| HPがお勧めするWindows。 |
![]() 長井 俊氏 |
電子カルテシステムに17インチ大画面のハイスペック・モバイルワークステーションを導入、迅速かつ能率的な病院情報システム運用を実現 東京都は2010年3月1日、多摩総合医療センター・小児総合医療センターをオープン。 同センターでは、電子カルテを中心とした病院情報システムを構築し、病棟における効率的な電子カルテ運用を図るため、高機能ノートPCを導入した。 東京都病院経営本部の長井 俊氏に、同センターにおけるノートPCを使った病院情報システムの運用について聞いた。 |
| 多摩総合医療センター・小児総合医療センターは2010年3月にオープン。
開院時より電子カルテを中心とした病院情報システムを構築、ペーパーレスによる電子カルテ運用を実施して、医療のIT化を図っている。東京都病院経営本部 サービス推進部患者サービス課病院情報システム係主任の長井 俊氏は、都立病院のIT化について、つぎのように話す。 「03年に都立府中病院で電子カルテを導入したのを皮切りに、駒込や広尾など、各都立病院でも順次IT化を進めてきました。 新しくオープンする多摩総合医療センター・小児総合医療センターでも、機器の更新も含めて電子カルテのバージョンアップを図っています」 電子カルテ導入にあたり、病院で使用する電子カルテ端末の選定については、その仕様について十分検討したという。 「これまでの都立病院の運営を通じて、電子カルテの動作が遅く、レスポンスが悪いという声が多く聞かれました。クライアントサーバ型の電子カルテを導入する当センターでは、特にクライアント側の性能が問題となります。そこで、限られた予算の中、できるだけハイスペックの端末を導入することを最重要検討項目としました」 |
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| また、病棟で用いるノートPCについて、長井氏はつぎの2点をポイントとして挙げる。 「電子カルテでは、バージョンアップに伴い、画面上により多くの診療情報が表示されるようになりました。数字の読み間違いなどは、重大な医療事故につながりかねませんから、解像度が高く、画面も大きな端末が必要です。解像度に関しては従来のXGAに対してさらに上のWSXGA+にすることを、画面の大きさでは15インチから17インチのより大型のモニタを採用することを仕様に盛り込みました。 また、ノートPC端末は病棟での運用が前提ですから、バッテリーの稼働時間ができるだけ長いものを選ぶことも条件の1つにしました」 |
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高機能・大画面・大容量バッテリーが導入の決め手 同センターでは、3つのポイントを重視した仕様書を作成し、入札を経てヒューレット・パッカード社の「vPro™ インテル® Core™2プロセッサー」を搭載したモバイルワークステーション「HP EliteBook 8730w Mobile Workstation」を導入した。 現在、それぞれ多摩総合医療センターで360台、小児総合医療センターで300台の同PCが稼働中である。実際に端末を病棟で使用している看護科の田中克実氏はつぎのように話す。 「モニタが17インチと大きく、表示もシャープなので、熱計表などの細かい数字でも見やすいですね。また、キーボード横にテンキーが付いているので、点滴など、数値データを入力する際も打ち込みやすくて便利です」 長井氏は、電子カルテにおける端末の重要性をつぎのように話す。 「これまでの経験から、病院情報システムの動きの鈍さを改善するには、ハードウェア、特にサーバや端末の性能を上げるだけで、かなり効果があることが分かりました。 |
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| 病院情報システム構築については、ソフトウェアの選定、ネットワークの構築ももちろん重要ですが、重装備の電子カルテシステムをスムーズに運用するためには、実際にスタッフが扱うハードウェア、とりわけシステム端末について十分検討し、充実したスペックを持つ装置を導入することが、より重要なのではないでしょうか」 | ||
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![]() 東京都 病院経営本部 サービス推進部 副参事 青柳 稔 |
―病院経営本部について、簡単にご紹介ください。 病院経営本部は都庁の組織の1つで、都立病院の運営・統括を行っています。都立病院は、従来10施設だったものを3月1日に3病院が移転・統合したことで、現在8施設の都立病院を運営しています。 ―多摩総合医療センター・小児総合医療センター設立の経緯と目指す医療ついてお聞かせください。 医療機能の集約化と、医療サービスの向上を目的として、平成13年度に都立病院改革マスタープランを作成しました。 その中で都立府中病院を全面改築し、清瀬・八王子・梅ケ丘の各小児専門病院を統合し、成人医療と小児医療の密接な連携体制を構築、総合周産期母子医療センターや東京ER・多摩を開設するなどして、多摩総合医療センターは多摩地域の中核医療施設として、小児総合医療センターは都の小児医療の中心的存在として、それぞれ高度かつ専門的な医療を提供していきたいと考えています。 |
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