それらは、一部のビジネスプロセスをサイロごとに切り出した小規模な孤島群に過ぎず、全てのプロセスを統合しているわけではありません。しかも、それらのシステムは、独自のテクノロジとスキルセットが必要であり、容易に連携することはできません。もちろん、ERPやSCMなどの個別システムを、EAI、ミドルウェア、JavaやMicrosoft
.NET等を使って連携することは可能ですが、管理ポイントが増えるため所有コストや運用コストが高くついてしまいます。
また、個別システムを組み合わせても、会社のビジネスプロセスを包括することは困難です。新しいビジネスニーズに対応するためには、アプリケーションの追加・変更に加えて他システムとの連携の再構築をしなければならず、かなりの時間と作業が必要となります。
ましてや、ビジネス変化に対応することは難しい。ビジネスが変化するとビジネスプロセス連携の仕組みも変化するため、個別アーキテクチャのシステムでは結合テストが不可欠となり、変化に対応するコストが高くなり時間もかかるからです。変化対応力やアジリティの面では、密結合のシステムより疎結合のSOAシステムの方が優れています。 |