米国におけるエンロンやワールドコムの巨額粉飾決算事件による企業会計や株式市場に対する不信感の高まりや、日本における有価証券報告書の虚偽記載など、昨今の企業の不祥事に端を発し、ディスクローズの信頼性を確保するため、内部統制システムの充実が叫ばれています。
米国では、2002年7月に企業改革法(SOX法 :Sarbanes-Oxley法)が成立し、特筆すべきは、SEC(米国証券取引委員会)登録会社に対し、SECに提出する報告書の記載内容が正しいことを経営者が宣誓した書面を提出すること(302条)、経営者が財務報告に係る内部統制の有効性を評価し、その結果をアニュアルレポートで報告すること(404条a)、経営者の評価プロセスの適正性や財務報告に係る内部統制の有効性について外部監査人が意見表明すること(404条b)が求められていることです。 一方、日本でも内部統制やコーポレートガバナンスに関する制度化が進んでおり、具体的には次のような取り組みが挙げられます。