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電源&冷却

課題 −電力コストは毎年ウナギ登り。システムの安定稼動を阻害するリスク管理も重要

電源&冷却

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売上5,000億円規模(製造業)の企業の例

IT部門の抱える膨大なシステム群を自社敷地内でデータセンタを運用管理する企業や、外部のデータセンタにハウジングもしくはホスティングする企業。企業によって方針は千差万別だが、共通して問題視するのは運用コストの中で最も大きな電力コストの対策です。
   
 

外部データセンターに
支払う年間コスト(例)

電気代 ¥150,000,000
フロア代 ¥100,000,000
※フロア代=\12,000/u x 700u(都心はもっと高い)
※電気代=\25,000/kVA(空調分を含む)
※ラック数250本、サーバ数550台程度

ITコストはどこへ消えているか

企業のIT投資は戦略的IT投資としてシステムの開発・購入に当てられる部分と、既存のシステムの保守・運用に使われる部分に分かれますが、全体の約1割近くは電力コストとして消費している可能性が高いのが現実です。実際サーバの購入価格は、そのサーバを2年間運用するために使用する電力コストより安いのです。
   
  H17年度経産省情報処理実態調査より売上規模1000億円以上の464社のアンケート結果より推測
  ITコストはどこへ消えているか
「運用・保守委託料」とは、コンピュータ業務の全部又は一部を外部業者にアウトソーシングする費用をいいます。 通信業者等のサーバや回線を利用するホスティングサービス、自社のサーバの運用管理を通信業者等に依頼するハウジングサービス、DBバックアップ保守やハードウェアの修理費等も含みます。
   
  購入価格 < 電力コスト2年分!!

参考)

DL380 G5/2CPUの
最大構成時の出力1KW

希望小売価格 ¥ 525,000

<

某データセンターの電源供給
月額 ¥ 25,000/kVA

2年間で ¥ 600,000

電力コストは誰の管轄?

これまで電力コストは総務部門や不動産管理部門の管轄で支払われていましたが、近年システムの性能の向上とともに消費電力や排熱も増加したため、データセンターの消費電力がクローズアップされてきています。
米国IDCの最新のアンケート結果によると、28%の企業はデータセンタの電力および空調コストをIT部門の管轄と認識しています。

   
  電力コストは誰の管轄?
Source: IDC, 9/2006, Worldwide Server Power and Cooling Expense 2006-2010 Forecast (203598)
   
  その内訳を分析すると、IT機器が直接消費する電力コストより、その排熱を冷やすための空調の電力コストの方が大きいことが分かります。
   
  データセンタの電力コストの内訳

熱によるビジネスリスクの管理はできているか?

「サーバ増設の際ラックの追加をしたため熱溜まりが起こってしまい、温度計で測ってみたら50度だった。慌てて空調設備を追加発注し、設置されるまで急場しのぎに扇風機を使って冷気をサーバの背面に当てていた。」

この様な場当たり的対応は、もはやビジネスの戦略的ITシステムには許されません。 データセンターの空調やラックレイアウトは論理的根拠のあるアプローチによってシステムダウンのリスクを回避する必要があるのです。


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