1994年、日本HP入社後、インターネット系システムの技術窓口、軍事機密レベルのOSの専任技術担当、セキュリティコンサルティングを歴任。2000年より大手製造業のシステム化構想から設計開発、導入・維持に至るプロジェクト、SOAを実現するミドルウェアの設計、ITシステム全体のアーキテクチャのコンサルティングなどを歴任。製造業を中心にアーキテクティングを考慮したITとビジネスの融合を手がける。
大手製造業同士の合併プロジェクトで、IDマネジメント、セキュリティなどに関するコンサルティングを担当。現場とITシステム部門、ステークホルダー間の意見調整に難航しましたが、利害関係のない第三者の立場からのコンサルティングに努めました。最後は、新会社発足直前のお客様の活気や、チームメンバーの頑張りにより難関を乗り越え、プロジェクトをかたちにすることができ、感慨もひとしおでした。
これからのシステム構築には、個々のアプリケーションの最適化だけでなく、全ての構成要素を安全かつ効率的に組み合わせ、全体を見通したアーキテクティング力が求められます。そのためには、マニュアル化された知識ではなく、広範な分野の経験に裏打ちされた知見が必要です。HPは過去の成功体験や、世界で共有しているノウハウをもとに新しい提案を行える数少ないエキスパート集団だと思います。
一般に、コンピュータベンダーやSIerは、お客様に言われたシステムを構築するものですが、これからは、お客様の気づかなかったことまで提案するコンサルティング力が必要となります。物事は見方によって全く変わって見えるもの。違う観点から、高度な専門性にのっとった提案ができるコンサルタントであり続けたいと考えています。
コンサルタントとは、複数の異なる視点を持ち、それらをきちんと説明できて半人前。そこから価値ある内容を紡ぎ出せてはじめて一人前です。