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自動化

シナリオ 2:(自動運用第1世代)仮想化で部分最適化は迅速になったが…

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運用操作の自動化は実現したが、非定常時の対応や複数システム連携は運用担当者頼み

これまでのITシステムが抱えていたサイロ型特有の課題を解決するため、ITリソースを統合し、プール化、共有化するサーバ統合、仮想化のテクノロジーを導入しようというユーザは確実に増えています。特に仮想化は、利用率向上による過剰リソースの削減、ビジネス要求の変化に対するシステム側の追従性向上、リソースの物理的複雑さの隠ぺいといった点で、大きな効果を発揮します。運用面でのメリットは、プール化したITリソースをダイナミックに再配分し、刻々と変化するシステム需要に柔軟に対応できることです。

こうした仮想化環境のポテンシャルをできるだけ引き出そうと、ITリソースのダイナミックな再配分を自動的に行うツールが既に登場しています。こうしたツールによって、負荷の高い処理にITリソースを優先的に割り振ったり、突発的な処理要求の急増に対し負荷分散を図ったり、処理能力を超えるような要求が発生した場合にはキャパシティを追加したり、といった運用を自動化できる環境は徐々に整いつつあります。
ただし、現在主流になっている運用自動化ツールは、サーバの負荷が80%を超えるといったように、ある事象が発生したことをきっかけに制御を行う「イベント・ドリブン型」の仕組みを採用しています。また、自動運用の範囲はサーバの単一筐体内に限定されてしまうという限界も存在します。このため、サービスの提供という観点からは、不十分なコントロールしかできないうえ、基幹システムのように複数のシステムが連携して行う処理に対して、全体最適化を自動的に実現することは困難です。また、制御の実行をコントロールする定義スクリプトをリソースごとに用意する必要もあります。予想していなかった事象が発生した場合には、運用担当者が人手で対応しなければならないという課題も残ります。

gWLM(global Workload Manager)によるワークロード管理
gWLM(global Workload Manager)によるワークロード管理

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