MC Service Guardを用いたHP-UXサーバのクラスタ構成は、ハイアベイラビリティ性とワークロード分散という特徴を備えており、クリティカルなアプリケーションを構成する例が多く見られます。HP-UXサーバを冗長化することによって、ハードウェアやOSの問題によるサービス停止を低減することができます。しかし、クラスタリングによる高可用性システムでは、以下のリスクも考慮する必要があります。
- クラスタの管理に、HP-UX構成、クラスタリング構成、アプリケーション構成に関する専門知識が要求される。
- 構成の変更を行った際、同一クラスタ内のサーバ(ノード)間で構成、設定の不整合が生じると、フェールオーバ時に問題が発生する可能性がある。
- 構成の変更時には必ず切り替えテストを行う必要があり、このためアプリケーションごとのダウンタイムが多くなる。
- 切り替えテストにおいて、確認漏れが発生する可能性がある。
HPクラスタ・コンシステンシ・サービスでは、クラスタリングによる高可用性システムの構成、設定の不整合を検出する診断ツール(HPクラスタ・コンシステンシ・モニタ・ツール)を導入・構築します。HPエンジニアは、HPクラスタ・コンシステンシ・モニタ・ツール(CCMon)のインストール時に、お客様でお使いのアプリケーションに必要なリソースの概要を把握し、クラスタ間で整合性のある状態に調整します。
HPエンジニアは、お客様側ITスタッフの皆様のご協力をいただき、リソースのプロファイルと構成上の相違点に関する所見をまとめたレポートを提示します。このためお客様は、切り替えテストに要する時間を最小限に抑える事ができます。
HPクラスタ・コンシステンシ・サービスはフェールオーバ時に問題が発生する可能性のあるクラスタリングされた高可用性システムに最適のソリューションです。本サービスは、元々SAPアプリケーション向けに開発されたサービスですが、HPのクラスタ・ソリューションHP
ServiceGuard上で実行されるその他のミッション・クリティカル・アプリケーションにも対応します。 |