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HP Workstation 導入事例紹介


 

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医用画像処理システムで業界をリードするザイオソフト社。
身体検査写真から驚異の精密3次元映像を生み出す、
医療というシビアな世界で活躍するHP Workstation。

 ザイオソフト社 製品導入事例

 1.医療業界に特化し、医用画像処理システムの開発で業界をリードするザイオソフト社

ワークステーション製品医療業界に向けて、ソフトウェアの開発から医用画像処理装置などの製品開発まで手がけるザイオソフト社。同社は医用画像処理装置の一部としてHPのワークステーション製品を採用し、出荷台数は累計1000台を突破した。これは医用画像処理ワークステーション市場としてはトップクラスである。

ザイオソフト社とHPのワークステーション製品の関係を中心に、ザイオソフト株式会社代表取締役 松本和彦様に同社のビジネス概要、製品についてインタビュー形式でお話を伺った。

HPワークステーション部(以下、HPWS): ザイオソフト社様の事業内容についてお聞かせ下さい。

ザイオソフト社松本様(以下、ZIOSOFT):
当社の核となる事業は医用画像処理システムの開発・製造・販売です。
中でも中心となるのはコンピュータのソフトウェアプログラム開発業務であり、最新のコンピュータ・サイエンステクノロジーを応用した成果物として、医用画像処理装置(ワークステーション、画像処理サーバ)、大容量データサーバ、画像ビューワといった医療業界向けの製品を提供しております。

画像ビューワHPWS: 医療業界向け製品が中心であるとお見受けしますが、この分野に特化されていらっしゃる理由は何でしょうか?

ZIOSOFT: 医療現場に於いても様々なコンピュータテクノロジーが活用されています。 この分野はまだまだ現状の技術レベルに満足しておらず、より優れたものを求める姿勢が多分野に比べて極めて高いという特徴があります。そこでこそ、我々の持つ高度なソフトウェア技術を十分かつ挑戦的に活かせるものと考え、現在は医療業界にターゲットを絞っています。ビジネスはおかげさまで順調に伸びており、過去数年間の平均成長率は30%以上です。創立以来堅実で健全な黒字経営を続けております。

HPWS: 素晴らしいですね。ザイオソフト社製品を導入する顧客とはどのような方々ですか?

ZIOSOFT: 当社製品の主な導入先はベッド数100床以上の病院です。主力製品の画像処理ワークステーションに加え、多面モニター構成のビューワ製品やデータサーバと併せてご利用いただいているところもございます。
更に、500床を超える大規模病院となりますと、まさにデータサーバや画像処理サーバ、ネットワーク型の画像処理クライアントを導入していただいているシステム・ケースの比重が高くなっています。

 2.医療機器として定められた医用画像処理ZIOSTATIONワークステーション

ボリュームレンダリング処理した3D画像

HPWS: 医用画像処理システム(または装置)とはどういうものか、ワークステーション製品が関係してくるところでもありますのでご説明いただけますか?

ZIOSOFT: まずニーズについて簡単にご説明します。昨今のCTやMRIなどのモダリティ機器での検査で1度に得られるデータの量は新しい機器が出る毎に増大しています。より細密な結果画像を得るということは、それだけデータの持つ情報量が増えるということを意味します。最近のCTで心臓(約15cm程度)を撮影するとそれだけで300枚程になります。CTの画像の多くは人体を水平に切断(スライス)した横断像として供されており、腹部や下肢など広範囲にわたる検査となると、2000枚近い結果画像が得られるのです。

2,000枚の画像をチェックして問題箇所を見つけるのは物理的に不可能に近く、また見落としの危険をはらんでいます。そこで弊社製品の登場です。 「医用画像処理システム」とはそれら膨大な検査データを効率よく取り扱い、医師を助けるための道具なのです。そこでの要となる「画像処理ワークステーション」は検査機器から得られたデータを3次元画像処理を行い作成した結果画像を、診断や患者さんへの説明、手術前の シミュレーションやカンファレンスなどに役立たせています。

3次元画像処理の手法の一つであるボリュームレンダリング処理は、特定の臓器のみ抽出して観察したり、腸や気管、血管など管状の臓器の内部をあたかも内視鏡を挿入しているかのように観察できるVE画像(Virtual Endoscopy)や、異なる時相を持つデータを複数同時に 開き、3D画像で拍動する心臓やその弁部を観察する4D表示機能などの高度な画像処理を行うことが可能です。

解析ソフト

HPWS: 貴社製品は競合製品と比べどのような優位性がありますでしょうか?

ZIOSOFT: 従来より画質の高さと処理速度では定評を得ておりました。更に最新では冠動脈や大腸など特定の部位の解析機能を持つクリニカルアプリケーションや処理の自動化でアドバンテージを持っています。

HPWS: 次に、「画像処理ワークステーション」は医療機器という位置づけとのことですが、何が普通の市販パソコンやワークステーションと違うのでしょうか?

ZIOSOFT: 薬事法という法律において、画像処理ワークステーションは管理医療機器(クラスII)であると定められています。管理医療機器とは、その製品を使用することで人の生命や健康に影響を与えるおそれのあるものと定義されており、装置メーカーとしての責任は重いのです。 そのため、製品のみならず管理医療機器を製造するメーカーとしても管轄機関に届出て承認を受ける必要があります。

あらゆる環境で3D画像を利用当社の主力製品であるZIOSTATIONはクラスIIの「他に分類されない画像診断システム」というカテゴリの内の「画像処理ワークステーション」と いう分類に属しています。この分類に属するシステムの要件として、 「各画像装置で収集された患者の画像や情報をさらに処理したうえで、表示する機能を提供できる機器構成になっている。病態に係わる判断、評価又は診断を行うための情報を提供する機能を有するものに限る。」と定められております。ちょっと堅苦しい表現ですね。

一般的なパソコンやワークステーションはコンピュータ本体のみでも製品として成立しますが、医療機器は違います。コンピュータ本体と入出力機器、ソフトウェア、モニターの全てが含まれている製品が一体となって"医療機器"として扱われるわけです。ハードウェアとソフトウェアとを切り離して販売することができません。 ZIOSTATIONはハードウェアとソフトウェアを併せて製品として成立しており、オプションとして各種クリニカルアプリケーションも備えております。そのためZIOSTATIONは診断に使用することのできる医療機器として、厚生労働省より承認を受けております。
(医療機器承認番号 21600BZZ00358000)

HPWS: 一方で「画像ビューワ」というものもありますが、違いはなんでしょうか?

ZIOSOFT: 「画像ビューワ」と呼ばれるシステムは、検査機器から得られたデータを2Dにて“表示する”ソフトウェアのことを指します。高度な処理はできません。 ビューワ製品はソフトウェアのみで販売することもございますし、コンピュータ本体やモニタ製品等と一緒にお届けすることもございます。

 

 
 3.HP製品の高い信頼性、比べて一目瞭然の設計良さ。故障が減りビジネスは加速。

HPWS: ザイオソフト社の製品の一部として弊社のワークステーション製品を採用頂いておりましてありがとうございます。具体的にどのワークステーション製品のどのモデルが活用されているのか教えていただけますか? また、弊社製品が採用された理由なども教えていただけますか?

xw8200ZIOSOFT: 主力採用製品は以下の通りです。
・モデル xw8200
・仕様  CPU:Intel Xeon 3.6G Dualプロセッサ、メモリ:4GB、HDD 160GB
グラフィックスコントローラ:Quadro NVS285

HP製品の採用にあたり、性能面もさることながら、信頼性を重視しています。実際に当社のワークステーションが設置される病院環境は空調が完全にコントロールされている研究所のような場所ではなく、乱雑に機器が置かれている臨床の現場です。そのような苛酷ともいえる環境で24時間稼動し続ける必要があるからです。

熱対策は必要不可欠な事項でした。EM64T対応のCPUが市場にリリースされる前から発生する熱量についての情報がありました。また、当社が開発しているアプリケーションはその画像処理において多大な負荷をハードウェアにかけます。劣悪な環境においても安定稼動が出来るワークステーションが必要だった訳です。

HP製のワークステーションを初めて見た際に、非常に素直に設計されていると感じました。即ち、無理、無駄がない設計であり、冷却効率を重視してあることは一目瞭然でした。HP ワークステーションを初めて採用して以降別のモデルも続々とリリースされていますが、依然としてケース筐体には変更がありません。これは変更を行う必要がないということなので、これらからもHPの設計力の高さが見受けられます。

現在までの実績として故障率は従来(別メーカー製採用時代)より30%以上減っており、HPワークステーションの優秀性を裏付けています。

また、HPワークステーションは日本国内での生産の為(MADE IN TOKYO)、納期が従来採用していたメーカーから2/3になり、当社の生産ラインがより柔軟にスケジュールすることが可能となりました。これにも非常に助かっています。

 4.拡大するザイオソフト社のビジネス。ネットワーク型ソリューションは今後の狙い。

ザイオソフト社HPWS:今後の貴社の展望(ビジョン)についてお聞かせ下さい。

ZIOSOFT: 新しいクリニカルアプリケーションの開発やネットワーク型のソリューションの普及に力を注いでいます。さらにマーケットの拡大を狙い、海外での販売も視野に入れています。そのために必要な準備を入念に進めております。マーケットの潮流にただ乗って流れていくのではなく、流れをリードする企業でありたいと考えています。

HPWS: 今後貴社が注力して売り込んでいきたい製品&ソリューションのロードマップなどがありましたら教えてください。

ZIOSOFT: 医療現場における3D画像への要望は拡大しています。
検査室だけでなく、診察室や手術室、カンファレンスルームなど院内のあらゆる環境で利用したいとの需要があります。

然しながら、環境によってニーズが細かく違います。 機能や品質面では妥協できない高度な処理を週1回あるいは1日のうち30分程度と使用頻度が少ない部門や、 一方では高度な操作は必要なく静止画像で充分だが、1時間に数回参照と頻度が多い部門など、さまざまなケースが考えられます。 3D画像利用に関する多種多様な要望を全てカバーするには、画像処理ワークステーションの機能・性能を必要とします。

とはいえ、全てにハイエンド製品を配置することはコスト面での負担が高くなりますし、実現しても稼動していない時間の長い端末が多く含まれていることになります。逆に要望を平均化した製品を配置すると今度はヘビーユーザーの要求に応えきれずに使われなくなるかもしれません。いずれにしろ投資効率の面でよくない結果を招く恐れがあります。

当社の提供しておりますネットワーク型画像処理システムは、そのような多種多様な画像への要望に柔軟かつ十分にお応えすることが可能です。データサーバ・画像処理サーバ・クライアント端末の組み合わせをユーザーの必要とする規模に合わせ自由に構築できる、ユーザー側に立ったソリューションなのです。

大規模なネットワークには大容量データサーバ「ZIOBASE」と画像処理サーバ「VolumeGRIDサーバ」を組み合わせ、小規模なネットワークには「ZIOSTATION System1000」を採用したオールインワンのソリューションをご提案しております。  

ZIOSTATION System1000

VGRクライアント(図中参照)とは、画像処理ワークステーションの全機能をスタンドアロン型の製品と遜色ない性能で利用できるネットワーク型画像処理クライアントです。基本的な3D画像処理はもちろん、クリニカルアプリケーションについても同等の性能を持ちながら、ハイエンドなハードウェア環境を必要としないリーズナブルな製品です。そのため1日中処理をする必要のある部門での利用はもちろんのこと、頻度の少ない部門においても必要な時にハイレベルな3D画像処理をご利用いただけます。

もっと手軽に3D画像を利用したい場合は、WEBブラウザのみで利用できるVGWクライアント(図中参照)も選択できます。VGWクライアントはJAVAベースのソフトウェアでPCへインストールする必要がないので、気楽に作成済みの3D画像や2D画像を見られるほか、簡易的なVR画像処理もできるので作成済みの3D画像を自由に利用することができます。

ユーザーの使用環境、頻度にフィットした無駄のない選択を可能とする当社のこうしたソリューションは、診断の現場だけでなく病院経営そのものも強力にサポートいたします。


ziosoft,inc ロゴ
Company Profile
法人名: ザイオソフト株式会社
URL: http://www.zio.co.jp/
設 立 : 1998年
Mail : info@zio.co.jp
本社所在地:

東京都港区三田1丁目2番18号


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