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掌編連載小説 「ヤマタイ・チャレンジに乾杯」

第一話 「ヤマタイ・チャレンジに乾杯」解説編

掌編連載小説 「ヤマタイ・チャレンジに乾杯」

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疎結合と密結合のアーキテクチャの違い。

―変化対応力やアジリティの秘密が疎結合にあることはわかりましたが、疎結合とはどんなものなのでしょうか?

 疎結合とは、ビジネスプロセスと業務サービスコンポーネントは分離していて、相互依存していない関係のことです。反対に密結合とは、ビジネスプロセスと業務サービスコンポーネントが相互依存(一体化)している関係です。

疎結合を図示すると図3のようになります。サービス利用者とサービス供給者は分離されており、サービスの実装方法は容易に変更可能です。これによって、ビジネスプロセスの変更でサービス内容が変わっても、必要なサービスコンポーネントを組み合わせることで、サービス利用者に必要な業務サービスを提供できるわけです。
 一方、ERPやSCMなどの密結合システムは、サービス利用者とサービス供給者が一体化しており、ビジネスプロセスが変更してサービスが変わるたびに、システムを再構築しなければなりません。つまり、疎結合のSOAはビジネスプロセスの変更に応じてサービスコンポーネントの組み合わせを変えたり、既存のサービスコンポーネントを再利用することにより、新たなサービスニーズに応えることができるわけです。サービス利用者は、必要なサービスを求めるだけでよく、サービス供給者を意識する必要はありません。

SOAはアーキテクチャ
なぜSOAは変化に強いか。アジリティに寄与するか。
疎結合と密結合のアーキテクチャーの違い。
HPのSOAはここが違う。
 
森 浩徳 写真


図3:
SOAが変化に強くアジリティに寄与できるのは、サービス利用者とサービス供給者が
疎結合されている点にある
図3 疎結合
   
 

また、プロセスベースのサービスは、上位のプロセスからサービスとして利用できますので(図4参照)、新たなシステムを開発する必要も少なくなります。SOAなら、どんな業務でも因数分解した基本的なサービスコンポーネントを組み合わせることで必要なサービスを提供できるのです。

   
 
図4:
SOAでは上位のプロセスからもサービスとして利用できるので、新たにシステムを
開発する必要はない
図4 プロセス
   
   
   
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