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HP Workstation 導入事例紹介


 

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 ザイオソフト様 製品導入事例

 1.医療業界に特化し、医用画像処理システムの開発で業界をリードするザイオソフト社

医療業界に向けて、ソフトウェアの開発から医用画像処理装置などの製品開発まで手がけるザイオソフト社。同社は、医用画像処理装置の一部としてHPのワークステーション製品(xw8200など)を採用し、その製品は大病院を中心に導入されている。

ザイオソフト社とHPのワークステーション製品の関係を中心に、ザイオソフト株式会社
開発企画部 大江奈美様に同社のビジネス概要、製品についてインタビュー形式でお話を伺った。

HPワークステーション部(以下、HPWS): ザイオソフト社様の事業内容についてお聞かせ下さい。

ザイオソフト社大江様(以下、ZIO):
当社の核となる事業は医用画像処理システムの開発・製造・販売です。
中でも中心となるのはコンピュータのソフトウェアプログラム開発業務であり、最新のコンピュータ
サイエンステクノロジーを応用した成果物として、医用画像処理装置(ワークステーション、画像処理
サーバ)、大容量データサーバ、画像ビューワといった医療業界向けの製品を提供しております。

HPWS: 医療業界向け(医用)の製品が中心であるとお見受けしますが、医用に特化されていらっしゃる経緯、あるいは理由はどのようなものでしょうか?

ZIO: 医療現場においても様々なコンピュータテクノロジーが活用されています。
この分野はまだまだ市場が既存の技術レベルに満足しておらず、製品に対してより高い技術を求めるニーズが多分野に比べて極めて高いという特徴があります。そのような市場でこそ、我々の持つ高度なソフトウェア技術を十分かつ挑戦的に活かせるものと考え、現在は医療業界にターゲットを絞っています。

HPWS: ザイオソフト社の製品が導入される場は医療現場と思いますが、具体的にはどういったところになるのでしょうか?

ZIO: 当社製品の主な導入先はベッド数100床以上の病院です。 主力製品は画像処理ワークステーションですが、 多面モニタ構成のビューワ製品やデータサーバと併せてご利用いただいているところもございます。
500床を超える大規模病院へはワークステーション単体だけでなくデータサーバや画像処理サーバ、ネットワーク型の画像処理クライアントを導入していただいているケースも少なくありません。
画像処理ワークステーションは医療機器としてハードウェアとソフトウェアとを切り離して販売することができませんが、ビューワ製品についてはソフトウェアのみでご提供することもございますし、コンピュータ本体やモニタ製品等と一緒にお届けすることもございます。

 2.医用画像処理システム(医用画像装置)とは?

HPWS: 医療機器のお話が出てきたところで、「医用画像処理システム(または装置)」とはどういうものか、ワークステーション製品が関係してくるところでもありますのでご説明いただけますか?

ZIO: CTやMRIなどのモダリティ機器での検査で1度に得られるデータの量は新しい機器が出る毎に増大しています。 より細密な結果画像を得るということは、それだけデータの持つ情報量が増えるということを意味します。最近のCTで心臓(約15cm程度)を撮影するとそれだけで300枚程になります。腹部や下肢など広範囲にわたる検査となると、 2000枚近い結果画像が得られるのです。

CTの画像は人体を水平に切断した横断像として供されます。それを2,000枚もチェックして問題箇所を見つけるのは物理的に不可能に近く、また見落としの危険をはらんでいます。 医用画像装置はそれら膨大な検査データを効率よく取り扱い、医師を助けるための道具なのです。3次元処理を行える画像処理ワークステーションで作成した画像は診断や患者さんへの説明、手術前の シミュレーションやカンファレンスなどに活用されています。

HPWS: 「画像処理ワークステーション」は、医療業界ではどのような位置づけなのでしょうか?

ZIO: 薬事法において、画像処理ワークステーションは管理医療機器(クラスII)であると定められています。管理医療機器とは、その製品を使用することで人の生命や健康に影響を与えるおそれのあるものと定義されており、装置メーカーとしての責任は重いのです。 そのため、製品のみならず管理医療機器を製造するメーカーと しても管轄機関に届出て承認を受ける必要があります。

当社の主力製品であるZIOSTATIONはクラスIIの「他に分類されない画像診断システム」というカテゴリの内の「画像処理ワークステーション」と いう分類に属しています。この分類に属するシステムの要件として、「各画像装置で収集された患者の画像や情報をさらに処理 したうえで、表示する機能を提供できる機器構成になっている。病態に係わる判断、評価又は診断を行うための情報を提供する機能を有するものに限る。」と定められております。

すなわちコンピュータ本体と入出力機器、ソフトウェア、モニターの全てが含まれている製品が"医療機器"として扱われるわけです。ZIOSTATIONはハードウェアとソフトウェアを併せて製品として成立
しており、オプションとして各種クリニカルアプリケーションも備えております。そのためZIOSTATIONは診断に使用することのできる医療機器として、厚生労働省より医療機器であるとの承認を受けております。
(医療機器承認番号 21600BZZ00358000)

HPWS: 一方で、「医用ビューワ」というものもありますが、違いはなんでしょうか?

ZIO:「画像ビューワ」と呼ばれるシステムは、検査機器から得られたデータを2Dもしくは3DMIP/MPR)にて表示するソフトウェアのことを指します。ボリュームレンダリング処理の能力を持たないため、特定の臓器のみ抽出して観察したり、腸や気管、血管など管状の臓器の内部をあたかも内視鏡を挿入しているかのように観察できるVE画像(Virtual Endoscopy)や、異なる時相を持つデータを複数同時に 開き、3D画像で拍動する心臓やその弁部を観察する4D表示機能といった高度な画像処理を行うことはできません。


(ここに自動骨外しなど、製品の特長の説明入る)


 3.HPのワークステーション製品が採用された理由とは

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HPWS: ザイオソフト社の製品の一部として弊社のワークステーション製品を採用いただいておりますが、具体的にどのワークステーション製品のどのモデルが活用されているのか教えていただけますか?
また、弊社製品が採用された理由なども教えていただけますか?

ZIO: 主力採用製品は以下の通りです。
・モデル xw8200
・仕様  CPU: Intel Xeon 3.6GDualプロセッサ、メモリ4GB、HDD160GB、グラフィックスコントローラー:QuadroNVS 285

HP製品を採用した理由ですが、性能面ではどのメーカも似たようなアーキテクチャーを採用している為に、どこかのメーカが飛びぬけている訳ではありませんでした。採用にあたっては性能面もさることながら、信頼性を重視しています。 実際に当社のワークステーションが設置される環境は空調が完全にコントロールされているラボのような場所ではなく、乱雑に機器が置かれている臨床の現場において24時間稼動し続ける必要性があります。

EMT64対応のCPUが市場にリリースされる前から発生する熱量についての情報がありました。また、当社が開発しているアプリケーションはその画像処理において多大な負荷をハードウェアにかけます。その結果として、熱対策が必要不可欠な事項であり、劣悪な環境においても安定稼動が出来るワークステーションが必要だった訳です。

HP製のワークステーションを初めて見た際に、非常に素直に設計されていると感じました。即ち、無理、無駄がない設計であり、冷却効率を重視してあることは一目両全でした。HP製のワークステーションを初めて採用して以降別のモデルも続々とリリースされていますが、依然としてケースには変更がありません。 これは変更を行う必要がないということなので、これらからもHPの設計力の高さが見受けられます。 現在までの実績として故障率は従来より30%以上減っています。 
また、HP製ワークステーションは日本国内での生産の為、納期が従来採用していたメーカから2/3になり、当社の生産ラインがより柔軟にスケジュールすることが可能となりました。 

 4.ザイオソフト社のビジネスとワークステーション製品のこれからの関係

HPWS: 「医用画像処理システム(または装置)」を中心にご活躍される貴社製品にはどのような優位性がありますでしょうか?

ZIO: 従来より画質の高さと処理速度では定評を得ておりましたが、最新の装置では冠動脈や大腸など特定の部位の解析機能を持つクリニカルアプリケーションや処理の自動化でアドバンテージを持っています。

HPWS: それでは今後の貴社の展望(ビジョン)についてお聞かせ下さい。

ZIO: 新しいクリニカルアプリケーションの開発やネットワーク型のソリューションの普及に力を注いでいます。さらにマーケットの拡大を狙い、海外での販売も視野に入れています。そのために必要な準備を入念に進めております。マーケットの潮流にただ乗って流れていくのではなく、流れをリードする企業でありたいと考えています。

HPWS: 今後貴社が注力して売り込んでいきたい製品&ソリューション、そして、ワークステーション製品がより活用される製品のロードマップなどがありましたら教えてください。

ZIO: 微力ながら事例締めくくりとして宣伝アピールして参りたいと存じます。検査室だけでなく、診察室や手術室、カンファレンスルームなど院内のあらゆる環境で3D画像を利用したいとの需要があります。
しかしながら需要のある全ての場所で常時休みなく3D画像を使用するわけではありません。機能的・性能的・画質的には妥協できないが使うのは1日のうち30分だけ、あるいは1週間のうち1回だけというような需要が数多く、多様に存在します。

一方で高度な操作の必要はなく静止画像で十分だが30分に1回、もしくは1時間に数回参照したいといったケースも少なくありません。3D画像利用に関する多種多様な要望を全てカバーするには、画像処理ワークステーションの機能・性能を必要とします。とはいえ、要望のある部門全てにハイエンドの画像処理ワークステーションを配置することはコスト面での負担が高く、よしんば実現したとしても稼動していない時間の長い端末が多く含まれていることになります。

逆に要望を平均化して、中程度の画像処理システムを導入したとすると、今度はヘビーユーザーの要求に応えきれずにシステムそのものが使われなくなる恐れがあります。いずれにしろ投資効率の面でよくない結果を招く恐れがあります。

当社の提供しておりますネットワーク型画像処理システムは、そのような多種多様な画像への要望に柔軟かつ十分にお応えすることが可能です。データサーバ・画像処理サーバ・クライアント端末の組み合わせをユーザーの必要とする規模に合わせ自由に構築できる、ユーザー側に立ったソリューションなのです。

VGRクライアントは画像処理ワークステーションの全機能をスタンドアロン型の製品と遜色ない性能で利用できるネットワーク型画像処理クライアントです。基本的な3D画像処理はもちろん、クリニカルアプリケーションについてもスタンドアロン型と同等の性能を持ちながら、PCワークステーションほどのハイエンドなハードウェア環境を必要としないリーズナブルな製品です。そのため1日中処理をする必要のある部門での利用はもちろんのこと、それよりも頻度の少ない部門においても必要な時にハイレベルな3D画像処理をご利用いただけます。

もっと手軽に3D画像を利用したい場合は、WEBブラウザのみで利用できるVGWクライアントも選択できます。VGWクライアントはJAVAベースのソフトウェアでPCへインストールする必要がないので、気楽に作成済みの3D画像や2D画像を見られるほか、簡易的なVR画像処理もできるので作成済みの3D画像を自由に利用することができます。

大規模なネットワークには大容量データサーバ「ZIOBASE」と画像処理サーバ「VolumeGRIDサーバ」を組み合わせ、小規模なネットワークには画像処理サーバとして「ZIOSTATIONSystem1000」を採用したソリューションをご提案しております。

ユーザーの使用環境、頻度にフィットした無駄のない選択を可能とする当社のソリューションは、診断の現場だけでなく病院経営そのものも強力にサポートいたします。


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