関わり方について活発な意見が交わされた。 「F1におけるITは、デザインからシミュレーションにまで必要になっています。今後はさらに進化しレースカーとしてシミュレーションや過去のレースで得られたデータを最適化したデザインシミュレーションにまで、発展すると思います。」 (マイケル・テイラー氏) 「デザインというのは、頭の中で思いつく事なので、そこまではITの使用有無に違いはでないでしょう。ただ、その後で製品化するまでに様々に検討する段階で、ITによる可視化により完成度が高くなると思います。」(佐藤 和宏氏) 「アナログとITは双方使うべきです。私はコンピュータも好きで3DCGソフトも楽しんで使うのですが、今私の工房にいる若い人ほどアプリケーションを触らない傾向があります。それぞれメリットがあるので、良い部分を取り込んでモノづくりができるようになってほしいと思います。」 「思い返せば20年前に3Dでできるデザインは限られていました。しかし、今では複雑なデザインからCAE、シミュレーションまで行っています。この技術革新は、これからも続いていきますので、“ものづくり”のために必要なリクエストを取り入れワークステーションは進化していきます。」 (エフレイン・ロビラ) 以上、各セッションのハイライトをご紹介しましたが、フォーラムには200名近い来場者があり、設置された展示コーナーにも多くの皆様が集まり、製品担当者の話に熱心に耳を傾けていました。 |
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