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オープンシステムへの移行を決定した新韓銀行は、新システムの導入に関して詳細な調査を実施しました。HPをはじめとするハードウェアプロバイダや、オープンソリューションベンダと話し合いを重ね、あらゆるソリューションのベンチマークテストを行って、機能、性能、安定性、効率性を検証しました。その結果、新韓銀行が選んだのが韓国HPのIntegrity Superdomeシステムでした。このサーバは、64ビット Itanium® プロセッサを搭載し、1秒あたり2,000件を超える大容量トランザクションを処理できます。HP Integrity Superdomeは、安定性に優れ、金融業界向けの新世代システムとして高い評価を得てきました。
さらにHPでは仮想技術をベースとするHW(ハードウェア)パーティショニングを採用し、さらなる安定性とキャパシティを実現しています。HP Integrity Superdomeの導入について、統括マネージャのLee氏は次のように説明しています。
「システムの安定性、拡張性、柔軟性について入念な調査を実施しました。HPは、新韓銀行の情報システムのダウンサイジングなど、非常に多くのITプロジェクトで実績があり、技術的にも非常に優れています。HP米国本社も現地事務所とのホットラインを設けるなど、強力なサポートを提供してくれました」
次に新韓銀行は、次世代システムの完全導入に着手しました。ビジネス面では、新韓銀行は顧客を重視したシステムの導入、新製品の早期開発、24時間365日体制の稼働、E-ビジネスへの対応、バンキング情報の統合管理を優先しました。IT面では主に、将来を見据えたアーキテクチャの獲得、各種チャネルの統合管理の維持、統合アーキテクチャの導入、保守/修理の効率化と利便性の向上を目指しました。
新韓銀行はIT担当者をはじめとする旧両銀行のスタッフでタスクフォースチームを結成しました。同チームは、新システム導入に向けた要件定義を進め、さらに両銀行のビジネスプロセスと金融商品を統合するプロジェクトを実行しました。これは銀行基幹システム、チャネル統合システム、EAIシステム、業務統合、データアーキテクチャの実装を含む非常に大規模なプロジェクトであったため、新韓銀行は専門のベンダーを選定し、新システムの導入にビックバン方式を用いました。統合とアップグレードを同時に行うビッグバン方式を取り入れたため、システムの互換性に関する綿密な調査と慎重なプロジェクト管理が非常に重要な課題となりました。
さらに、高い可用性と安定性にも重点を置きました。新韓銀行は、DBサーバの可用性を高めるためにServiceguardを導入しました。
チャネル/EAI/単位業務については、サーバの効率的な統合と安定性を目指して、物理パーティションを採用しました。災害対策関連の作業では、サーバの統合と安定性だけでなく、柔軟性を確保する目的で、論理パーティションを活用しました。特にこのプロセスでは、HP VSE(Virtual Server Environment)を各業務レベルに効率的に採用/導入しました。 新韓銀行はこのプロジェクトを2004年11月に開始し、2006年10月に完了しました。2005年12月には、業務プログラムの開発を完了して安定性テストを実施しました。2006年3月下旬には、チャネルの統合を完了してEAIシステムを立ち上げ、旧朝興銀行と旧新韓銀行の両業務をカバーする統合業務システムの運用を開始しました。2006年10月には、新生新韓銀行向けの新たな銀行システムを立ち上げました。
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