HPは本日、新しいLinuxクラスタ・テクノロジを使用して、スケーラブルな帯域幅を実現する画期的なファイル共有製品を発表しました。
この新製品HP StorageWorks Scalable File Share (HP SFS) は、業界標準のサーバとストレージ・コンポーネントのクラスタ全体に、並列にファイルを分散することにより、帯域幅の共有を可能にする完全なファイルサーバです。
これは、Lustreと呼ばれる新しいLinuxクラスタリング・テクノロジを使用する最初の製品です。LustreはHP、米国エネルギー省
(DoE) およびCluster File Systems社(※1) の協力により開発されました。
HP SFSは、ハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC) を当初のターゲットとしたもので、HP SFSに接続されているサーバやストレージの数とは無関係に、アプリケーションには単一のファイルシステム・イメージとして見えます。HP
SFSは、業界標準のHP ProLiantサーバとHP StorageWorksディスク・アレイを使用して構築され、復元力のある冗長ハードウェアと組み込みのフェールオーバ、回復機能により、ハードウェア障害からの保護機能を提供します。
使いやすさと管理の容易さを中心に最適化されたシステムは、数十から数千のクラスタ化されたLinuxサーバに拡げることができ、科学およびエンジニアリング分野に挑戦する分散アプリケーションの実行が劇的に容易になります。
HP SFSで使用されているLustreプロトコルは、既に米DoEパシフィック・ノースウェスト国立研究所 (PNNL) に見られるような、世界で最も要求の厳しいHPC環境で動作しています。LustreプロトコルによりI/Oボトルネックが解消され、ユーザは数百または数千の個別の分散したファイルシステムにわたってファイルをコピーする時間を節約できます。
DoEはLustreプロジェクトをサポートするプログラム管理、開発、テスト、ハードウェアおよびサービスの提供者としてHPを選択しました。HPはサポート付き製品版のLustreベースのファイル共有製品を提供する唯一の主要ベンダーです。
PNNL、Advanced Computing部門の副ディレクタScott Studham氏は次のように語りました。「我々のスーパーコンピュータ上へのHPのLustreの導入により、より高速でより正確な解析が可能になります。」「これは、エネルギー、国家安全保障、環境および生命科学分野の複雑な問題に取り組んでいる研究者にとって、より早く解を得ることができ、より良い研究が可能になることを意味します。」
Lustreテクノロジは、PNNLの大規模Linuxクラスタ(2004年6月にTOP500リストで9位)で1年以上使用されています。
1,800を超えるIntel® Itanium® 2プロセッサを使用したPNNLのHP Linuxスーパー・クラスタは11テラflops
(1テラflopは毎秒1兆回の浮動小数演算) を超える速度を持ち、単一の53テラバイトのLustreベース・ファイル共有上で実負荷の実行において、毎秒3.2ギガバイトを越える帯域幅を維持します。個々のLinuxクライアントは並列Lustreサーバに対して毎秒650ギガバイトを超えるデータを書き込むことができます。システムは、膨大なPNNLクラスタを集中化し、使い勝手と管理を容易にし、拡張を簡単にするように設計されています。
Studham氏は、研究所のスケーラブルなシミュレーションで生成され消費される大規模データ・ファイルに適合するように、Lustreは必要な高帯域幅I/Oをスケールするとも語りました。Lustreの高信頼性、安定性、および高いコスト効率の確保を支援するために、HPはPNNLに協力してきました。Studham氏は次のように語りました。「我々はデータの損失を防ぐLustreファイルシステムの能力を信頼しています。」
HP、HPC部門の副社長Winston Pratherは次のように語りました。「HP SFSは、業界標準でオープンなテクノロジを使用して、最も要求の厳しい顧客の要件を満たし、長期的な顧客の価値、俊敏性と簡素さを最大化するというHPのコミットメントを実証するものです。」「HP
SFSは、利用可能なオープン・ソースのテクノロジを優れた設計のHP製品と組み合わせて、ハイパフォーマンス分野の顧客が直面している分散ファイルシステムI/Oの問題を解決します。また、HP
SFSは、Linuxクラスタの使用と管理を簡素化し、より高速な処理とより高い投資効果を提供します。」
詳細については http://www.hp.com/go/technicalstorage を参照してください。
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