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カールスルーエ工科大学、HPの高性能Linuxクラスタで研究開発を推進

大学のスーパーコンピューティング・センターに最大11テラFLOPSのコンピューティング・パワーを提供するHP XCクラスタ

ジュネーブ/カールスルーエ、2004年6月21日 - HPとカールスルーエ工科大学 (TH) は、Itanium 2ベースHP Integrityサーバの高性能Linuxクラスタ構築について契約を締結しました。このクラスタはドイツ、バーデン・ビュルテンブルグ州の大学および研究機関における研究開発作業を大きく発展させるために使用されます。

このXCクラスタは本日、ドイツ・バーデン・ビュルテンブルグ州カールスルーエ大学のHPC (High Performance Computing) コンピテンス・センターの落成式で発表されます。HPCコンピテンス・センターは、シュタットガルト (HLRS) とカールスルーエ (SSCK) のスーパーコンピューティング・センターの専門知識を結集して、科学および産業用のコンピューティング・テクノロジを発展させるため、バーデン・ビュルテンブルグ州科学局の主導で新たに設立されました。

この超高性能スーパーコンピューティング・システムはカールスルーエ科学コンピューティング・センター (SSCK) に設置されます。2年間以内に、合計1,200 CPUコアを使用する最終構成は、合計ピーク・コンピューティング・パワー約11テラFLOPSを達成し、7テラバイトを超えるメイン・メモリを提供する予定です。

この高可用型システムは、メインの40テラバイト高性能並列ファイルシステムとしてLustre™ベース(※1) のソリューションで強化されます。このHPソリューションは新たに開発されたHP XC Cluster Management Software上で動作し、既に試験運用を開始しています。

SSCKに超高性能スーパーコンピューティング・システムを提供することによりHP、Intelおよびカールスルーエ大学は、高性能コンピューティングに対する共同コミットメントを実証しています。このテクノロジは、生命科学、エネルギーおよび環境研究、およびテクニカル・グリッド・コンピューティングと同様、従来のエンジニアリング科学を推進するためにも使用可能です。


今後340ノードまで拡張

クラスタの試験フェーズは2004年4月に始まり、16台のHP Integrity rx2600サーバが含まれ、各サーバにはItanium 2 CPUが2個搭載されます。2006年初めまでに、システム全体は、2段階のフェーズで、合計334ノードにアップグレードされます。各ノードには2つまたは4つのプロセッサ・コアを持つ次世代のItanium CPUが使用されます。さらに、次世代のItanium 2 CPUが16個搭載されたHP Integrity rx8640サーバを採用した6つのノードが2006年末までにクラスタに統合され、合計ノードは最大340になります。各実装フェーズでは、そのときに市場で利用可能な最新のテクノロジを導入・統合することができます。集中管理されたノードは低遅延、同時両方向データ・レート最大2Gバイト/秒の超高速Quadricsインターコネクト経由で通信します。

HP StorageWorks Scalable File Share - メインの40テラバイト・ファイルシステム

Lustre™ベースのHP StorageWorks Scalable File Shareソリューションは、最終構成で40テラバイトの記憶域をクラスタに提供する、メインの並列ファイルシステムです。この共有ファイルシステムは大規模Linuxクラスタでの使用に最適化され、最高レベルのI/O性能を確実に出すことができます。これは、非常にスケーラブルであり、オープン・スタンダードに基づいており、容易で効率的な管理が確実にできます。

冗長、分離システムで高可用性が確実

クラスタのセキュリティと高可用性を可能にするため、一部の機能領域は分離されています。極めて稀なサブシステムの不具合発生時でも、正常な領域は引き続き完全に機能します。さらに、すべてのハードウェアおよびソフトウェア・コンポーネントは、最適な冗長設計になっています。追加の高可用性機能がHPとSSCKの共同開発の一環で実装される予定です。これには、リソース管理など特定の重要な機能を持つノード、特別なリーダー・ノード、HP StorageWorks Scalable File Shareサーバ、および外部ネットワーク機能を提供するノードが含まれます。

HP、カールスルーエ大学およびIntelがコンピテンス・センターを設立

カールスルーエ工科大学、HPおよびIntelは共同で高性能テクニカル・コンピューティングに関するコンピテンス・センター (HPTC3 - High Performance Computing Competence Center) を設立しました。このセンターは、クラスタと運用環境の統合を行います。これには、まだXCクラスタ用ソフトウェアに含まれていない機能の実装, クラスタの監視、および重要機能に対する高可用性保護などがあります。センターでは、カールスルーエ工科大学、HPおよびIntelが、トレーニングと教育を提供し、ISVアプリケーションの移植と最適化を行います。さらに、生命科学、環境研究、およびテクニカル・グリッド・コンピューティングなど、新たな革新的研究領域のHPCアプリケーション分野で共同研究を行います。
※1: LustreはLinuxとClusterを合わせた名前です。これは非常に大規模なクラスタに適した新しい種類のストレージおよびファイルシステムのアーキテクチャおよび実装です。LustreはGNU General Public Licenseの下でCluster File Systems社により開発および保守されているオープン・ソース・ソフトウェアです。

この文章は、英語のプレスリリースの一部を翻訳したものです。
このプレスリリースの原文は こちら です。



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