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次世代マーケティングインフラストラクチャを導入
グローバルな競争力を強化する基盤を拡充

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メインフレームをダウンサイジングし、HP Integrity Superdomeを全面的に展開

SK Telecomは、「次世代マーケティングインフラストラクチャを展開し、価値創造を最大化する」というビジョンを達成すべく、NGMプロジェクトを推進しました。同社は5つの革新すべき課題を掲げ、オープンITプラットフォームの展開や基幹部分となる共同インフラストラクチャの拡充により、ITインフラストラクチャの革新を実行しました。革新プロセスでは、メインフレームで運用していたレガシーシステムをオープンUNIXに移行し、新規事業/サービスの採用や適用が可能な、柔軟性と信頼性を備えたIT プラットフォームを実現しました。
目まぐるしく変化する
ビジネス環境をリード
メインコンピューティングシステムをオープンUNIXに置き換え
グローバルな仮想チーム(TF)を通じて、テクニカルサポートを強化
ビジネスの柔軟性と
俊敏性を向上
プロジェクトのプロセスと範囲
インタビュー
PDF(299KB)
SK Telecom

背景および目的

展開ソリューション

通信市場の変化をリードするマーケットリーダーとしての地位の強化
マーケティングプロセスを刷新し、ターゲット市場を拡大するための基盤の形成
ITインフラストラクチャの導入による、ビジネスの柔軟性と俊敏性の実現
ハードウェア:HP Integrity Superdome
プロセッサ:インテル® Itanium®
OS:HP-UX 11i v2
データベース:Oracle 10g R2 バージョンRAC(4ノード)
ミドルウェア/フレームワーク:Tmax

導入範囲と日程

導入のメリットと成果

2002年9月〜2003年11月:NGM 計画立案
 
  NGM アーキテクチャの設計/展開の計画
2003年12月〜2005年3月:NGM展開(第1段階)
 
  ビジネス要件の分析、システムの設計、コーディングの実施
2005年4月〜2005年5月:NGM再計画
 
  新規要件の適用を適用したアーキテクチャの再設計
2005年6月〜2006 年10月:NGM展開(第2段階)
 
  業務要件の分析、システムの設計、統合テスト、移行準備
2006年10月:システム稼働
新規事業への早期対応と利益拡大
合理化された顧客関係管理による顧客満足の最大化
パートナーとの関係強化による市場競争力の向上
プロセス革新によるコスト効率の最大化

目まぐるしく変化するビジネス環境をリード

SK Telecom 情報技術研究所 ビジネスソリューションチームマネージャ Lee Sang-cheol 氏
SK Telecom
情報技術研究所
ビジネスソリューションチーム
マネージャ
Lee Sang-cheol 氏
SK Telecomがビジネスで成功を収めた要因は、革新的な価値創造や最新技術の導入、さらには顧客の価値を最大限に高めようとする取り組みにあります。成功を収めているSK Telecomですが、現状に甘んじることなくチャレンジを続けています。それは通信市場の開放、モバイル通信市場の飽和、データ通信需要の増加、さらには技術/サービス/製品開発など、さまざまな要因がSK Telecomに新たな課題やチャンスをもたらすためです。

このような理由から、SK Telecomは、新規事業の拡充、既存事業の革新、法規/政策への対応を目標に、次世代マーケティングインフラストラクチャの導入プロジェクト(通称“NGM”)を推進しています。SK TelecomはInformation Technology Research Institute(情報技術研究所)の支援の下、NGMで必要な機能を得られるよう、マーケティング戦略とシステムアプリケーションのビジネスプロセスの定義に着手しました。この過程において、SK Telecomは今回の取り組みとシステム革新に沿ったプロセスが必要であると判断し、NGMプロジェクトを成功に導くための4つの重要課題を定義しました。

最初の課題は、新規事業に向けた柔軟性の確保です。柔軟性を確保するには、業務の標準化、接続ルール/サービス課金戦略/製品のコンポーネント化、そして新製品導入のための顧客体系の設計が必要であると判断しました。第2の課題は、顧客情報をチャネル別に統合管理する顧客主導の統合RM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)です。これは、企業主導のプロセスを顧客主導のプロセスに再設計し、顧客指向のサービスを強化します。第3の課題はマーケティングの合理化とユーザの利便性の向上です。ここではキャンペーン機会の定義/結果分析の強化、各種顧客情報/データの入手、e-チャネル/m-チャネルの拡充、セルフサービス機能の充実、ユーザの利便性を向上するユーザ画面やマニュアルの提供を主な方針として選択しました。第4の課題はパートナーとの関係強化です。ここではパートナー向けのワンストップサポートフレームワークの展開、パートナー情報の統合、および管理タスクの自動化を主な方針としました。

メインコンピューティングシステムをオープンUNIXに置き換え

SK TelecomはNGMで必要となる機能を分析し、最新のマーケティングインフラストラクチャを詳細に調査しました。同社は1996年に導入した、メインフレームで運用していたマーケティング基盤を使用していました。メインフレームは管理コストが高く、アプリケーションプロセスが複雑なため、新製品の開発にかなりの時間が必要でした。特にメインフレームでは、システム間の不十分な連携、顧客データの重複/管理の分散、顧客対応の不統一など、いくつかの制約が生じていました。さらに、以前のユーザ インタフェースでは、競争上の優位性を得るのが困難で、さまざまなソリューションの導入に制約があったため、新規ビジネスでの柔軟性と俊敏性の確保も難しくなっていました。

このことから、SK Telecomでは、メインフレームで運用していたマーケティングインフラストラクチャをオープンUNIXに移行することにしました。SK Telecomは、システムの柔軟性と信頼性、システム開発の品質、運用の効率と管理性、保守サービスを考慮し、HP Integrity Superdomeを選択しました。HP Integrity Superdomeは、インテル® Itanium® プロセッサを搭載した、UNIX、OpenVMS、Windows、Linuxに対応するマルチOSサーバで、ITリソースを効率的に活用し、ユーティリティコンピューティング環境を実現するよう最適化されています。

メインコンピューティングシステムの選択後、SK TelecomはMESプロジェクトに着手しました。組織全体に分散していたDB(データベース)を1つに統合し、さまざまなユーザインタフェースを1つの窓口にまとめて表示できるようにしました。このプロセスでは、HP ServiceguardおよびOracle 10g R2 RAC(Real Application Cluster:リアルアプリケーションクラスタ)を使用して、世界で初めてDBサーバで高可用性機能を実装しました。CRM部門では、マーケティング戦略およびシステムアプリケーションのビジネスプロセスを設計し、顧客サービス、CRM、PRM(Partner Relationship Management:パートナー関係管理)、コンタクトセンターなど、CRM領域全体の開発に着手しました。CRMとPRMの導入には、複数の業務機能、ユーザ、関連部門が関わっていたため、タスクを実行するための単一の基準や観点というものは存在しませんでした。


グローバルな仮想チーム(TF)を通じて、テクニカルサポートを強化

SK Telecomのマーケティングの大部分をターゲットとしたNGMプロジェクトは、人員やベンダ数において韓国最大級のプロジェクトです。このプロジェクトには4年間にわたり、約1,000人と数十社のベンダが携わりました。プロジェクトにおいて中心的役割を果たしたSKC&Cは、開発やテストを含むプロジェクトの実施と運用を担当し、HPはメインコンピューティングシステムの設定と実装を担当しました。特に、HPはCRMの戦略コンサルティングからシステム導入にいたるまでの全プロセスを実行しました。TmaxSoftはミドルウェアの提供とフレームワークの開発を行い、Oracleはデータベースエンジンとインターワーキングソリューションを提供しました。

この大規模プロジェクトで、SK Telecomは、HP やOracleをはじめとするグローバル企業のR&D担当者からなる、グローバル仮想チーム(TF)を結成しました。このチームは、技術ベンダの連携を推進し、プロジェクトの成功に貢献しました。TmaxSoftは、韓国のベンダとしては唯一、今回のプロジェクトに参加しました。

SKTelecomの役員の1人は「事前のリスク検出と技術の導入がNGMプロジェクトの重要な成功要因です」と述べており、また「プロジェクトの成功は、関係者の専門知識にかかっています」と語っています。

NGMプロジェクトは、第1段階である計画立案を2002年9月に終えた後、2005年4月から第2段階の再計画に突入しました。当初の計画を変更して、技術的な制約を克服し、WiBroやサテライトDMB(Digital Multimedia Broadcasting:デジタルマルチメディアブロードキャスティング)などの新たな要件を取り入れました。

新たな業務要件の分析、システム設計、コーディング、8回におよぶ統合テストを経て、2006年10月にシステムの運用を開始しました。SK Telecomは、Webサーバ、プレゼンテーションサーバ、アプリケーションサーバ、DBサーバ、開発/訓練/テストサーバを統合運用するため、大田(Daejeon)のオペレーションセンターにNGMシステムを展開しました。

ビジネスの柔軟性と俊敏性を向上

SK Telecomは、NGMプロジェクトで成功を収めた後、新規事業に早期に対応するための基盤作りを行ってきました。この基盤作りが、新規事業機会による利益創出、各種マーケティング活動の実施、体系的なCRMによる顧客満足の向上につながります。特に、プロセス革新によるコスト効率の最大化は、プロジェクトの成果の1つです。

SK Telecomの役員は「NGMプロジェクトは完了しましたが、引き続きNGMシステムを補完し、発展させていきます」と述べています。さらにNGMプロジェクトで結成したグローバル仮想チームを拡大し、システムの信頼性を大幅に向上する計画を立てています。

SK Telecomは、NGMシステムをベースとしたサービスの高度化、ITリソースの最適化、ビジネス主導のITの高度化を進める予定です。さらに2007年には、アーキテクチャ、ガバナンス、基幹業務に関する20の課題を推進していきます。


プロジェクトのプロセスと範囲

NGMプロジェクトのプロセス
  図1:NGMプロジェクトのプロセス このリンクをクリックすると、新しいウィンドウが開きます

NGMプロジェクトの範囲
  図2:NGMプロジェクトの範囲

インタビュー

未来のビジネス環境に効果的に対応 SK Telecom 情報技術研究所
ビジネスソリューションチームマネージャ
Lee Sang-cheol 氏

SK TelecomのNGMシステムにおける主な課題は?

NGM プロジェクトの目標は、次世代マーケティングインフラストラクチャを展開し、今後10年間のSK Telocomを成功へと導くことにあります。我々はプロセス革新に関する5つの課題を定義し、オープンなITプラットフォームの展開と共有インフラストラクチャの強化を進めることで、各課題領域におけるさまざまな要件に対応しました。主要課題は、新規事業を取り込むための柔軟性の確保、顧客主導の統合CRMの導入、マーケティングの効率やユーザの利便性の向上、およびパートナー関係の強化です。特に、今後のビジネス環境に効率的に対応できるように、数多くの新機能の開発や既存のシステムの改善に取り組みました。

メインフレームをオープンUNIXに移行した背景は?

当社のメインフレームをベースとしたマーケティングインフラストラクチャは1996年に導入されたもので、ルールベースのコンポーネントやオープンアーキテクチャをベースとする統合的な顧客情報を提供するには、数々の制約がありました。また、新規事業の取り込みや、ビジネス変化への対応が困難でした。このことから、オープンUNIXへの移行を決断し、HP Integrity Superdomeをメインシステムに選びました。オープンUNIXへの移行により、ビジネスにおける柔軟性と俊敏性を実現しました。さらにコストの効率化と新技術の採用により、社内業務の合理化、顧客満足の向上などの成果が得られる見込みです。

NGMシステムのメリットと今後のIT課題は?

NGMの大きなメリットは、市場環境の変化や、次世代モバイル通信ビジネスに対応するための基盤形成にあります。新規事業への早期対応、利益拡大、体系的なCRMによる顧客満足の向上、プロセス革新によるコスト効率の最大化、パートナー関係を通じた市場競争力の強化といったメリットを見込んでいます。また、サービスの高度化、ITリソースの最適化、ビジネス主導のITの高度化に取り組む予定で、この中には、NGMシステムの継続的な改善が含まれています。

会社概要

SK Telecom
URL: http://www.sktelecom.com/eng/(英語) このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 通信・メディア
ソリューション: データベース
製品: HP Integrity サーバ
ソフトウェア: HP-UX

本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。
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