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しかし、データの山からビジネスに有用な情報を見つけることができても、それがすぐにビジネスの結果に結びつくわけではありません。つまり、データの中にあるのは、過去の売り上げの推移や顧客からのフィードバックなど、過去にどうだったかという情報だけだからです。一方、ビジネスの成果を導くためには、「今後何が起きるのか」を知ることが必要になります。
今後起きることを知るためには、既存の情報をどのような切り口で取り出し、それをどのように分析するか、つまり、何に着目し、どのような仮説を立てるかということが重要になってきます。これはBIツールのあるなしにかかわらず、Excelによるデータ分析などにも言えることですが、単なるツールの使いこなしではなく、統計的手法を理解した分析スキルが必要とされます。
最近では、分析からフィードバックまでのアナリティクス機能を備えたBIツール製品も商品化されており、オペレーション・プロセスの中に各種意思決定を組み込んだ、「リアルタイムBI」も確実に進化しています。そして、BIを実際のビジネスに結びつけるものとして注目されています。
さらに、BIを活用する上で全社的な統一された取り組みが不可欠ですが、統計的手法などを用いて、BIを利用するユーザを支援する組織であるBICC (BIコンピテンシー・センター)を導入している日本企業も出てきており、ビジネスへの成果が注目されています。
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