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QTAT総括「ビジネス変化点に入った日本ハイテク製造業の戦略の方向性とITの課題」


最も需給の不確実性が高く、最も機動性の高いサプライチェーンを要求されるハイテク製造業に活躍される幹事メンバーより、過去11回繰り広げられてきた議論の総轄をまとめていただきました。
世界有数のadaptability(改善能力)を誇る日本のハイテク製造業における、サプライチェーンマネジメントと製造実行システムについて、経営の視点と、実際の現場から見た理想像とギャップについて、改めて問題提起されました。
経営戦略レベルで考えるSCM
QTAT総括「ビジネス変化点に入った日本ハイテク製造業の戦略の方向性とITの課題」

SCMにおける課題とIT化

有賀 誠 様
   
QTAT 幹事代表
株式会社ルネサステクノロジ
IT戦略統括部 SCMシステム部 部長 有賀 誠 様
  • 収益最大化への取り組みポイント
  • 解決できない需要変動対応
  • 収益最大化と需要変動対応を阻む3つのトレードオフ
  • トレードオフに対するアプローチ例
  • SCMにおけるPDCAサイクル
    経営戦略モデルのPDCAサイクル
  過去、SCMは様々な形で製造業の根幹を支え、様々なコスト削減や、新しい生産プロセス、経営効果を実現してきました。JIT生産・調達による、在庫削減、ロス削減、在庫維持コスト削減、そして稼働率の向上による能力を加味した生産計画などがあげられます。また、製造業の動脈としてのSCMは、需要・調達の変動や生産能力の変動への対応力や、ライフサイクルの短縮、納期遵守率向上などを通じて、売上の最大化にも大きな貢献を果たしています。

情報化時代におけるSCMの成熟は、従来不可能だったビジネスプロセスの「見える化・管理」を実現し、今まさに次世代への飛躍を遂げようとしています。それは、戦略経営課題解決への進化です。
戦略経営とリンクした課題解決へ進むにあたり、幹事会では収益の最大化と需要変動対応を阻む3つのトレードオフを挙げられました。

   
 
DVI−Tradeoffの関係 PVI−Tradeoffの関係 OVI−Tradeoffの関係
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  こうした中で、PDCAを廻すためには、限られた業務範囲内でのPDCAプロセスではなく、経営レベルでのPDCAといった視点が必要となります。今、情報化を授かる担当者は、経営視点での俯瞰が求められているのです。旧来実行系、計画系というレベルで効率化を追及してきたSCMは、今戦略指向のシミュレーション機能への進化を求められています。これからのQTATは、製造業の根幹を司るSCMを戦略機能指向へ進化させるための議論を展開していきます。

工場システムにおける課題とIT化

河村 幸一 様
   
QTAT 幹事代表
シャープ株式会社
液晶CIM推進部 部長 河村 幸一 様

工場システム(MES・製造実行システムとCIM・Computer Integrated Manufacturing)への要求は多岐に渡り、そこにはリアルタイム経営に向けた要求と情報連携の必要性、外部・内部環境のダイナミックな変化、ユニバーサルデザイン(移植展開)への要求/現地サポート、業務知識とIT知識など、様々な課題を挙げられ、IT部門が今後取り組むべき課題として整理していただきました。


工場システム(MES/CIM)におけるIT部門の悩み

  • 会社の中でITの重要性認識が低い
  • 人材の確保・育成
  • システムのライフサイクル
  • システムの機能展開
  • システム構築の課題
  • 工場ライフラインの整備
  • 今後の生産システム

工場システム(MES/CIM)におけるIT部門の責任

IT部門に課せられた責任とは

  • 企業戦略決定におけるITのポジション向上
  • 投資の確保 ⇒ 投資効果算定 ⇒ Speed 経営に必要な情報を得る為の人と時間
  • 人材育成とモチベーション

会社全体の視点での在るべき工場システム像

  • 工場各業務プロセスをサポートする機能とは
  • 業務プロセス支援機能に必要なデータは何か
  • データ精度 ⇒ 人為的収集の限界⇒データ自動収集の仕組み⇒自動生産対応MES
  • データの可視化効率向上

システムライフサイクルにおける安定稼動の維持

  • 陳腐化したシステムの維持管理
  • 次期OSの主流は?
  • Security、障害対策
 

日本HPは、今後より有意義な情報交換の場にできるよう引き続き後援してまいります。
また、「QTAT」では半導体・液晶製造業に関わる皆様のご参加をお待ちしております。

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