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製造ソリューション

イベントレポート「情報資産の可視化と活用」 〜企業内に埋もれている情報を資産に変えるための仕掛け〜

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製造業の生き残り戦略と情報資産活用

日経ビズテック・日経ビジネス・日経コンピュータ編集委員 谷島 宣之氏(略歴はこちらから)

長年に渡るテクノロジー産業の考察を経て、ビジネス側から見た「技術」と「経営」について考察されている谷島宣之氏から、この度、「製造業の生き残り戦略と情報資産活用」と題して、技術・経営・そして乱用されがちな「イノベーション」や「情報」という言葉の意義などについてご講演いただきました。

情報資産の可視化と活用
製造業の生き残り戦略と情報資産活用
  ベリティ社情報共有&検索ソリューションのご紹介
  情報資産を有効活用するための仕掛けづくり

「マネジメント」とは、「人をして成果を挙げさせること」であり、経営でも管理でもない。また、「テクノロジー」とは技能ではない。「イノベーション」は「技術革新」ではない。
カタカナ用語・新語の多いテクノロジー産業において、本当の言葉の意味を見失ってはいけない。

技術経営の具体策

  • ビジネスデザイン(事業戦略):ハードに「加えて」ソフトとサービス
  • プロダクトストラテジー(製品戦略):ブランドに基づく価格
    老舗スイス時計、ダイソン(掃除機)の事例、インテル(チップのブランド化)の事例を踏まえ、ブランドと製品戦略の関係について解説。
  • テクノロジーマネジメント(技術戦略):死の谷はない
    研究開発に投資するも売れないというのはナンセンス。発想が顧客ありきでないためである。
  • IPストラテジー(知的財産戦略):守りから攻め、標準化と融和
    防衛的なパテント発想から、ライセンスやコラボレーションの発想への転換が必要である。
    パテント戦略への過度な注力ではなく、企業連携や業界全体で一致団結し創造的な活動を盛り立てる風土の創出に注力するべき。日本企業は、標準化・IP化の重要性を認知していない。
  • プロジェクトマネジメント(戦略実行):進捗管理から異の融合へ
    管理する番頭ではなく、コミュニケーション/team buildingの役割へシフトすべきである。
    何となく意思疎通が図れるというのはあり得ない。これは異業種・異部門・異業界での連携も同様である。
技術経営(MOT: マネジメント・オブ・テクノロジー)とは、
マネジメント・オブ・テクノロジーの略で「技術経営」と呼ばれ、米MITビシネススクールのMOTプログラムを由来として、「技術投資の費用対効果を最大化すること」(SRIインターナショナルの定義)を目的とする経営の体系である。

1番重要なことは構想とデザイン

「デザインとは問題解決のプロセスである。目的がある、ある条件に基づいている、反復的である、創造的である、多くの可能な解決方法がある、といった特徴を持つ」様々な側面の両極にあるものを同時追求するが最重要である。
イノベーションの創出には、様々な畑違いの専門家をつき合わせて活発な議論をさせる必要がある。

技術経営の具体策

  • 学ぶ組織と異の融合 (ソーシャルネットワーキング)
    昔は、個人が多くのプロセスに関わり、業務も技術も全てこなす人材がいたが、(日本でナレッジマネジメントが進まない理由のひとつでもある)現在は分業化が進み、自由な意見・情報交換がままならない状況となってきた。しかしそこに集積される智恵やノウハウこそが、進化に最も重要な「情報」である。現在、将来を担う若い人々は、給料や待遇もさることながら、仕事から「学び」や「刺激」を求めている。そうした「学び」を提供できるような環境作りが必要となる。

  • 情報を定義する・活用する
    情報活用とは、単にデータウェアハウスにデータを入れるだけではない。人や知恵の融合によって生まれる「ナレッジ」が現在必要とされる「Intelligence」としての「情報」を活用することである。
    旧来コンピュータは伝票・図面処理の自動化を生業としてきたが、情報を「どう使うか」こそ、価値を付加しなければならない。定型的でない情報に対してITをどう活用するかが現在の課題である。そして、そこには誰が何のために使う情報なのかを明確にすることが重要となる。
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