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〜 新入社員と行く ITプロフェッショナルへの道 〜

第五回 ITIL研修

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新入社員と行くITプロフェッショナルへの道

6月から連載させていただきましたHP教育サービスがお届けする【新入社員と行く「ITプロフェッショナルへの道」】は、今回でとうとう最終回を迎えることになりました。今まで楽しんで読んでくださった方、ありがとうございます。最終回の今回は、クラウド時代に必要なスキルとして再度、脚光を浴びているITサービスマネジメントについて学んでいきます。
コーヒーブレイクとして、楽しみながら読んでください。

■登場人物
Y子さん 【Y子さん】
今年の4月に某IT企業に入社した新入社員。
4年制大学の文系出身で、ITの知識は、新人研修で
学んだことのみ。
K先輩 【K先輩】
ITSM関連研修の担当している先輩。

K先輩
  今回で最終回だね。今までこの企画を通して、いろいろな研修を受講して学んできたね。  

Y子さん
  はい。とうとう最終回なんて、とても寂しいです・・・。  

K先輩
  さて、今回はITSMについて話したいと思います。
ちなみにITIL®って聞いたことがあるかな?
 

Y子さん
  言葉だけですが・・・。ITIL®とは何でしょうか?  

K先輩
  うん。ITIL®とはIT Infrastructure Libraryのことで、英国の政府組織の一つであるOGCによって発行されているもので、現在V3が最新版なんだ。
「ITIL®=システム運用管理の標準体系」だとよく思われているけど、それは間違いで、ITIL®はサービスマネジメントのベストプラクティスというのが正しい定義。
つまり、ITIL®V3は、運用も含めたサービス・ライフサイクル全体の管理のベストプラクティスとして、これからの時代のITを担う全ての人材に必須のナレッジを提供しているんだ。
 

Y子さん
  なんか、かなり奥が深そうですね。
つまり、これは世界共通のプラクティスということでしょうか。
 

K先輩
  そう、世界共通だよ。用語集の翻訳は20以上の言語に渡るよ。
世界共通のポリシーを適用し、用語の解釈をしなければならないグローバル企業のIT部門などではITIL®が積極的に取り入れられているね。
 

Y子さん
  ちなみに最新版はバージョンがV3のようですが、以前のV2とはどこがどう違うのでしょうか。  

K先輩
  基本的なナレッジは変わりませんが、V3ではサービスライフサイクル・ベースで整理し直したところが大きなアップデートだ。今の時代では、ITが単なる情報システムインフラという位置づけから、ビジネスの成果に直接関与するサービスとして位置づけられてきているのはわかるよね。
V3では戦略、設計、移行、運用、改善というライフサイクルアプローチで、高品質なサービスの管理を確実にしていくことを重視しているよ。
 

Y子さん
  なるほど〜。これを学ぶと、どの様なことが出来るようになるのでしょうか。  

K先輩
  ITを事業の成功のためのサービスとして位置付けて、より効果的、効率的に管理するサービスマネジメントについての広範な知識を身につけることができるようになる。
この研修は即効性のある対症療法を学ぶわけではなく、最もベストとされるプラクティスについて体系的に学ぶものなんだ。だから、学んだ理論を自ら実践に結びつける意思が無いと、いつまでたっても何もできないし何も変わらないというところがポイントだね。
 

Y子さん
  しかし、学んだ知識を実践に結びつけるのが一番難しいんですよね。  

K先輩
  一番いけないのは、効果的でも効率的もないやり方が習慣となってしまっていることなんだ。習慣となってしまっているような実践を自ら気付いて是正することは大変だよね。
ITIL®で推奨しているのは、まずはベストプラクティス理論を理解して、ギャップがあればベストプラクティスを適用することから始めて改善していくことが最も効率的だとしている。
HPのITIL® V3研修で実践型グループワークを取り入れているのは、この理論と実践のリンクを促すプログラムになっているからなんだ。
 

Y子さん
  やはりITIL®研修を受講して、しっかりと身につけないとダメですね。
ちなみにITIL®研修はどのようなものがありますか?
 

K先輩
  基礎レベルのファンデーションと、より高度な知識を学ぶインターミディエイトレベルがある。インターミディエイトは高度に細分化しているので、自分の業務にあったものを選択出来ます。
詳しくは日本HPに問い合わせると丁寧に説明してくれるよ!
 

Y子さん
  問い合わせてみるしかないですね。
ところで、どの様な方々が受講しているのでしょうか。
 

K先輩
  ITマネージャー、プロジェクトマネージャー、開発者、運用担当者など、ITに関わる様々な立場の方が受講されているよ。
V2のときは運用にかかわる方が圧倒的多数だったけど、V3になってシステム運用管理だけでよいサービスマネジメントが達成できるわけではないことがよりわかりやすくなったから、運用以外の担当者の方にも注目され始めているんだ。
 

Y子さん
  HPのITIL®研修はグループワークが特徴と聞いたのですが・・・。  

K先輩
  HPのITIL® V3研修は、研修で得たITIL® V3の知識を、その場の一時的な知識で終わらせること無く、業務に活用していくことを目指したトレーニングプログラムなんだ。
ファンデーション(基礎)研修では、HPオリジナルのITSMシミュレーターを活用したシミュレーション・ワークショップ演習があるんだ。シミュレーション・ワークショップ演習では、実業務で起こりえる課題に近いリアルな体験をし、その体験とITIL® V3理論をリンクさせて考えることにより、実務への適用や知識の理解の促進に役立つんだ。
インターミディエイトレベルの研修では、ケーススタディを用いたグループ演習を行う。高レベルな知識、経験および意欲を併せ持った受講者同士のディスカッションも交えた有意義な時間を共有することができるよ。
 

Y子さん
  なんかとても楽しそうですね!
まだ、ITサービスマネジメントすら分かっていないのですが、こんな新人の私でもついていけますでしょうか。ちょっと不安です・・・。
 

K先輩
  ファンデーションはITSMの初級者を対象としているので大丈夫です。
不安等があれば遠慮しないで講師に相談してください。やさしくアドバイスしてくれはず!
 

Y子さん
  たしか最終日に試験が付いていましたよね。
実務経験もあまりないし、初めて聞く言葉が多い中で試験に合格するのはやはり難しいでしょうか・・・。
 

K先輩
  ファンデーション試験は難しくないよ。ただし、ちゃんと勉強しないと落ちるよ。
試験はITIL® V3のナレッジを正しく理解しているかを問われるから、受験者の経験や考えを聞いているわけじゃないんだ。トレーニングに真面目に参加すれば問題ないから安心して。
上位レベルの試験はシナリオの状況を正しく理解した上でITIL® V3のベストプラクティスに基づいた回答が求められるから、より難易度は高くなるよ。
 

Y子さん
  きゃー。プレッシャーです。
これはしっかり勉強しなくては。合格目指して頑張ります!!
 

■Y子さんの研修受講後の感想
Y子さん 今回は、ITSMの基礎を学ぶため、「ITIL® V3 ファンデーション <含認定試験> 3日間」を受講させて頂きました。
コースは3日間で、ITIL®とは何か?から始まり、サービスマネジメントについてなどITILL®の各コア書籍に沿って重要な部分を実体験での例などに絡めながら、とても詳しく教えて頂きました。
コース中には、実際の業務を想定したシミュレーション・ワークショップという演習が何度かあり、講義で学んだ内容をグループに分かれ実践し習得できるようなプログラムになっています。

最初は、ほとんど業務経験のない新人の私が、ついていけるかとても不安でした。
初日に教室に入ると、周りは経験豊富そうな方々ばかり。グループに分かれて協力しながら行う演習もあると聞いていたので、迷惑をかけないかで頭が一杯でした。
しかし、演習が始まると、周りと意見を出し合い協力しとても楽しく演習を行うことが出来ました。
というのも、それまでに習ったITIL®の知識を思い出して実際に使ってみると、沢山の問題が起きても、とてもスムーズに問題解決ができるのです。そして改善を繰り返し行うことで、最後の回では皆が納得できる結果を出すことが出来ました。
テキストを勉強し覚えようと思っても、なかなか頭に入らない。しかし、この演習を行ったことで、知識と体験が結びつき、深く理解することが出来たのだと感じました。

そして、最終日の試験はなんとか 合格!!

この認定試験に無事に合格できたのも、講師の方の実体験の例とこの演習のお陰だと思っています。
ITIL® V3研修を受けようか考えている方や、また実務経験のない新人の方にもとてもお勧めのコースだと感じました。

【今回のお薦めのトレーニング】
≫ ITSM研修
≫  HF421S ITIL® V3 ファンデーション <含認定試験>
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